近代建築探訪で町歩きをしていると、木造の古い公民館を良く見かけます。都市部では、ほとんど鉄筋コンクリートに建て替えられましたが、まだまだ地方の町には戦前の小さな木造公民館が残っています。
ほとんどの公民館は、木造下見板貼りの質素なつくりですが、当時としては洋風建築のデザインを取り入れた立派な建物で、地域の人々の生活の拠点として色々なイベントに利用されてきました。しかし現在では老朽化が激しく、取り壊されるか、建て替えられるのも時間の問題です。
昭和の人々の暮らしを支え、町の歴史とともに生きてきた木造公民館が消えていくのは寂しい限りですが、時代の流れとともに変わっていくのは世の定め。誰にも惜しまれずその役目を終え、ある日ひっそりと姿を消すであろう町の公民館の最後の姿を、これからも記録できればと思います。
◆岐阜県美濃加茂市(取り壊し)
◆岐阜県加茂郡八百津町
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◆岐阜県加茂郡八百津町(取り壊し)
◆愛知県丹羽郡扶桑町
◆岐阜県恵那市明智町
◆岐阜県加茂郡富加町(取り壊し)
◆愛知県岡崎市
◆岐阜県加茂郡七宗町(取り壊し)
◆愛知県一宮市
◆愛知県江南市
◆愛知県犬山市
◆愛知県犬山市
◆愛知県犬山市(取り壊し)
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