僕が大学時代に初めて買ったジャズのレコードです。
ピアノ好きのS君の部屋でよく聴かせてもらったビル・エヴァンスと、ギタリストのジム・ホールのデュオ作品。
ビル・エヴァンスと言えばピアノトリオが有名ですが、ジム・ホールのギターとの相性は抜群、特にリリシズム溢れる「ドリーム・ジプシー」が素晴らしい。
同世代の二人はこのアルバムの録音当時30歳前半で、脂の乗ったジャズのマイスター同士の丁々発止のインタープレイ(即興演奏)が堪能できます。
演奏はもちろん、モノクロのジャケットのセンスの良さもふくめ、僕にジャズの奥深さを教えてくれた思い出の一枚。
■アンダーカレント(Undercurrent)/1962年
アートとしも一級品のアルバムジャケットは、CDよりもLPレコードの大きさがぴったり
~今日の散歩道~新緑の犬山城と木曽川