(その1からの続きです)
その2を始める前に、今回の尾瀬行の旅程をおさらいしたいと思います。
1日目(10日) 鳩待峠→横田代→アヤメ平→富士見田代→富士見峠→八木沢橋→見晴(テント設営)→温泉小屋、元湯山荘→平滑ノ滝→三条ノ滝→平滑ノ滝→温泉小屋、元湯山荘→見晴(テント泊)
2日目(11日) 見晴→燧ヶ岳→見晴(テント泊)
3日目(12日) 見晴→龍宮小屋→牛首分岐→山ノ鼻(研究見本園)→鳩待峠
その2では、上記の下線部分、すなわち1日目の午後に、見晴から三条ノ滝を往復したことを記します。
地図は国土地理院の地形図が分かりやすいと思い、用意しました。私が山行で持参した地図も同様のものです。
地図の左下からくねくねと這い上がるように流れているのが只見川です。そして只見川の上に県境線があります。西(左)が新潟県、東(右)が福島県です。
見晴のキャンプ場は、地図の下側に見える見晴十字路(1415m)から東に150mほど入ったところにあります。
そして、目指す三条ノ滝は地図の上部に見えます。
さて、その1で書いたように11時ごろに見晴に到着し、すぐにテントを張り、軽く昼食を摂りました。
そして、三条ノ滝に向けて見晴を出発したのが11時55分でした。
ザックには地図、コンパス、雨具、救急セット、食料などを入れ、飲料水は午前中に0.7L飲んだので、それと同量を持って出かけました。
見晴十字路を北北東に進路を取り、ひたすら木道をまっすぐ歩きます。
しばらくしたら、木道上に1羽の小鳥を見かけました。小鳥はすぐに茂みに入りましたが、近くだったので写真に撮れました。
3週間前に、やはり尾瀬ヶ原で写真を撮ったのと同じ、ホオアカのようでした。
道は真っすぐ続きます。
そして、木道の脇には様々なお花が観られました。
大きなスミレ(オオバタチツボスミレ?)です。
タテヤマリンドウの群生です。この道の周りにはタテヤマリンドウがとても多かったです。
ワタスゲもたくさん咲いていました。
ミズバショウ。
これは珍しいヒメシャクナゲ。木道からやっと顔を出す程度までしか成長しない、常緑矮性低木です。
東電小屋へ向かう道との分岐を過ぎます。3週間前にはこのベンチで尾瀬への名残を惜しみました。
タテヤマリンドウの群生が、次から次へと現れます。
基本標準が尾瀬沼のリョウキンカは、花期がそろそろ終わりです。
この辺りで観られるニリンソウは、いずれも花径が小さめです。
ハクロバイも珍しいかもしれません。バラ科のキンロバイの白花です。
温泉小屋、元湯山荘が見えてきました。立ち寄らずに通り過ぎます。
そろそろ花が開きそうな、コバイケイソウのつぼみです。
おいしそうに見えますが、有毒です。
歩き始めて30分で御池(みいけ)へ向かう道と岐れて、三条ノ滝へ向かいます。
ここからは登山道です。
森に入り、所々でミツバツツジがきれいでした。
歩き始めて40分で、平滑ノ滝に着きました。3週間前より、かなり水量は少ないです。
そして、これから先は初めて歩く道です。手に持って歩いていた一眼レフを、ザックに仕舞いました。
しばらくして小さな沢を渡ります。この先でもいくつかの沢を渡りました。
歩き始めて1時間を過ぎ、再び御池へ通じる道との分岐です。三条ノ滝まで0.2kmとありました。
そして、三条ノ滝の展望台に、歩き始めて1時間15分、午後1時10分に着きました。
誰もいません。ザックから一眼レフを取り出して撮影開始です。
滝の途中で岩に当たって跳ね上がる水しぶきが凄いです。
20分ほど三条ノ滝を独占し、ゆっくり写真や動画を撮りました。
さて、三条ノ滝には20分余りいて、2人が見えたのでそれを機に退散しました。
0.7L持ってきた水が残りわずかとなり、帰り路にそれも飲んだので、水筒は空になりました。
来るときにチェックしていた沢(先の写真とは別)の水で、のどを潤しました。
森を抜け原に出ると、さらに太陽がギンギンに照り付けます。
見晴まで30分ほどと知りながら、無理はいけないと思い温泉小屋に立ち寄りました。
ここで、ポッカキレートレモンを購入し、生き返りました。今回の尾瀬での初の買い物でした。
見晴には3時過ぎに到着。水分をさらに補給したのでした。
(その3に続きます。)
その2を始める前に、今回の尾瀬行の旅程をおさらいしたいと思います。
1日目(10日) 鳩待峠→横田代→アヤメ平→富士見田代→富士見峠→八木沢橋→見晴(テント設営)→温泉小屋、元湯山荘→平滑ノ滝→三条ノ滝→平滑ノ滝→温泉小屋、元湯山荘→見晴(テント泊)
2日目(11日) 見晴→燧ヶ岳→見晴(テント泊)
3日目(12日) 見晴→龍宮小屋→牛首分岐→山ノ鼻(研究見本園)→鳩待峠
その2では、上記の下線部分、すなわち1日目の午後に、見晴から三条ノ滝を往復したことを記します。
地図は国土地理院の地形図が分かりやすいと思い、用意しました。私が山行で持参した地図も同様のものです。
地図の左下からくねくねと這い上がるように流れているのが只見川です。そして只見川の上に県境線があります。西(左)が新潟県、東(右)が福島県です。
見晴のキャンプ場は、地図の下側に見える見晴十字路(1415m)から東に150mほど入ったところにあります。
そして、目指す三条ノ滝は地図の上部に見えます。
さて、その1で書いたように11時ごろに見晴に到着し、すぐにテントを張り、軽く昼食を摂りました。
そして、三条ノ滝に向けて見晴を出発したのが11時55分でした。
ザックには地図、コンパス、雨具、救急セット、食料などを入れ、飲料水は午前中に0.7L飲んだので、それと同量を持って出かけました。
見晴十字路を北北東に進路を取り、ひたすら木道をまっすぐ歩きます。
しばらくしたら、木道上に1羽の小鳥を見かけました。小鳥はすぐに茂みに入りましたが、近くだったので写真に撮れました。
3週間前に、やはり尾瀬ヶ原で写真を撮ったのと同じ、ホオアカのようでした。
道は真っすぐ続きます。
そして、木道の脇には様々なお花が観られました。
大きなスミレ(オオバタチツボスミレ?)です。
タテヤマリンドウの群生です。この道の周りにはタテヤマリンドウがとても多かったです。
ワタスゲもたくさん咲いていました。
ミズバショウ。
これは珍しいヒメシャクナゲ。木道からやっと顔を出す程度までしか成長しない、常緑矮性低木です。
東電小屋へ向かう道との分岐を過ぎます。3週間前にはこのベンチで尾瀬への名残を惜しみました。
タテヤマリンドウの群生が、次から次へと現れます。
基本標準が尾瀬沼のリョウキンカは、花期がそろそろ終わりです。
この辺りで観られるニリンソウは、いずれも花径が小さめです。
ハクロバイも珍しいかもしれません。バラ科のキンロバイの白花です。
温泉小屋、元湯山荘が見えてきました。立ち寄らずに通り過ぎます。
そろそろ花が開きそうな、コバイケイソウのつぼみです。
おいしそうに見えますが、有毒です。
歩き始めて30分で御池(みいけ)へ向かう道と岐れて、三条ノ滝へ向かいます。
ここからは登山道です。
森に入り、所々でミツバツツジがきれいでした。
歩き始めて40分で、平滑ノ滝に着きました。3週間前より、かなり水量は少ないです。
そして、これから先は初めて歩く道です。手に持って歩いていた一眼レフを、ザックに仕舞いました。
しばらくして小さな沢を渡ります。この先でもいくつかの沢を渡りました。
歩き始めて1時間を過ぎ、再び御池へ通じる道との分岐です。三条ノ滝まで0.2kmとありました。
そして、三条ノ滝の展望台に、歩き始めて1時間15分、午後1時10分に着きました。
誰もいません。ザックから一眼レフを取り出して撮影開始です。
滝の途中で岩に当たって跳ね上がる水しぶきが凄いです。
20分ほど三条ノ滝を独占し、ゆっくり写真や動画を撮りました。
さて、三条ノ滝には20分余りいて、2人が見えたのでそれを機に退散しました。
0.7L持ってきた水が残りわずかとなり、帰り路にそれも飲んだので、水筒は空になりました。
来るときにチェックしていた沢(先の写真とは別)の水で、のどを潤しました。
森を抜け原に出ると、さらに太陽がギンギンに照り付けます。
見晴まで30分ほどと知りながら、無理はいけないと思い温泉小屋に立ち寄りました。
ここで、ポッカキレートレモンを購入し、生き返りました。今回の尾瀬での初の買い物でした。
見晴には3時過ぎに到着。水分をさらに補給したのでした。
(その3に続きます。)
おはようございます。
前回の尾瀬域では確か三条ノ滝は平滑ノ滝から道が荒れていたため断念して、引き返されたのでしたよね。
この滝へのチャレンジも今回の尾瀬行きの目的だったのでしょうか?
写真から夏場の尾瀬とは一味も二味も違う尾瀬です。
何より人が少ないのがいいですね!
天気がいいのが最高!
たくさんいるんでしょうね
ヒメシャクナゲ、タテヤマリンドウ、コバイケイソウ
見たことない花ばかり、
まさに初夏から梅雨へ変わる時期の尾瀬を感じます^^
そして、平滑ノ滝、三条の滝を、独り占めですか
シャッター速度を伸ばしての滝の写真、
撮りたいですが、こういう景色のところに
行く機会が無く、小さな滝で、たまに撮影を楽しんでいます。
雄大で、水流の豊富な尾瀬ならではの2つの滝、
絵になる景色を写真と動画で、
楽しませていただきました^^
仰るとおり、3週間前の尾瀬行では三条ノ滝を断念しました。
理由は、確かな情報がないことと、平滑ノ滝までにかなり雪が残っていて、さらに先へ行くのは危険だと判断したためでした。
今回は雪もなく、まったく不安のない道でした。
ちょうどお昼時だったためか、人が少なく、20分も滝を独占できました。
写真をたくさん撮りました。滝の全景写真でブログに上げたのは、コンデジで撮ったものです。
一眼レフで撮ったものはシャッタースピードが速くて、滝の水量が乏しく見えるので止めました。
天気が良いのはありがたかったですが、寝不足と暑さで熱中症気味でした。
キレートレモン、久しぶりに飲みましたが、美味しかったです。
そうですね。この3日間でいろいろな野鳥を見ました。
ホオアカは前回も観た鳥で、静かな時間帯に尾瀬ヶ原を歩くと、出会うチャンスが多いように思います。
その他、久しぶりにウグイスの姿を見ましたし、燧ヶ岳の下りではオオルリらしき鳥も観ました。
燧ヶ岳では新緑の季節なので、まだ野鳥を見かけるチャンスが多いです。実際たくさんの鳥を観ました。
名前が分からないのが残念です。
お花はこのシリーズの最後にまとめてご覧いただこうと思います。
まだ名前の分からない花もあります。
この日は3万4千歩余りを歩きました。すべてが山道ではないですが、けっこう歩いたと思います。
地図で確認したら、総歩行距離は18.4kmになっていました。
今日は大きな地図を載せて下さって有難うございます。
見晴から三条の滝を往復されたのですね。
ずっと続いている木道はいつごろ出来たものですか?
湿原に設置するのは大変だったと思います。
私は名前も知らないお花が色々あって、素敵です。
平滑の滝は名前のとおり高低差があまり無いようですね。
前回諦められた三条の滝は迫力満点です。
動画で見ると水音が凄いですね。
帰りは暑かったようで、温泉小屋で飲み物を買われて良かったです。
随分歩かれて、お疲れ様でした。
2日目の登山の投稿を楽しみにしています。
尾瀬に木道が敷かれた時期について、お尋ねがありました。
そこで、調べてみました。
尾瀬保護財団のHPの中に、尾瀬の歴史について書かれています。
そこに次のような記述がありました。
「1952年(昭和27年)前橋営林局山口営林署により福島県側に木道の敷設が開始される。」
したがって、尾瀬に木道が設置されたのは、今から69年前ということになります。
三条ノ滝は雪解けが進む時期は水量が豊富で、もっと迫力があったと思います。
落差は100mあります。展望台から距離があり、滝のしぶきを浴びれなかったのが残念でした。
今日BSプレミア厶百名山は燧ヶ岳ですね。
今 新聞を見ていました。
録画の予約をしました。仕事から帰って観たいと思います。
再放送ですが、明日は田中陽希のグレートトラバース2の下北半島ロードが、やはりBSPで放送されます。
私は学生時代に自転車で北上し、尻屋崎まで行きました。
懐かしいところです。
天候に恵まれ何よりでした、青空に映える至仏山と燧ケ岳良いですね、広大な湿原の花々に魅了されました。
鳩待峠の標高は私がうろついている北東北の山の山頂ですね、そこでまず驚き、そこに広がる湿原の広いことやはり尾瀬なんですね。
コバイケイソウの若葉はこちらでも見かけておりますが、今年は当り年なのか外れ年なのかこの先が楽しみです。
ここまでに拝見した花ではヒメシャクナゲが印象的です、まだ観たことがありませんし最近登った早池峰山では盗掘されたと監視員さんが嘆いたいたからです。
木道の脇で撮影されたようですが、尾瀬には不届き者が出没しないよう願いたいです。
ニリンソウは低山に生育しているイメージが強く、尾瀬で観られることは意外でした。
キンロバイは早池峰に咲きますがハクロバイはその存在すら知らず初めて見ました、白いので良く目立つと思います今度探してみます。
そして、温泉小屋でノンアル飲料を購入されたとのこと、大自然の中にコンビニがあるような不自然な便利さが良いですね。アルコールは控えられたのでしょうか。滝の音凄かったです、続きが楽しみです。
2017年の7月に私が尾瀬に行った時のブログを見てみました。7月中旬でもタテヤマリンドウが咲いていました。この花は花期が長いかもしれませんね。
2017年に三条の滝に行った時は行きはshuさんと同じコース、帰りは段吉新道を通って帰りました。
お時間がある時、私のfc2のブログ、2017年7月16日の回をご覧ください。三条の滝に行った時の分です。