脳ミソが硬くなっている。
新しい事が全然入ってこない。
マンガ日本の歴史を読んだが、読めない。
なんというか、本当に頭に入らない、という言い方しか思い付かない。
ふと思った。
興味がないんだな。
そんな話をしていたら、職場の人が、日本の歴史という本を貸してくれた。
面白い!
先に読んだマンガ日本の歴史は卑弥呼からだったが、
こちらの本は旧石器時代と人類の出現から。
そうかぁ。
わたし、政治、の始まる歴史は苦手なんだなぁ。
原始的な環境でどうやって人々が暮らしていたか、
それは本当に面白く感じる。
とにかく、自分の面白く感じるここから入ってみよう!
大人になったんだから、勉強は好きな事を狭く、でもいいよね。
小学五年生になった末っ子。
学校の学童は四年生までなので、自由な放課後を過ごしている。
友達と遊んでいることも多いようで、
2ヶ月前に買ったゲーム機を持ち出す事もある。
でも
今どきのゲーム機にはカメラ機能があるようで、素敵な写真もたまっているから、そんな使い方もしているようだ。
家では意外とゲームをやることは少なくて、
今はマジックに凝っている。
毎日毎日、トランプと十円玉のマジックを何回も何回も見せられる。
こないだは、ピアノのレッスンを振替してもらったのを忘れて遊び呆けていた。
腹が痛くなった友の為にトイレを探し、
そのあと、駄菓子屋の裏で自転車でドリフト走行していたら、帰りが遅くなったそうで
それなら仕方ない。
おやつに納豆ご飯を食べている。
宿題にてこずって愚図る。
お手伝いの風呂掃除はあり得ないくらい雑に済ます。
全く正しい小学五年生である。
遊んで遊んで、いいなぁ。
いっぱい根っこを張っているなぁ、と、末っ子な事もあって呑気に眺める母である。
日本語で言うと、使命
ヒンドゥー語では、ダルマ
英語で言うと、Call
人にはそんなものがあるのかないのか。
神様からのCallが微かに聞こえるか、はっきり聞こえるかの違いかもしれない。
四人の子供を見ていると、全然違う。
果たす使命もやり方も、全然違うんだろうなあ。
二十歳の長男は
とにかく勉強好きというか
教えたがりというか
彼に言わせると、わたしはとにかく、勉強しなくてはいけないらしい。
外国の人と話したいなら、ちゃんと文法をやりなさいよと、毎日毎日言われる。
もういい。
わたし無理だから、なんか使える言い回しから覚えるから
などと言って、またこっぴどくしかられる。
わたしがダメだとわかると、末っ子に授業。
仕方ない。
仕方ない。
彼は、そういう星の下に生まれついたんであろう。
大海に出て、その使命が果たせますように。
もう、あたしほんとに暗記はダメだからあ~~!!
もう、10年くらい前。
ある朝、子供たちの通っていた保育園に登園すると、
当時の園長先生が、園庭の入り口に柵を作っていた。
小さな無認可保育園で、園長先生の理想の形が少しずつ具現化していくような過程の時だった。
お昼寝の時に、園児と一緒に寝転んで、ガラス戸から園庭の後ろへ続く竹林への風景を眺めて
人工物がひとつもない!!素敵ねぇ。
と、呟くような園長先生だった。
その園長先生が、
柵を作っていた。
わたしは本当にあっけらかんと
おはようございます。
馬でも飼うんですかあ?
と、聞いた。
園長はしばらく黙って。
りこよ。
と、わたしの子供の名前を言った。
わたしはしばらく意味がわからずに、
なにかウィットの含まれたトンチのきいた切り返しかな。
と、思った。
しばらくして
保育園から抜け出してしまう子がいて、その対策の柵だと知った。
あの時、園長先生がしばらく黙って、平坦な声で答えた意味がわかった。
シュタイナーは
シュタイナー教育を、
自由への教育。
と言う。
自由教育ではないのよね。
元園長と話した事がある。
社会という枠の中で、自由にやる為の柵はあれど。
自由はどこにある?
わたしの頭の中に。
今朝は小学五年生になった末っ子の夏の学童の計画をたてるのに参加してきた。
学童さんの柵の範囲は広い。
自由への翼を鍛える舞台に、時に街を使ってもいい。
そんな事を思って、知り合いのところに行ったら、
外国旅行の本。
そうねぇ。
わたしの舞台は地球
ってのもおもしろいかもなぁ。
と、ニヤリ。
木曜日の昼間から頭痛がしていた。
わたしにとってはかなり珍しい事。
そしたら、夜、熊本で大きな地震が起きた。
わたしの頭痛と地震の関係はわからないけれど、
続く余震で不安な思いをしている方々を思うと、気持ちもすっきりしない。
箱根の噴煙が凄かった時に、実家に帰った。
ずっと不気味な噴煙の音がなっていた。
あのそら恐ろしい感覚。
結局、人間なんて、本当に小さいのだ。
だから、
大切にしなくちゃいけない。
わたしたちの文化的な生活は
とても儚いものの上になりたっている。
ああ
はやく。
皆さんが安心して、眠れますように。
ちょっと疲れちゃって
仕事帰りに、通り脇の農家のイチゴを買った。
家でみんなで食べようと思っていたけれど
あんまり良い香りなので、我慢できずに、車に乗ったとたんにパクリ!
甘い!おいしい!
熟れたイチゴ。
冷蔵庫にはいってないそのままのイチゴっておいしいんだなぁ!
三粒つまみ食い。
ああ、しあわせが湧いてきた。
バイタルフォースが少し、回復。
今日は、仕事場で土器の図面を七枚描いて、
フと見ると、日付が4月13日だったり14日だったり
わたしが書いてる。
あーっ!もう!
どっちなんだよ、わたし!!
今日は14日だと確かめて、全部直した。
それくらい、わたしの認識はだいたいなんである。
ちょっと前に、友と話した。
世の中の仕組みは、多数決なんですよ。
ショコさんと自分みたいな少数派は、なかなか生きにくい世の中ですなぁ。
そうですなぁ。
しかし改めて言ってもらうと気持ちは楽になった。
そうか。そうか。
だから、こんなんわけですなぁ。
はーい。わたし、少数派でぇす。
ひらきなおり。
しかしながら、世の中の人はどれくらい日付けをキチンと認識しているのだろうか。
知りたいものである。
わたしには、二歳違いの弟がいる。
あんまり仲はよくないと思う。
わたしの性格は好戦的なところがあるらしい。先日、人にいただいたホロスコープに書いてあった。
思い当たるフシがある。
子供の頃から、いつも弟にイラついていたのはそんなわたしの性のせいかもしれない。
小さな頃は弟とよくケンカをし
殺してしまう夢をよく見た。
大きくなってからも十年くらい壮大なケンカをしていた。
それが今日
用事でふと、弟がやってきて、
一緒にラーメンを食べカラオケにいった。
すげえ不思議な感じ。
弟とは本当にたまにしか会わない。
前回、五年くらい前に会った時は、その前に会った時から十年くらい経っていた。
なのに、弟のカバンの中に入っていた歯ブラシケースと計算機が
わたしのもっているのと同じ商品の色ちがいで驚いた。
わたしが実家に帰ると、
母に
弟と同じモノを買ってくる。
と、真顔で言われるから変な気分。
今日も話す話題も、
結局通じちゃったり。
あー。そうそう。
弟って、こんなだったわ。
改めて思った面白い日。
今日から実測という
土器を図面にするお仕事が始まった。
遺跡発掘調査の整理のお仕事は、しばらく現場に出て、しばらく土器を洗って、しばらく記号を書いて、しばらくしばらく一つの作業が続く。
実測は、半年くらいぶりで、そうするとなかなか勘を取り戻すのが難しい。
1ミリ違ったら大事件みたいな図を描くのだ。すぐ簡単にかけるわけない。
それでも製図の道具たちを触るとウキウキする。
線をひく、
のが根本的に好きなのだ。
熱中して図を描いて、
それで、ハタと思う。
ええと、現場での測量をわたしはちゃんと思い出せるかな。
でもきっと
測量の機械を触りだしたらまた、ああ、これ面白いって思うからきっと平気なんだろうなぁ。
わたしの元気のバロメーターは、ご飯をつくる気持ち。
ゆったり満たされている時には、夕方からでもスーパーに行って、元気そうな野菜をたくさん使って料理が作れる。
毎日がやらなければならない事だらけで雑になってしまっている時。
料理が作れない。
コロッケを買ってきたり、麺をゆでたり、
感覚的には餌かいな、という感じ。
子供たちには申し訳ないけれど、
いつでもゆったりお母さんしてられる世の中ではないのです。
って、書いていて、ひどいなぁ、って思った。
わたし
誰かが犠牲になって得られる電気ならいらないし
どこかの国が犠牲になる戦争でまわす経済なんていらない。
って、本気で思っているのに
自分の子供に与える食事が餌って感覚になっちゃっうときのわたしは、いろんなモノを踏みにじってるかもしれないなぁ。
反省。
でも
どうしたらいいんだろう。
非力なあたしがお母さんになっちゃってる。
でも幸いな事に、最近はご飯をつくる元気がある。
明日も、炊きたてご飯で朝を始めよう!