撞木館を後にして名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎)へ向かいました。
この建物は、大正11年に名古屋控訴院として建設され、現存する最古の控訴院として、国の重要文化財に指定されています。文化のみち近代建築めぐりコースの中でも、スケールと外観の華麗さで、堂々の第一位にランクされるのは間違いないところです。
外観は赤煉瓦と白の花崗岩をあしらったネオ・バロック様式と呼ばれる古典主義建築で、まじかで見るとまずそのスケールに圧倒されます。中央に大きな車寄せを設け、イオニア式オーダー(列柱)や、突き出したドームが、当時の裁判所の威厳を象徴しているようで、現在も歴史的建造物の持つ独特のオーラと存在感を放っています。内部も素晴らしく、特に中央の大階段室とステンドグラスは必見です。
館内には市政資料や当時の法廷などが常設展示されていて、無料で見学することができます。個人的には、戦前の名古屋の街の様子を伝える写真や、地図、ポスターなど大変興味深く見ることができました。
◆門柱に残る当時の銘
◆名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎)大正11年(1922)/司法省営繕課・金刺森太郎
コンクリート建築に移行する前の、明治の煉瓦建築最後の大作です。
◆ネオ・バロック様式の中央大階段室
◆大階段室正面のステンドグラス
罪の重さを天秤にかける裁判をモチーフにしている。
◆大階段室のドーム天井のステンドグラス
◆復元された陪審法廷のステンドグラス
すぐ近くには、帝冠様式と呼ばれる、ビルの上にお城の天守閣を載せた和洋合体型デザインの愛知県庁(S13)と名古屋市役所(S8)があり、名古屋城とともに、まさに名古屋らしい景観に寄与しています。
文化のみちには、他にもたくさんの近代建築がありますので、又の機会に紹介できればと思います。
※名古屋市市政資料館パンフレット、総覧日本の建築5 を参考にさせていただきました。
この建物は、大正11年に名古屋控訴院として建設され、現存する最古の控訴院として、国の重要文化財に指定されています。文化のみち近代建築めぐりコースの中でも、スケールと外観の華麗さで、堂々の第一位にランクされるのは間違いないところです。
外観は赤煉瓦と白の花崗岩をあしらったネオ・バロック様式と呼ばれる古典主義建築で、まじかで見るとまずそのスケールに圧倒されます。中央に大きな車寄せを設け、イオニア式オーダー(列柱)や、突き出したドームが、当時の裁判所の威厳を象徴しているようで、現在も歴史的建造物の持つ独特のオーラと存在感を放っています。内部も素晴らしく、特に中央の大階段室とステンドグラスは必見です。
館内には市政資料や当時の法廷などが常設展示されていて、無料で見学することができます。個人的には、戦前の名古屋の街の様子を伝える写真や、地図、ポスターなど大変興味深く見ることができました。
◆門柱に残る当時の銘
◆名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎)大正11年(1922)/司法省営繕課・金刺森太郎
コンクリート建築に移行する前の、明治の煉瓦建築最後の大作です。
◆ネオ・バロック様式の中央大階段室
◆大階段室正面のステンドグラス
罪の重さを天秤にかける裁判をモチーフにしている。
◆大階段室のドーム天井のステンドグラス
◆復元された陪審法廷のステンドグラス
すぐ近くには、帝冠様式と呼ばれる、ビルの上にお城の天守閣を載せた和洋合体型デザインの愛知県庁(S13)と名古屋市役所(S8)があり、名古屋城とともに、まさに名古屋らしい景観に寄与しています。
文化のみちには、他にもたくさんの近代建築がありますので、又の機会に紹介できればと思います。
※名古屋市市政資料館パンフレット、総覧日本の建築5 を参考にさせていただきました。