明日急遽句会に出ることになった。夜に入って9時頃には雨がパラついたがすぐに止んだ。九州か四国に上陸したはずの台風はどうなったのだろうか。ブログだから下手でも書き込めるが他人を前に句を披露するなど不可能に近い。ただ半年以上封を切らずに手許にあり続けている主催者の句集の代金がまだ未納であり、それを口実に一応出ることにしている。この主催者(結社支部長)も私とほぼ同年齢であり、あの時代を知っている。ただし決定的に遅れてであるが今にして思えば知っていることに変わりはない。つい先ほどNHKEテレで【新宿サブカルチャー史】が放送された。当時新宿の若者文化は決してサブカルチャーではなかったが・・今さら似たようなことを再現しても仕方がない(出来ない)という意味でサブカルチャーと位置づけられていたのであろう。この句会主催者が句集で表現していることはごくごく地味でささいなことである。喪失感の極小化ということである。60~70年代の激動を身近に見てきた世代として、それ以後の現在に至る時代を小声でささやき合いながら歴史の断片としてひと時共有してみることもアリかもしれない。われわれに続いた新人類各世代の失笑を買いながらあくまでも小声でである。現在のツイッター文化への相乗りも一興かもしれない。 だれかが死んでだれかが生きた夏野かな まほろば
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