豊橋建築散歩~その13
豊橋鉄道渥美線の柳生橋駅には開業当時の大正時代の木造駅舎が残っています。現在は田原街道に面した線路際に改札口がありますが、当初は駅舎の裏側にある玄関が出入り口として使われていたようです。
駅舎の屋根はマンサード風、外壁はモルタル塗りですが、裏手の玄関廻りは腰壁風にスクラッチタイルが貼られています。
◆柳生橋駅~豊橋鉄道 渥美線/愛知県豊橋市南松山町
竣工:大正14年(1925)
構造:木造平屋建
撮影:2011/10/09
道路に面した現在の改札口~駅舎の後ろに豊橋鉄道の本社があります
木製の窓枠とカウンターが懐かしい出札口
裏に回ると大正時代の駅舎らしいレトロな雰囲気が漂います
駅舎裏手の立派な玄関~かつてはこちらが正面だったようです(ちなみに理容所は営業していません)