遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年は政権も変わり、庶民にとっては少しでも暮らしやすい世の中になるといいなと思っています。
さて正月は文字通りの寝正月で、出かけたのは唯一近所の氏神様だけというていたらくでした。
仕事が4日始まりなので、身体が少し平常時に戻ったところで、初詣も兼ねて地元の犬山を歩きました。
今年は近代建築探訪とは別に、特に目的のない町歩きも楽しもうということで、とりあえず古い町並みが残っていそうな愛知、岐阜の旧街道を中心に気ままに町を散策したいと思っています。
新年初の町歩きは、岩倉街道(清須市の枇杷島橋西、美濃路・岩倉街道追分~犬山城)の一部、名鉄犬山口駅の北にある稲置街道・岩倉街道追分~犬山城へ向かって歩きました。
■犬山口駅のすぐ北側に唯一残る戦前物件らしき看板建築。デザインからすると遊興関係の店でしょうか。
■稲置街道と岩倉街道(向かって左側の一方通行の道)の分岐(追分)に建つ古い仕出し・料理屋さん。市松模様のタイルが良い感じです。
■こちらは古い町屋のたばこ屋さん。昔の町屋は二階建でも背が低いのが特徴。
■出来町交差点角にある看板建築風商店
■出来町交差点から北側の岩倉街道。昭和30年代頃までは犬山の中心街でしたが現在はごらんのとおり、行きかう人もありません。
■旅館丸久~玄関脇のひし形の小窓がなんともモダンです。
■犬山名物「げんこつ」の老舗、巌骨庵
■本町交差点の南側にある戦後のビル型商店街ですが、ほとんどの店舗が閉店しシャッター通りと化しています。
■営業している数少ない店舗の一つの古本屋さん。昔ながらの古本屋さんで、昭和の文庫本が50~100円で売っています。
1970年代の創元推理文庫の品ぞろえが良く、懐かしさのあまりエラリー・クイーンとヴァン・ダインの探偵小説を衝動買いしてしまいました。
■本町交差点から犬山城へ向かう本町通りに入ると、今まで閑散としていた通りが急ににぎやかになります。
近年本町通りが整備されて、新しい飲食店や土産物店が増え、観光スポットととして大勢の人で賑わうようになりました。
岩倉街道を歩く~その2に続く・・・