野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

鳴りだすハート

2014-10-15 21:01:47 | 日記



人生の早くから、自分はこれが好きだな、やりたいな、とわかる人は幸せだと思う。

大学生の長男は、その時々に出会うものに懸命に打ち込んで、今は弓道と英語に精をだす。

高校二年生の長女は、小学一年の頃からダンス一筋。脇目もふらない。これが一番うらやましい。しかし、将来は何で食べていくのか未だ模索中。

中3の次女は私に一番似ている。コレ!というのは無いのだが、どれもソコソコ。これから何かに出会うのであろう。


さて、末っ子は。

音楽の神様はついているらしい。
とにかく、小さな頃から、音が鳴り出すと場所をわきまえず踊ってしまう。
珍しい習性なのかと思っていたら、ペルーのお友達の誕生パーティーに呼ばれた時に、理解した。
ラテン系の人々に混じって、何時間も踊れる性質というやつで。
誰かに見せるステージの上の踊りではなくて、体の中に始終流れているのだ、リズムが。



そんな末っ子が、小学校生活に慣れてくると何かやりたいと言い出した。


サッカーがやってみたい。という。
学童の時間に仲間とやったサッカーで、パスを繋いでシュート、というリズミカルな要素に魅せられたらしい。

あとはラッパをやってみたいとしばらくうるさかった。

うーん。ラッパかぁ。

そうねぇ。でも、楽器かも。と思った。

近所の大学の市民講座に、子供の為のピアノ、というコースを見つけたので、申し込んでみた。

えー。
ラッパがいい。
と、言いながらも、第一回目のレッスン時に、美人の大学院生のお姉さんに

「ピアノは楽器の王様だよ。一度にいろいろな音が出せるんだよ。」

と優しく言われた途端に、ラッパの事はさておき、の顔になる末っ子。

そうして、始まった我が家の末っ子ピアニスト養成ギプス装着作戦。

と、言うのは嘘で、練習しなさいと言う間が無く、ピアノ弾きまくる末っ子の様子は、次回に続く。