
ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)は、赤橙色の尾と翼の白い紋が目立つ冬鳥です。
全長約14.5cm、雄は頭上が白く目の周りが黒いのが特徴で、雌は全体が淡褐色で雄とは簡単に見分けられます。
胸から腹、尾にかけては雄・雌とも赤橙色をしており、翼は黒褐色だが中ほどに白くて細長い斑点があり、ここで近縁種と区別することができます。

平地から低山の明るく開けた林の中に生息し、人里や都市部の公園などでもよく見られます。
人間に対する警戒心はわりと薄く、3~4 mくらいの所に降り立つこともあります。

水鳥の写真を撮り終えた後、電線に止まっているジョウビタキを見つけました。
すると、ジョウビタキは住宅のフェンスに飛び移り、恐るおそる近寄っても逃げるそぶりを見せません。

一度、フェンスから草地に入り、何やらくわえてまたフェンスに戻りました。くわえていたのは緑色をした昆虫の幼虫のようでした。
(この写真だけピントが甘いのが残念・・)

出来れば雌も撮りたいですが、まだお目にかかっておりません。

後ろ姿もかっこいいですね。

撮影 2020/11/09 千葉県白井市