野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

手相と、アーユルヴェーダ、とわたし。

2015-12-10 22:14:16 | こころ
大学の頃、手相研究会に属していた。

人の手相は見たけれど、自分のはよくわからない。

とても、変わっているのだ。


手相は統計学。とあの頃、顧問の先生に教えていただいた。

わたしは統計からはずれているのか。

そういえば、アーユルヴェーダの体質判断で、脈をとりながら
お医者様からも、

変わってるなぁ。変わってるなぁ。

と、言われた事がある。

つまり、手相もアーユルヴェーダも当たっているかどうかは別として、同じような見解を示した事は興味深い。


手相はかわりますからね。
わたしが人を見るときには、習った通りに言っていたが、ここにきて本当に自分の手相が変わってきた。

左の手のひらの線が横一本繋がりはじめて、

ますかけ

という相になりつつある。

この、ますかけ、って、確か相当強烈なやつなんだよなぁ。

とはいえ、自分の人生さほど強烈だとは思えない。

まだ半ばの人生であるし。

手相と人生がどう絡み合っているのかは、まだ観察中のわたしである。

想いをはせたら。

2015-12-09 21:21:09 | 日記
そういえば、メキシコにいる娘はどうなんだ?

4ヶ月が丸々過ぎている。
そろそろ生活も慣れてきたらしく、連絡がなくなりつつある。

まぁ、全然かまわなくてよ。


少ない便りながらも、
最近は歌手のコンサートに行ったり、メキシコにある和食惣菜のカフェに行ったりしている様子。

ぐんと行動範囲が広がっているみたい。

嬉しいのはお友達に連れられて、いろいろでかけているらしい事。


日本に興味のある方は積極的に娘と友達になってくれてるみたいだし、

日本をよくしらない人でも謎の東洋小娘は興味を引くらしい。
みんなによくされているみたい。


日本に来ている留学生たちも日本人に優しくされているのかな。

出会ったらよくしてやりたいもんだ。

と、思ってしまうあたり、わたしの中のおっかさん力が最大に発動してしまってるな、こりゃ。

やったね!ギャング君!!

2015-12-08 21:00:37 | 日記
それで、今朝。

いたって普通に、普通すぎるくらい普通に、末っ子は学校に行った。

正直言って、

明日は学校行きたくない。
と、言われたとき、どうしようか。と、思った。

力ずくで行かせるか、

休む場合は
休みますと連絡帳にはなんてかけばいい?
学校でなにかあったらしく休みます。と書くのも変でしょう!?
でも、体調不良じゃないんだから、そうも書けないし。


など、ぐるぐるぐるぐる思ったのを、二秒くらいで蓋をして
あえて、

ずっと学校休んで旅しよう
と、あっけらかんと言ってみたのだ。


子供って、大人が思っている以上にちゃんときちんと真剣に考えている。

だから、いつでも本音を聞きたいと思う。

わたしや大人の意見の刷り込みを自分の意見だと取り違えないように、


あえて、わたしはろくでもない意見しかいわない。

それがわたしの「なんくるないさ~」のつもり。

なにがあっても、大丈夫さぁって、ムードだけを手渡す。


そして、今日
帰ってきた時に、開口一番
解決したよ!

と、末っ子は笑顔でわたしに言った。

昨日はあんなに女子の悪口を言っていたのに、結局男子は女子に謝ったらしい。
男子諸君は悪い子だったと言うことなのか?

真相はよくわからない。


でも、喧嘩の後って必ず前より仲良くなるから、

ほうらね、学校休まないで良かったでしょ?

って、わたしは心の中で思った。言葉にはしなかったけれどね。

ギャング君たちに、エールを送り続けるぞ!


ギャング様のお通りなのだ!

2015-12-07 20:18:25 | 日記
小学三、四年生頃の年頃をギャングエイジと言うそうだ。

たしか、斎藤公子系の保育園で
脳は、三歳から十歳の段階は一緒ときいた気がする。
ギャングエイジは次の段階に進む年頃を言うのかな。

小学四年の末っ子が、珍しく
明日は学校にいきたくない
と、言う。

クラスの女子と対立しているらしい。


わお!
学校行かないなら、ずっといかないで!
ママはあなたと島を旅するのもいいし、山村留学なんかもいいと思ってるの、ママも一緒に!!


いや。明日だけだよ、いかないのは。女子との話し合いがあるからいきたくない。


えーっ!なんだぁ。


そうこうしていると、母親は全く建設的な意見を言わないと諦めたのか、末っ子は友達に電話した。

どうやら
班か何かの構図が女子vs男子になっているらしい。

友達としばらくお互いの気持ちを話し合っている。

友達も、明日は学校にいきたくないのだが、お母さんには言えないらしい。


電話を切ってから、ご飯を食べてトランプでマジックの練習をして

宿題しなきゃ、

と、言うから、

明日学校行かないなら、宿題しなくていいじゃん。

と、言ったら、

いや。
学校行かなくても、宿題はする。
…明日は学校いくかもしれないし。


だって!


そうさ!
ギャングは自分で立たないとカッコ悪いもんね!

サッカー坊主のピアノ。

2015-12-06 22:19:56 | 日記
末っ子がサッカーのチームに入った。

練習が終わって、帰ってくると、疲れている様子。

いいぞ!いいぞ!

わたしと二人だけだとなかなか疲れさせるのが大変なのだ。


足が痛い。
筋肉痛がさすが若いので瞬間的に出ているようだ。

しばらく、こたつで寝転がっていて、
おもむろに立ち上がってピアノに向かった。

それからものすごい勢いでしばらく弾いていた。

彼の弾ける曲を全部ドーッと弾いてから、レパートリーがなくなるとポロポロと作って弾いていた。
ポロポロとならした音に浸りきっている感じ。適当なのに、なかなか素敵な旋律。


慣れないサッカーで使った筋肉と、はじめてのところに行って緊張した神経を調整しているみたいだなと思った。


調整する術を十歳でもう持っているなんていいなぁ、と思った。

夜の境目

2015-12-05 21:30:29 | 日記
休日である。

末っ子がサッカーのチームに入ったので、わたしについてこなくても罪悪感がなくなった。

彼は彼、わたしはわたしで行動。ああ、爽快。


夕方、一人で買い物に出て、空を見上げるとちょうど夕暮れ時。

車を反対方向に走らせて、丘陵の駐車場に停め、高台まで走った。

ギリギリ空が夜になる瞬間である。しばらく眺めた。
子供の頃の自分とちっとも変わらないと気づいて苦笑い。

写真を撮ってみたけどイマイチ。
子供の頃は、移っていく空の色を描いて留めようと必死にスケッチした。

いまは、ただ空の美しさにシャッターを押すだけなんて、怠け者になってしまったかもしれないな。

ブラウンシチュー日和。

2015-12-04 20:50:03 | 食いしん坊
今日は内臓まで冷えた。

1日中風の吹きすさぶなかに立って測量していたので、そんな感じ。
家に帰ってお風呂に入ってもなかなか暖かくならない。

こんな日は温かいスープを夕飯にしたい。

先日のこんこん市でいただいたベジタリアンブラウンシチューがおいしかったなぁ。

味はビーフシチューなのに、蓮根などの根菜がゴロゴロ入っていた。

よし!

豚肉と、玉ねぎ、大根、人参、かぶ、セロリを、
テスト期間中で家にいる長男にドスドス切ってもらい炒めて、小麦粉をまぶして、コップ一杯の水を入れて圧力鍋。

重りが回って一分。

圧が抜けたら、ローリエ、ワイン、トマト缶、ハインツのデミグラスソースをいれて十分くらい煮る。

完成。

ポークブラウンシチュー。

蓮根がホクホクしておいしい。和の根菜もあうように最後にちょっと味噌を隠し味にいれた。


豚肉を入れないで、ハインツのデミグラスソースの代わりに八丁味噌を入れれば、ベジタリアンブラウンシチューになるらしい。

近所のスーパーにアミノ酸の入っていない赤味噌が売ってなくて残念。

和の根菜があまりにおいしい季節なので、次はベジタリアンブラウンシチューに挑戦してみたいなぁ。
美味しいのに、ヘルシーって、とても嬉しいお年頃のわたし。

おいしいものをつくるって人。

2015-12-03 21:43:08 | 日記
長男が家にいる。
これがなかなか珍しい事になってきている。
二十歳にもなると、もうあまり心配もしないけれど、ご飯がいるのかいらないのか。
これがわたしの重大な関心事になる。

まぁ、ないならないなりに、自分でなんとかする息子である。


今朝、珍しく長男が朝ごはんの時間に起きてきて、
おにぎりを握っているわたしの隣で自分用のおにぎりを握り始めた。

茶碗にご飯をよそって、タラコを突っ込み、手水をつけて塩をまぶして、ギュッギュッとやった。

あざやかに丁寧にやったので驚いた。

艶々したおにぎりからおいしいオーラが出ていたので、思わず写真にとった。

昔、仲間とやったバーベキューで、彼の塩をふった肉はおいしいと言われた事があった。

うーん。波動がいいのかもね。

と、そんな事を言う二十歳は案外珍しいと思う。

でも、艶々のおにぎりを握れる能力は珍しくても大切に育んで欲しいなぁ。

なんて、思って、わたしの分も握ってくれてもいいのになあ、と思った。

寝床と自立。

2015-12-02 20:52:11 | 子育ての事
布団が大好きだ。

最近は、現場仕事の為か夜中に腰が痛くなって目が覚める事がある。

それで、敷き布団の下にマットをもう一枚敷いてフカフカにした。

さらにわたしの布団愛は深まった。


そう言えば
三人目を授乳中でくたくただった頃の事。

両サイドには赤ちゃんの三人目の次女と、三歳になるかならないかの長女。

その向こうに五歳の長男が寝ていた。

ある寒い夜中に、子供たちが寒かろう、布団をもう一枚かけてあげたい、と眠りながら気にしつつつつ、体が動かなかった。

すると、長男がムクッと起きて、押し入れから自分で布団をだしてもう一枚自分の布団に重ねた。
そして、何事もなかったかのように潜り込んで、またすやすや眠りだしたのである。

わたしは、ふとその場面に遭遇して
もう、親がいなくても大丈夫なのか。それくらいに成長してるんじゃないか!!5歳で!!
と、思った。


親は自分の力不足で子にしてやれない事を数えてしまうけど、
子のほうは全然期待もしていないというのが真実かもしれない。

うーん。
だから、いまやわたしは自分のフカフカ布団を罪悪感なしに愛そうと思うのであった。


剣スコ記念日。

2015-12-01 20:50:06 | お仕事話
先の尖ったスコップを、剣スコ、とよんでいます。

ガツガツ掘るときは、剣スコを持ちます。

現場の24歳めちゃかわいい女の子が、
さぁ、掘るぞ!と剣スコを持ったわたしに、
いいなぁ、
と、言いました。

彼女は小さな穴を掘っていたので、小さな移植ゴテを使っていたからです。


剣スコに憧れてくれてんだな

と、嬉しくなったわたしは

「剣スコがいいねと君が言ったから、12月1日は剣スコ記念日」

と、言ってしまいました。
あの、超有名な短歌をパクったのです。自信満々に。

しかし、妙な間があきました。

彼女は、キョトーン

あ!サラダ記念日知らない!?


あ、あーっ!
彼女は気を使って、

なんとなくは知ってます。でも、よく知らなくて、あ、あーっ!

と、言ってくれました。

ジェネレーションギャップってあるんだなぁ。

遺跡発掘の肉体労働って、あまりそういうの感じない場だったので、少々ショックな事件でありました。