先日、友とお花見に行った時に、
友んちの末っ子のもうすぐ二歳になろうかという男の子が
イッチョマエに、草履を履いて、
テクテク歩いて、
ドタッと転んだ。
転んだまま、うわぁ、と、泣くのかな、とわたしが思ったのと同時のタイミングで
うちの末っ子が駆け寄って隣の地面に寝転がった。
それで二歳くんが顔をあげる前に、
顔を覗きこんで、
わあ!
とかなんとか、明るい声を出した。
二歳くんは泣くタイミングを失った。
末っ子はとなりに寝転がったまま、抱き上げたりしないので、
二歳くんは自分で、
よっこらしょ
と、立った。
うちの末っ子は、
やったぁ!
なんて歓声をあげた。
自分で立ち上がった二歳くんもすごいし、
二歳くんは自分で立つって信じた我が末っ子も素敵だと思った。
安易に小さい子を抱き起こしたりしない。
頑張れ!
なんても言わない。
隣に寝転んで、明るいムードを作るだけ。
なんだか、いいなぁ。と思った。
末っ子同志、通いあっちゃった、ふふふ、良いなあ。