年末の事だ。
久しぶりの友と会うのに、駅の改札で待ち合わせをした。
わたしはすぐに友を見つけて、手を降った。
友は、
あーっ!
っと言って、
近づく私に
わからなかったよー
と、言った。
髪をひっつめて、着るものも構わなくて、ヨロヨロとやっとたどり着いた雑踏だった。
一通り近況を話した。
もう欲しいものはなんにもなくて、食べたいものもなんにもなくて、
でも、なにをどうしたらいいのかわからない。
近頃のわたしは、そんな感じだよ。
と、話したように思う。
友は、芸術家なんだねぇ。
と、言った。
そして、わたしの頬に触れて、
でも、こんなにカサカサのお肌で、心配。
と、言った。
こんなのは、なんかクリームでもつけりゃあ、すぐに治る。
と、わたしは言ったけれども、
心の方の何かを枯渇しちゃってるような状態は、
補給
じゃ、治んないなぁ、と、思った。
とにかく、わたしの中の出たがってるウズウズを出さなきゃ始まらない。
こんな、ラフな漫画の原案だけが溜まっていく。
ちゃんと
人様に見せられるだけの作品にしたい。したい。したい。
久しぶりの友と会うのに、駅の改札で待ち合わせをした。
わたしはすぐに友を見つけて、手を降った。
友は、
あーっ!
っと言って、
近づく私に
わからなかったよー
と、言った。
髪をひっつめて、着るものも構わなくて、ヨロヨロとやっとたどり着いた雑踏だった。
一通り近況を話した。
もう欲しいものはなんにもなくて、食べたいものもなんにもなくて、
でも、なにをどうしたらいいのかわからない。
近頃のわたしは、そんな感じだよ。
と、話したように思う。
友は、芸術家なんだねぇ。
と、言った。
そして、わたしの頬に触れて、
でも、こんなにカサカサのお肌で、心配。
と、言った。
こんなのは、なんかクリームでもつけりゃあ、すぐに治る。
と、わたしは言ったけれども、
心の方の何かを枯渇しちゃってるような状態は、
補給
じゃ、治んないなぁ、と、思った。
とにかく、わたしの中の出たがってるウズウズを出さなきゃ始まらない。
こんな、ラフな漫画の原案だけが溜まっていく。
ちゃんと
人様に見せられるだけの作品にしたい。したい。したい。