花と野鳥と、虫もいっぱいだった高妻山ハイキング - その③ からの続きです。
登った山は下りなければならない。最近では、自宅へ帰るまでが登山だと言われている。
登りに計画よりおよそ30分余計に時間を要したが、出発時刻が30分早かったので、ほぼ予定通りの時刻に山頂に着いた。
晴れていれば、北側に頸城山塊の妙高山、火打山、焼山、雨飾山が見えるはずだが、何も見えない。
その西には、後立山連峰の小蓮華山、白馬岳、白馬槍ヶ岳、唐松岳、五龍岳、鹿島槍ヶ岳が見えるはずだが、何も見えない。
南東には、浅間山から続く尾根と四阿山が見えるはずだが、何も見えない。
<参考>四阿山から見た高妻山(2019/03/09 撮影)。
山頂の標識を入れて自撮りをして、残ったパンを食べたら、他にすることはなかった。
行きと同じ場所でイワヒバリが鳴いていた。岩にへばりついて咲いているのは、ミヤマダイコンソウ(バラ科ダイコンソウ属)のようだった。
下山時は、幾分ガスが消えていたが、遠くの山が見えることはなかった。登りで観たニガナの仲間は、ハナニガナ(キク科ニガナ属)だった。舌状花が11個あった。
下りの途中で、先に追い抜いた10人の団体さんの他に、1人の男性と、さらに10人ほどの団体さんにすれ違った。
また、弥勒尾根新道では2人の男性に追い抜かれた。
弥勒尾根新道で観たハクサンシャクナゲ(ツツジ科ツツジ属)がきれいだった。中にはつぼみのものもあった。
弥勒尾根新道は岩場や急勾配はなかったが、ぬかるんだ道が滑りやすかった。
ブナ林の中で、ギンリョウソウ(ツツジ科ギンリョウソウ属)がたくさん咲いていた。
こちらはブナ仙人と呼ばれるブナの古木だ。ここから牧場まで30分と書かれた標識があり、やはり30分を要した。
牧場の手前の沢で、泥がついた靴を洗い、ぬれた靴のまま駐車場まで帰ってきた。
14時18分、駐車場に帰着。ここから自宅に着くまでも登山の一部である。
戸隠神告げ温泉で汗を流し、戸隠蕎麦をいただいた。温泉も食堂も貸し切りだった。軟らかい泉質で、湯量もたっぷりあった。蕎麦もとても美味しかった。
こんな時間に風呂に入り蕎麦を食べるのは、下山した後の登山者くらいだろう。
長野インターから高速に入り、東部湯の丸PAでODDメーターを見たら、まもなく20万kmになるところだった。
外気温は30℃、ラジオのニュースで、この日関東甲信が梅雨明けしたことを知った。
自宅には20時前に着き、ODDメーターは20万kmを200kmあまり越えていた。気温はまだ30℃あった。
花と野鳥と、虫もいっぱいだった高妻山ハイキング(完)
2022/06/27
登った山は下りなければならない。最近では、自宅へ帰るまでが登山だと言われている。
登りに計画よりおよそ30分余計に時間を要したが、出発時刻が30分早かったので、ほぼ予定通りの時刻に山頂に着いた。
晴れていれば、北側に頸城山塊の妙高山、火打山、焼山、雨飾山が見えるはずだが、何も見えない。
その西には、後立山連峰の小蓮華山、白馬岳、白馬槍ヶ岳、唐松岳、五龍岳、鹿島槍ヶ岳が見えるはずだが、何も見えない。
南東には、浅間山から続く尾根と四阿山が見えるはずだが、何も見えない。
<参考>四阿山から見た高妻山(2019/03/09 撮影)。
山頂の標識を入れて自撮りをして、残ったパンを食べたら、他にすることはなかった。
行きと同じ場所でイワヒバリが鳴いていた。岩にへばりついて咲いているのは、ミヤマダイコンソウ(バラ科ダイコンソウ属)のようだった。
下山時は、幾分ガスが消えていたが、遠くの山が見えることはなかった。登りで観たニガナの仲間は、ハナニガナ(キク科ニガナ属)だった。舌状花が11個あった。
下りの途中で、先に追い抜いた10人の団体さんの他に、1人の男性と、さらに10人ほどの団体さんにすれ違った。
また、弥勒尾根新道では2人の男性に追い抜かれた。
弥勒尾根新道で観たハクサンシャクナゲ(ツツジ科ツツジ属)がきれいだった。中にはつぼみのものもあった。
弥勒尾根新道は岩場や急勾配はなかったが、ぬかるんだ道が滑りやすかった。
ブナ林の中で、ギンリョウソウ(ツツジ科ギンリョウソウ属)がたくさん咲いていた。
こちらはブナ仙人と呼ばれるブナの古木だ。ここから牧場まで30分と書かれた標識があり、やはり30分を要した。
牧場の手前の沢で、泥がついた靴を洗い、ぬれた靴のまま駐車場まで帰ってきた。
14時18分、駐車場に帰着。ここから自宅に着くまでも登山の一部である。
戸隠神告げ温泉で汗を流し、戸隠蕎麦をいただいた。温泉も食堂も貸し切りだった。軟らかい泉質で、湯量もたっぷりあった。蕎麦もとても美味しかった。
こんな時間に風呂に入り蕎麦を食べるのは、下山した後の登山者くらいだろう。
長野インターから高速に入り、東部湯の丸PAでODDメーターを見たら、まもなく20万kmになるところだった。
外気温は30℃、ラジオのニュースで、この日関東甲信が梅雨明けしたことを知った。
自宅には20時前に着き、ODDメーターは20万kmを200kmあまり越えていた。気温はまだ30℃あった。
花と野鳥と、虫もいっぱいだった高妻山ハイキング(完)
2022/06/27
早起きは好山病の後遺症とのことでしたが、なぜか山にも登らないのに5時には目が覚めるなつみかんです。
土曜日なので、もう少し寝ていたいのですが‥
そんなことはともかく、無事下山、お疲れ様でした。
私から見ると、登りも怖いですが、下の方がずっと怖いです。
しかも雨で濡れているとなれば最悪ですね。
それでも、こんな感じで花が見られたら許せるかも‥
ハクサンシャクナゲが綺麗ですね。
ギンリョウソウも新鮮!
なによりもブナが素敵です!!!
山の精のようで、お写真だけでも感動しました。
ブナ、見に行きたくなりました(^^)
下山後の貸切温泉がいいですね。
私は戸隠神社にお参りしたあと、参道入口近くのそば屋さんで戸隠そばを食べました。あと、ガレットも食べました。
2018年の7月に戸隠に行って、戸隠スキー場近くに宿泊しました。
2018年7月15日に飯縄山に行った時のブログです。
↓お時間がある時、ご覧ください。
http://tatsu114.blog.fc2.com/blog-date-201807.html
今朝も、いちばんでコメントいただき、ありがとうございます。
土曜日は、皆さん朝寝坊したいですよね。
こちらは、仕事を辞めてから、曜日の感覚が失われつつあります。
さて、仰るとおり下山の方が要注意です。
山の事故の95%は、下山中に起きると言われています。
恐らく、登りに体力を使うので、下山する際に足の踏ん張りが利かなくなったり、バランスを崩したりするのだと思います。
私は、登りにはストックを使わなくても、下りでは使うようにしています。
ブナの森ですが、白山周辺はブナばかりです。
何度も言って恐縮ですが、白山高山植物園は7月15日までです。
もう、一部の花は終わったかもしれませんが、大半は咲いていると思います。
京都からなら、2時間半ほどで行けるのではないでしょうか。
よかったら、どうぞお出かけくださいませ。
おはようございます。
高妻山ハイキング、私のとっては高妻山登山、充分楽しませていただきました。
登山の事故はほとんどが下りの時に起きると言われます。
体も疲れているし、特に視界の悪い時はコースアウトすることも多いです。
雨が降っていると滑りやすく滑落の危険も。
無事の御帰還よかったです。
お花が多い山でしたね!
堪能させていただきました。
お疲れさまでした。
カンサンさんのブログを拝見しました。同じ時に木曽駒にも登られたのですね。
戸隠に行くのは2度目でした。初めての時はスキーシーズンで、雪がついた高妻山がきれいに見えました。
その時も戸隠蕎麦をいただきました。
戸隠神告げ温泉は初めてでしたが、とてもいいお湯でした。
信濃町インターから入ると意外と近いので、また出かけるかもしれません。
初めての山で、しかも下山ルートは登りと違うので、慎重におりました。
弥勒尾根でもラン科の花が咲いていると聴いたのですが、見つけられませんでした。
見たのは数多いギンリョウソウ。
秋にはキノコもたくさん出そうです。
晴れていたら、もう一日いて野鳥を撮るのも面白いと思いました。
野鳥の多い山でもありました。
4回に渡る高妻山ハイキングのレポートありがとうございました。
”自宅へ帰るまでが登山だ”その通りの名言ですね。
これは、登山に限らず外に出かける人を戒める言葉でしょう。
行きよりも帰りの方が慎重に行動するべきでしょうね。
山頂からの景色が見れなかったのは残念でした。
でも、たくさんの美しい高山植物に出会えてよかったですね。
また、戸隠神告げ温泉で、温泉と蕎麦を堪能できました。
話は逸れますが、私が甲府に勤務していた頃の温泉の話です。
身延山の近くにある取引先への訪問帰りに寄った温泉旅館の話です。
日帰り温泉の看板を見て、誰もいない温泉に一人だけ入りました。
でも、入浴中、何度も宿の主人が見回りに来ます。
きっと、自殺でもするのではないかと心配したのでしょう。(笑)
shuさんもタフですが、車も20万キロ走行とはタフですね。(^.^)
車のことについて、誰も触れてくださらないので、がっかりしていました(笑)
仕事で走るより、山へ行く方がずっと多かったのは間違いないです。
北は青森の岩木山、西は鳥取の大山まで行きました。
今もそうですが、週一で山に出かけていれば、走行距離は増えますね。
エンジンの調子は快調です。サスペンジョンがやや弱ってきました。6ヶ月点検はしっかりやって貰っています。
それでも、来年は更新することになりそうです。
身延山の近くの温泉というと、下部温泉ですかね。
湯温が低いので有名ですが、初めての客だとそれを気にされる方が多いのではないでしょうか。
旅館のご主人も、心配されたのかもしれませんね。
周りの山々の景色が見えなかったのは残念でしたね。
下りは滑りやすく注意が必要ですね。
徒然草でも「軒丈ばかりになりて、あやまちすな、心しておりよ」と言っていますから、本当に家に帰るまでが登山ですね。
帰りの温泉とおそばは格別だったことでしょう。
車の走行距離が20万キロとは驚きました。
普通は10万キロまでと言われていますよね。
今年は特にあちこち行かれていますよね
うちなんか何処へも行かないので、2014年に買った車が25000kmくらいです。@@
梅雨が明けて猛暑が続きます。
涼しい山からお帰りになると、暑さがこたえることでしょう。
「俺たちゃ街には住めないからに♪」になりそうですね。
今日は庭師さん達が来て剪定しており、落ち着きません。
今日は庭師さんの仕事を見ていらっしゃるのですね。暑い中、お疲れ様です。
高名の木登りの古事、覚えています。徒然草だったのですね。
さざんかさんのブログも、まとめると徒然草のように読み応えがあるでしょうね。
昔から、日本の女流文学は凄いです。
山登りの後は、たいてい温泉に浸かって帰ります。
全国とはいえませんが、あちこち出かけていますので、温泉もあちこち行きました。
混んでいるところには行きません。
そうですね。千葉を離れて山の傍に住むのもいいですね。
でも、これから歳を重ねた後のことを思うと、子供や孫が近くにて、かかりつけ医もいる今の環境は変えがたいですね。
ということで、車の走行距離が増えていくようです。