岐阜県笠松町はかつて笠松陣屋が置かれ、徳川幕府の直轄地として、美濃国の中心地として栄えました。
港町にあった笠松湊は、木曽川水運の拠点として古くから発展し、湊周辺には問屋や倉庫、船宿、民家などが建ち並び、船着場から問屋までの道は石畳が敷き詰められました。現在は笠松みなと公園として整備され、笠松渡船場跡石畳として岐阜県の重要文化財に指定されています。
■笠松港公園に設置された川灯台
■大八車の車輪がくい込まないように渡船場まで敷き詰められた石畳
現在残っているのは明治11年の明治天皇御巡幸の際に改修されたもの
■渡船場跡に設置された説明看板
撮影:2012/05/05