shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

晩秋の宝篋山ハイキング

2019-11-16 19:00:38 | 山行・旅行
久しぶりに山を歩いてきました。
出かけたのは、家から1時間半ほどで行ける、茨城県つくば市にある宝篋山(ほうきょうさん、461m)。
宝篋山ハイキングは、今年3回目でした。

山中にはカエデやナナカマドのように赤く色づく木々は少なく、コナラやクリ、ヤマザクラも大半の葉を落としていました。
一方、麓ではススキ(芒、薄、イネ科ススキ属の多年草)が風になびいて白く輝き、セイタカアワダチソウ(背高泡立草、キク科アキノキリンソウ属の多年草)も彩りを添えて、まさに晩秋の風景でした。

(アンテナ塔が立っているのが宝篋山です。)






(遠くに見えるのは筑波山です。)

山中ではお花はまったく見かけず、一方、実のなる樹はたくさん見かけました。
コナラが次々とどんぐりを落とすのを、初めて目の前で見ました。この時季、よく晴れた日に実を落とすのでしょうか?

アオキ(青木、ガリア科またはアオキ科アオキ属の常緑低木)の実はまだ青く、今年は冬の到来が遅れているのかもしれません。




ムラサキシキブ(紫式部、シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木)はしっかり色付いていました。




山中ではお花は見ませんでしたが、山の麓ではたくさんのお花を観ました。
いちばん多く見たのは、ノコンギク(野紺菊、キク科シオン属の多年草)です。白花が多かったですが、薄紫色のお花も観ました。








アザミの仲間もたくさん観ました。ノハラアザミ(野原薊、キク科アザミ属の多年草)のようですが、自信がありません。




こちらは、ミゾソバ(溝蕎麦、タデ科タデ属 (Polygonum) またはイヌタデ属の一年草)。
小さなお花がたくさん集まっていますが、開くのはこれからのようです。陽当たりのよい斜面にたくさん咲いていました。


これはイヌタデ(犬蓼、タデ科イヌタデ属の一年草)。同じく日当たりのよいところでたくさん観ました。


こちらは、ツリガネニンジン(釣鐘人参、キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草)のようです。数は少ないながら複数観ました。




季節が違うようですが、スミレ(菫、スミレ科スミレ属の多年草)は返り咲き(迷い咲き)のようです。


こちらはノゲシ(野芥子、キク科ノゲシ属の一年草または二年草)のようですが、春に観るノゲシよりお花が大きいように見えました。
やはり返り咲き(迷い咲き)でしょうか。


返り咲きと言えば、シバザクラ(芝桜、ハナシノブ科フロックス属の多年草)も咲いていました。


こちらは、我が家の近所ではもう咲き終わった、キバナコスモス(黄花コスモス、キク科コスモス属の多年草または一年草)。


最後に、人家の垣根で花径が3~4cmほどの可愛いサザンカを観て、晩秋のハイキングを終えました。


コメント (10)
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