徳川園西側の黒門を入るとすぐ正面に徳川美術館の玄関が見えます。白壁の近代和風の建物ですが、これは昭和62年(1987)に増築された部分で、南側には昭和10年(1935)開館当時の本館建物が現存しています。
本館の建物は現在も企画展示室(第7・8・9展示室)と南収蔵庫として使われており、外観は当時流行した帝冠様式のデザインです。徳川園の南側の道路から、その特徴的なデザインの旧玄関部分を見ることができます。
■現在の玄関がある徳川美術館新館~本館は向かって右手奥にあります
■徳川園の南側にある本館の門
■本館玄関
◆徳川美術館本館/名古屋市東区徳川町1017
竣工:昭和10年(1935)
設計: 吉本与志雄/案:佐野時平
施工:竹中工務店
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造地上1階地下1階建
撮影2016/05/01
※国登録有形文化財
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