2月に文化のみち探訪の際、手違いで橦木館がアップできず、今回遅ればせながら紹介します。
橦木館は陶磁器輸出で財を成した井元為三郎が、大正15年に建てたお屋敷で、昭和初までに多く見られる和館・洋館併設タイプの邸宅です。日常生活は使い勝手の良い和館で、洋館はもっぱらゲストルームとして使われました。
外観は至ってシンプルですが、屋根のスペイン瓦と、半円形の通気口が洋館らしさを演出しています。
屋内に入ると、ドアにはめ込まれた象嵌細工や、多様なステンドグラスが、当時のままの姿で保存されています。
◆橦木館正面
◆洋館の奥に和館が続きます。和風の庭には前日の雪が残っていて、なかなか風情があります。
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◆屋根の換気口と、階段の上げ下げ窓
◆1階のドアに埋め込まれた鳥や植物模様の象嵌
◆◇保存された当時のステンドグラス◆◇
◆トランプのマークをデザインした欄間のステンドグラス。
ハートが無いのは何か意味があるのでしょうか?