大津通建築散歩~その5
隣接する愛知県庁と並び東海地方を代表する帝冠様式の建築で、外観は競技設計として公募されました。
愛知県庁の天守閣に対し、中央にそびえる塔屋がひときわ目を引きます。
塔の屋根は二重になっていて、上の屋根には名古屋城とおそろいの四方にらみの鯱(シャチ)が鎮座しています。
◆名古屋市役所庁舎/名古屋市中区三の丸3丁目3-1
竣工:昭和8年(1933)
設計:平林金吾(外観)・佐野利器(構造)
施工:大倉土木
構造:RC造地上5階、地下1階
撮影:2010/5/5
※国登録有形文化財
70年前の街角の風景が、現在も変わらず残っています
中央にそそり立つ和風屋根の塔はかなりのインパクトです
玄関正面
シャチをいただく二重屋根の塔