まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【桜散る】21度晴れ!少々蒸れる・・結社通信句会の意外な結果/新俳句入門

2020-04-09 17:34:38 | 新俳句入門

志村逝くどのみち俺も散るさくら   まほろば  5点 支部長と副支部長は没。

ガールズバー熱帯の死と初桜(追悼 志村けん)  1点  これが自信作でしたのでガッカリ!めげずに微調整して本誌に出しました。推敲後 ガールズバー熱帯に死す初桜

初花の枝のどこかに襤褸あり  〃  2点  予想通り副支部長から『どこかに』の意味不明との指摘。1次推敲→初花の枝の中途に襤褸あり

桜が散り続けています。同時に桜蕊も散り始めました。近所の公園の桜の様子をスーパーの帰りにジックリと眺めて来ました。その前にスーパーですが、全体に品薄の割には人が多く、外出を控えている人が平日でも出て来ていることの証明です。公園のベンチにも明らかに普段は共稼ぎの母親が子供を連れて長々とマックのテイクアウト品を食べていました。実はこの私もそのすぐ側で缶ビールを飲んだり、朝昼兼用の食事の鮭弁を食べたりしていました。夕刻にかけて日差しは次第に減ってゆきましたが、まずは緊急事態2日目の東京下町の暮らしは無事過ぎてゆくのでしょう。気になるのは救急車の通る回数です。心臓病の救急センターが近くにあるにせよ、あまりに多過ぎます。今日一日の感染者数の減少を祈るばかりです。3月末締め切りの結社句会(通信)の結果が届きました。当記事の冒頭に掲げた句が6点入っていました(トップは8点)。前回が最高で2点止まりでしたので上出来でしょう。元々点数を稼ぐために作ったものではなかったので意外でした。他にも志村けんさんのTOPICの句がいくつかあったので、やはりコロナ関連では目立って注目されていたのでしょうか。3句中の他の2句は2点と1点でした。・・・《続く》

 

手首ごと吹き飛ぶ地鳴り寒に入る   まほろば  総合誌4月号 雑詠(佳作)


【新型コロナとの遭遇】もう会えないこと知ってたけど許したのよ(ハイファイセット)・・1970年代の消滅と復活/私とは誰か・プレおたく世代の現在*特別編

2020-04-09 10:13:01 | エッセー・評論

部屋から一歩外に出れば新型コロナウイルスの蔓延する20年遅れの終末の世界が待っている。このまま部屋の中に止まれば、肉体の死に向かってひた走る【高齢単身者】の日常に溺れてしまう。果たして今日これからどうすれば生きていることの快感を取り戻すことが出来るのだろうか?970年代に突然眼の前に拓かれた青春と呼ばれる自由と光明をとりあえず想い出してみる。パソコンを起ち上げるとまずヤフーとグーグルの光景が無限に拡がる。当然ながら、旧世代の私にはそれは虚偽の空間でしかなく・・それでも一応の最新の倦怠感を引き擦りながら、今度はYOU TUBEという映像サイトに移動する。1974年に解散した【赤い鳥】という関西出身で東京で受けに受けたグループとその後継者であった【ハイファイセット】【紙ふうせん】の2グループがヒモ付きで現れる。前者は1970年前後の人間回復ムーブメントの色濃い、敗北の証しとしての【終末文化】のハシリの一つである。その後数年で主体とか思想とか本質といったものが突然消滅し、後者の底無しの日常性に放り込まれた。赤い鳥からハイファイセットの【ポップ】への変容はとてつもない怪物のような《痛み》を伴いながら、すべてのこの時代の人々の無意識の奥深く刻まれた。この70年代の変容の向こう側に何が待っていたのだろうか?・・POP音楽シーンではパンク=ニューウェイブということになるが、実際のところそれは雑多な文化であり、私たち同時代人の純粋型としては到底受け入れられることはなかった。ハイファイセットのあまりにも一般的な情緒をいったんは日常のどこかに引き寄せた心性が、90年代のロストジェネレーション、そして世紀があっけなく明けた0年代の【70年代リバイバル】に再生されていった。・・・《続く》

 

ハイファイブレンド 1977

https://youtu.be/-mQtO8V_p1Q?t=1713

 


【忘れていた朝】いま言葉などいらないさこの朝見つめるとき(赤い鳥)・・黄金の70年代!自然に帰って行くものとしての人間/J-POP論・POP詩の宇宙

2020-04-09 06:45:50 | J-POP論/POP詩の宇宙

夜が明け朝がやって来ました。昨日から7都府県で【緊急事態】となりました。全世界で新型コロナウイルスが蔓延し、わが国とはけた違いの犠牲者が出ています。潜在的な感染者はほぼ全人類・全国民に及ぶものとされ、ここまで来ると既存の病気の概念を超えてしまいます。世紀明けの頃より【アセンション】という言葉が流布されて来ました。私たち一人ひとりの心の持ち様が、この世界を地球を変えるという包括的な人間概念の書き換えのことです。今朝目が覚めるとYOU TUBEにあの伝説的なグループ【赤い鳥】の解散コンサート(1974)の模様がアップされていました。私も1970年代に青春期を送った世代の一員です。代表曲の『翼をください』は0年代のサッカーWCのテーマ曲になったので、世代を超えてよくご存じの方も多いはずです。その中でもいちばん思い出に残ってるのは、確か1972年くらいに生命保険のCM曲として流れていた『忘れていた朝』という曲です。忘れていた朝を 二人ここで見つけたよ・・という実に透明感溢れる曲です。お恥ずかしい話ですが、この歌の通りの生活を目指して上京しました。そこに待っていたのはその通りの《輝き》に満ちた世界でした。・・・《続く》

 

赤い鳥解散コンサート 1974  全メンバーの語り付

https://youtu.be/9dvbfnmY2sA?t=113


【マスク義務】一日当たり感染者記録突破!国はマスク送付急げ・・3密で付けないのは犯罪/ふるさとニッポン*緊急編

2020-04-09 05:40:04 | ふるさとニッポン

東京大阪など大都会にはわざとマスクを忌避する傲慢で無神経な人が多い。地方の方々は当面行かないことを強くお薦めします。

昨日4月8日0時より7都府県で【緊急事態宣言】が出されました。明日金曜に首都圏の知人に会う予定がありましたが、早速取り止めました。また、その知人はマスクを5枚家族から貰ったのにわざと付けずに飲食店に入っているとわかり、義務として厳重注意(善管注意義務)しました。飲食店内では注文品が出て来るまではマスクを付けておくべきで、持っていない場合は止むを得ません。この知人のように自分は面倒臭いし、他人とは違うからと意図的に付けない行為は迷惑防止条例違反に当たり、逮捕拘束されても文句は言えません。110番しても口頭での注意程度に終わるでしょうが。安倍総理や小池都知事が繰り返し言っているように、まず自分が移らない・移さないように営為努力することが最重要でしょう。・・・《続く》