今日、安倍首相が公明党山口代表が政権与党の政治生命を賭けて提案した全国民無条件一律１０万円配布案を受諾し、現在国会で審議中の補正予算案に組み込むことを表明した。これまで審議されて来た収入減少を条件に１世帯３０万円給付するという法案を中止し、今月中にも野党の賛同を得て緊急成立を計るという。・・・《続く》
安倍政権の窮余の一策である【アベノマスク】が、明日４/１７（土曜）から各戸に配達され始める。首相自身の装着写真を見てもサイズが小さい。これでは鼻か口のどちらかがはみ出してしまいかねない。何故こんな間抜けなことをするのだろうか。全費用は４６０億円だという。布製なので何度か洗って使えるのはよいが、サイズの大きい市販のものが引き続き使われ、放置される世帯も出て来るに違いない。先日の外出自粛のビデオといい、どこかピントがずれているような気がする。そんな中、公明党の山口代表が近く予定されている収入減の国民への３０万円や休業協力事業者への５０～１００万円補償など、前者は所得制限の壁があり、後者は面倒な手続きという困難が立ち塞がる。それを一挙に乗り越える奥の手として、公明党の山口代表が全国民無条件１０万円配布という最も現実的な方策を提示した。これは個々の所得証明などの手続きは一切不要で、文字通り全国民に配ることになる。１０万円×１億２５００万人＝１２兆５千億円ということになる。この程度の予算は日本国の特別会計の範囲内に楽に収まる額である。１１年ほど前に消費の低迷打開策として１万２千円貰った記憶がある。最近では、消費税引き上げ時の１万円があった。元々英国などでは失業者や生活困窮者には身分証明書の提示だけで、窓口に並んで一定額を受け取ることが出来る。多少の不正行為があり得ても、九分九厘本当に困っている人に確実に行き渡ることになる。この際、キレイ事や机上の空論はかなぐり捨てて、全国民に希望を与えて欲しい。・・・《続く》