素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

懐かしい風景

2025年01月23日 | 日記
 放課後、小2の孫と寝屋川市民会館3階にある寝屋川市立東図書館に行った。その帰りに隣接する駄菓子屋「ちっちりや」に寄りたいと言った。10円~30円単位で駄菓子を買うことができるので財布に100円玉が入っていればそこそこのおやつが手に入る。今日は500円玉が1枚入っていた。

 買いすぎないようにいつもは店に一緒に入り金額を計算しながらチェックしているが、今日は満員状態だった。私などが入る余地なしである。何度か来ているが入りきれないぐらいの状態は初めてである。

 孫が買い物をしている間外で出入りする小学生の様子を見ていたが、私が小学生の頃に友人とよく通っていた駄菓子屋「東京堂」の風景と同じだと思った。60年以上の隔たりがあるから服装や持ち物は異なるが、自分のささやかな自由にできるお金でやりくりするワクワク感のようなものは同じだ。
 「ちっちりや」以外におやつを買うために行くダイソーやスーパーではセルフレジが多く、機械相手に支払いを済ませることが普通になりつつある。「ちっちりや」のようにおばさんとやりとりしながら支払いを済ます経験は、孫世代には貴重なのかもしれない。
コメント
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