shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

6月快晴の尾瀬は山上の楽園だった(その1)

2021-06-13 12:46:10 | 山行・旅行


6月10~12日、尾瀬を歩いてきました。
今回歩いたコースは以下の通りで、荷物が多いことから歩行時間を短く設定しました。
1日目(10日) 鳩待峠→横田代→アヤメ平→富士見田代→富士見峠→八木沢橋→見晴(テント設営)→温泉小屋、元湯山荘→平滑ノ滝→三条ノ滝→平滑ノ滝→温泉小屋、元湯山荘→見晴(テント泊)
2日目(11日) 見晴→燧ヶ岳→見晴(テント泊)
3日目(12日) 見晴→龍宮小屋→牛首分岐→山ノ鼻(研究見本園)→鳩待峠




今日から4回に分け、山行の様子をご覧いただきたいと思います。
その1では、鳩待峠から見晴(キャンプ場)までです。
お花の写真は随時挟みますが、あらためてその4で、まとめて詳しくご覧いただこうと思います。。

6月10日、5時45分、鳩待峠を出発です。


アヤメ平・富士見峠方向へ向かいます。


ここが登山口です。


歩き出すとすぐに、ウグイス、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホトトギスなどの鳴き声が聞こえてきました。
小鳥が飛び交う姿もちらほら。


登山道には木道が敷かれていて、歩きやすいです。
すぐ脇でウグイスが鳴いていて、ササが揺れたのを頼りに見ると、5mほどの近さにいました。残念ながらカメラを構えると飛び去りました。
シジュウカラは地面に下りたところを撮りましたが、後ろ姿でした。


さて、しばらく進むと左手に至仏山が大きく見えました。快晴です。


歩き始めて20分ほどで森を抜けて湿原に出ました。地図を見ると中ノ原のようです。


まだ出だしのショウジョウバカマが、ぽつんぽつんと咲いていました。ワタスゲも、まだ咲き始めたばかりです。




木道をさらに歩くと視界が大きく広がり、振り返ると至仏山が全容を見せてくれます。
横田代と呼ばれる辺りだと思います。


至仏山の左に見えるのは、笠ヶ岳です。至仏山同様、今月までは登山禁止のようです。


そして、昨年苦労して登った平ヶ岳も見えてきました。


さらに進むと、いよいよ尾瀬の盟主、燧ヶ岳の登場しました。


木道脇に、ミズバショウの姿があちらこちらに見えました。この辺りは雪解けが遅いのでしょう。


途中、ベンチがあったので、朝食を摂りました。今回は軽量化のため、移動中の食事はすべてパン食としました。
それでもザックの重量は17kgを越えていました。
食事を摂ったベンチの近くでは、タテヤマリンドウがかわいい姿を見せてくれました。タテヤマリンドウは、この先でもたくさん観ました。


こちらはコバイケイソウの若葉。有毒で食べると嘔吐や痙攣を起こします。


道は緩やかに登り、鳩待峠を出て2時間で中原山を通過しました。


そして、そこから5分で、お待ちかねのアヤメ平に着きました。
目の前に燧ヶ岳が見えます。


そして、平ヶ岳。


燧ヶ岳。


1羽のトビが西から東へ飛んでいきました。




平ヶ岳。


振り返ると至仏山。


平ヶ岳。


至仏山。


平ヶ岳。いつまでもここにいたい気持ちでした。


アヤメ平から下って富士見田代に到着。
ここで道は竜宮十字路へ向かう道(長沢新道)と、富士見峠を経由して見晴へ行く道(八木沢新道)に分かれます。
富士見峠へ向かいます。


富士見峠は尾瀬への入山口の一つです。車で富士見下まで入ることができ、そこから7km歩けばここに着きます。


そして富士見峠から見晴まで、アップダウンのある道をてくてく歩きました。
途中、ミツバツツジやムシカリが慰めになりました。


八木沢の流れと、その脇を通る登山道です。


見晴のキャンプ場には11時ごろに到着しました。この日も1番の到着で、3週間前と同じ番号札を受け取りました。
その2に続きます。)

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素晴らしい! (モウズイカ)
2021-06-13 12:57:12
羨ましいです。
行きたいけれども遠すぎる。
しかたないので、近所にあるミニ尾瀬や
尾瀬モドキで我慢です。
返信する
モウズイカさん こんにちは (shu)
2021-06-13 13:16:22
早速コメントをいただき、ありがとうございます。
私も鳥海山や秋田駒に出かけたいです。時期は梅雨入り前の今頃が一番いいでしょうね。
花の数では、尾瀬より鳥海山や秋田駒の方がずっと多いと思いますよ。

これからの時季は日本アルプスに行きたいですが、テント泊で体力が持つかどうかが心配なところです。
無難なところで、ベースキャンプから空荷で登れる山を選んで行こうと思っております。
返信する
こんにちは^^ (attsu1)
2021-06-13 14:37:35
今年2回目の尾瀬散策、お疲れ様でした。

まずは、尾瀬周辺の有名な山々が散策を
楽しませてくれていますね。
タテヤマリンドウもこんにちはって挨拶してくれてるかのよう~
アヤメ平からの燧ヶ岳、雄大さを間近に感じます。
そしてどの山にもまだ、残雪があり、寒さがまだまだあるのが伝わってきます。
Google Mapで、
地名を確認しながら読んだのですが、
こういう風に歩いているんだと
知るのも勉強になり楽しませていただきました。
次回を楽しみにしています^^
返信する
shuさん、こんにちは (さざんか)
2021-06-13 15:45:55
雲一つ無い晴天に恵まれて良かったですね。
どの山も綺麗で、水も真っ青ですね。
何処を通られたのか、地図で必死に探しました。
知識が無いものですから。
出来たら次回はもっと大きな地図を載せて下さると有難いです。
お花も綺麗ですね。
1番に到着されなんて、素晴らしいです。
続きをお待ちしています。
返信する
attsu1さん こんばんは (shu)
2021-06-13 19:45:50
いつもコメントをいただき、ありがとうございます。
今回は鳩待峠から入山し、尾瀬ヶ原の南に並ぶ山々を歩きました。
とても良いお天気で、この一日だけでも十分楽しめた思いでした。

Google Mapで一緒に歩いていただけたのですね。
嬉しい限りです。
タテヤマリンドウ、ミツバオウレン、ニリンソウなどなど、たくさんお花を見ました。
これらのお花は、後ほどまとめてご覧いただきたいと思います。
明日もお昼ごろに、ブログを上げたいと思います。
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さざんかさん こんばんは (shu)
2021-06-13 19:54:42
いつもコメントありがとうございます。
ほんとに雲一つない晴天でした。そのせいで暑くて暑くて、途中からTシャツ一枚で歩きました。

午前中に見晴に着き、午後は三条の滝へ向かいました。
明日のブログでは、地図を大きくしますので、道筋を見ていただけたらと思います。

前日、仕事を終えてから出かけました。睡眠時間は高速道路のSAで仮眠した、2時間でした。
三条の滝からの帰り、あまりの暑さで熱中症気味になりましたが、その顛末は明日ご覧ください。
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尾瀬 (カンサン)
2021-06-13 19:55:27
shuさんへ、関東はまだ梅雨入りしていないのが幸いでしたね。タテヤマリンドウがここでは6月に咲いていますね。7月に白馬岳に登山している時、途中で咲いているのを見ました。私が見たほうが標高が高かったのでしょう。
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カンサンさん こんばんは (shu)
2021-06-13 22:02:08
コメントありがとうございます。
良いお天気に恵まれました。梅雨はどうなったのでしょう。
尾瀬ヶ原でタテヤマリンドウを観たのは、これまでも6月でした。
周辺の山では、越後駒ヶ岳、巻機山、平ヶ岳共に7月上旬、至仏山では7月下旬に観ています。
カンサンさんが観られた白馬岳には私は7月下旬に登ったきりですが、その時はタテヤマリンドウは観ていません。
白馬岳も広いので、場所によって雪解けの時期が違い、咲く花の時期も違うのでしょう。
返信する
うっとりです (なつみかん)
2021-06-13 22:06:54
shuさん、こんばんは。
スマホで見せていただいていたのですが、やはりPCでお写真拝見してからとコメントが遅くなりました。
梅雨時とは思えない快晴で良かったですね!
早起きは三文の徳、今回も一番でしたね^^

わたしもアヤメ平の美しさに惹かれました。
四方に山がみえ、一日中のんびりしたい気持ちになるでしょうね~
花はまた後のお楽しみなんですね。
続きも楽しみにしています!
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まだひと月 (fukurou)
2021-06-13 22:17:22
shu様
こんばんは。
先月尾瀬に行かれてから、まだひと月経っていませんよね!
すごいな!羨ましすぎます!
梅雨入りしていないとはいえ、6月でこんな天気に恵まれることはそうそうないですよね。
次回からも楽しみです。
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