平幹二郎死す秋嶺の見当たらず まほろば
昨日火曜日は30年ぶりの歯科治療のスタート日だった。天気は一日小雨模様で、昼間から肌寒かった。歯科医院は徒歩15分程度の近所のマンションの一角にあるアットホームなものだったが、女医さんも助手の女性も驚くほど親切で、事細かく説明してもくれて安心出来るものであった。ここにも時代の変遷が感じられた。何しろ30年ぶりなので、隅々までガタが来ていて、年内にはとても収まらないようだ。帰りに角川俳句賞発表号の「俳句」11月号を購入した。こちらもほぼ30年ぶりに再入門して、必死の失地回復でもせいぜい小結社の新人賞止まりの身には全く関係の無い世界だが、多少なりとも関わりのある中堅・新鋭俳人2名が予選を通過しており、一応手許に置くことにした。私も年内はいくつかの賞に応募を予定しているが、角川俳句賞などの大げさなものとは少しばかりニュアンスが違っている。季節はいよいよ深秋から晩秋へと移ってゆく。公私ともに激しく動き始める。そんな中で、私にとって俳句(詩)とは誰にも明かせない、明かす方途の無い何ものかである。・・・《続く》
昨日火曜日は30年ぶりの歯科治療のスタート日だった。天気は一日小雨模様で、昼間から肌寒かった。歯科医院は徒歩15分程度の近所のマンションの一角にあるアットホームなものだったが、女医さんも助手の女性も驚くほど親切で、事細かく説明してもくれて安心出来るものであった。ここにも時代の変遷が感じられた。何しろ30年ぶりなので、隅々までガタが来ていて、年内にはとても収まらないようだ。帰りに角川俳句賞発表号の「俳句」11月号を購入した。こちらもほぼ30年ぶりに再入門して、必死の失地回復でもせいぜい小結社の新人賞止まりの身には全く関係の無い世界だが、多少なりとも関わりのある中堅・新鋭俳人2名が予選を通過しており、一応手許に置くことにした。私も年内はいくつかの賞に応募を予定しているが、角川俳句賞などの大げさなものとは少しばかりニュアンスが違っている。季節はいよいよ深秋から晩秋へと移ってゆく。公私ともに激しく動き始める。そんな中で、私にとって俳句(詩)とは誰にも明かせない、明かす方途の無い何ものかである。・・・《続く》