昨日、半年ぶりに赤城山を歩いてきました。
赤城山にはカルデラ湖の大沼を囲んでたくさんの峰があり、その最高峰は黒檜山(標高1828m)です。
標高がそれほど高くないので、晩秋から初夏にかけて登るのに適した山です。
今回はザックに600mmの望遠ズームレンズと三脚を入れ、周囲の山々の写真を撮るのが目的でした。
重いザックを背負っても、標高差が500mほどしかない山なので手軽に登れます。
また、麓の紅葉も期待して出かけました。6時40分登山開始です。
さて、結果はどうだったでしょうか。
■ 赤城山から富士山
赤城山から富士山は139km離れています。
富士山を観るには赤城山の地蔵岳か長七郎岳に登るのが簡単ですが、今回は黒檜山の中腹から撮影しました。
登山道の標高1540m付近から、地蔵岳の東に富士山が見えます。
三脚を立て、望遠レンズで撮ったものをご覧いただきましょう。レンズの焦点距離は、最初が300mm、次が500mmです。
使用したカメラの撮像素子のサイズがAPS-Cなので、35mm換算では450mm、750mmになります。
■富士山以外の山々
黒檜山の山頂から北に100mほど進むと絶景ポイントがあります。晴れれば谷川岳をはじめとする上越国境の山々や、尾瀬や日光周辺の山々が見渡せます。
今回はそこへ8時20分に到着しましたが、ガスに被われ何も見えませんでした。必ず晴れると信じ三脚を立てて、50分寒い中我慢し待ちましたが、寒さに耐えられず下山しました。1枚も写真は撮っていません。
下山後、頂上がはっきり見えました。登山のあるあるです。
ところで、山頂近くで50分いる間に、不思議な光景を見ました。
3羽の真っ白な鳥が、頭上をゆっくりと、翅を広げ風を受けて飛んで行ったのです。
カラスくらいの大きさの、全身が透き通るくらい真っ白な、見たことのない鳥でした。
カメラを三脚につけたまま、離れた所に置いていたので、写真はありません。
幻覚ではなく、間違いなく見たつもりですが、なんだか気味が悪くなり、山を下りたのでした。
■山頂で撮った写真
黒檜山の山頂付近に多い樹木はダケカンバとミズナラです。どちらもすでに葉を落としていました。
黒檜大神にお詣りして、登山の安全に感謝しました。
■登下山中に撮った写真
朝の登山口での気温は1℃で、山頂付近は氷点下だったことは間違いありません。
今年初めて霜柱を踏みました。
■長七郎山から観えた山々
10時20分に下山し、ますます天気は快晴になっていきます。
このまま帰るのはもったいないので、車で小沼まで移動し、長七郎山(標高1579m)に登りました。
登山道から日光白根山(標高2578m)と皇海山(標高2144m)が見えました。
■長七郎山を歩きながら撮った写真
左はマユミ(カエデ科ニシキギ属)です。右はアブラツツジ(ツツジ科ドウダンツツジ属)ではないかと思いますが、自信はありません。
左はミネカエデ(カエデ科カエデ属)、右はミズナラ(ブナ科コナラ属)だと思います。後ろの樹はダケカンバです。
左は長七郎山の山頂、右はそこから観た荒山(標高1572m)、荒山の右の遠くに浅間山(標高2568m)が見えました。
■小沼湖畔で撮った写真
湖畔に赤い実がついた樹が並んでいました。帰って調べたら、ズミ(バラ科リンゴ属)のようでした。
■最後に
小沼の駐車場を12時過ぎに出て、麓の富士見温泉見晴らしの湯に向かいました。
赤城山の紅葉は、標高1200~1300m付近が見ごろでしたが、途中車を停められず、下の写真は姫百合駐車場(標高1020m)で撮ったものです。
今日も山は快晴で、多くのハイカーで賑わうことでしょう。
それほどの混雑もなく、晩秋の赤城山を歩けたことに感謝したいです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
■参考 山と高原地図 赤城山
赤城山にはカルデラ湖の大沼を囲んでたくさんの峰があり、その最高峰は黒檜山(標高1828m)です。
標高がそれほど高くないので、晩秋から初夏にかけて登るのに適した山です。
今回はザックに600mmの望遠ズームレンズと三脚を入れ、周囲の山々の写真を撮るのが目的でした。
重いザックを背負っても、標高差が500mほどしかない山なので手軽に登れます。
また、麓の紅葉も期待して出かけました。6時40分登山開始です。
さて、結果はどうだったでしょうか。
■ 赤城山から富士山
赤城山から富士山は139km離れています。
富士山を観るには赤城山の地蔵岳か長七郎岳に登るのが簡単ですが、今回は黒檜山の中腹から撮影しました。
登山道の標高1540m付近から、地蔵岳の東に富士山が見えます。
三脚を立て、望遠レンズで撮ったものをご覧いただきましょう。レンズの焦点距離は、最初が300mm、次が500mmです。
使用したカメラの撮像素子のサイズがAPS-Cなので、35mm換算では450mm、750mmになります。
■富士山以外の山々
黒檜山の山頂から北に100mほど進むと絶景ポイントがあります。晴れれば谷川岳をはじめとする上越国境の山々や、尾瀬や日光周辺の山々が見渡せます。
今回はそこへ8時20分に到着しましたが、ガスに被われ何も見えませんでした。必ず晴れると信じ三脚を立てて、50分寒い中我慢し待ちましたが、寒さに耐えられず下山しました。1枚も写真は撮っていません。
下山後、頂上がはっきり見えました。登山のあるあるです。
ところで、山頂近くで50分いる間に、不思議な光景を見ました。
3羽の真っ白な鳥が、頭上をゆっくりと、翅を広げ風を受けて飛んで行ったのです。
カラスくらいの大きさの、全身が透き通るくらい真っ白な、見たことのない鳥でした。
カメラを三脚につけたまま、離れた所に置いていたので、写真はありません。
幻覚ではなく、間違いなく見たつもりですが、なんだか気味が悪くなり、山を下りたのでした。
■山頂で撮った写真
黒檜山の山頂付近に多い樹木はダケカンバとミズナラです。どちらもすでに葉を落としていました。
黒檜大神にお詣りして、登山の安全に感謝しました。
■登下山中に撮った写真
朝の登山口での気温は1℃で、山頂付近は氷点下だったことは間違いありません。
今年初めて霜柱を踏みました。
■長七郎山から観えた山々
10時20分に下山し、ますます天気は快晴になっていきます。
このまま帰るのはもったいないので、車で小沼まで移動し、長七郎山(標高1579m)に登りました。
登山道から日光白根山(標高2578m)と皇海山(標高2144m)が見えました。
■長七郎山を歩きながら撮った写真
左はマユミ(カエデ科ニシキギ属)です。右はアブラツツジ(ツツジ科ドウダンツツジ属)ではないかと思いますが、自信はありません。
左はミネカエデ(カエデ科カエデ属)、右はミズナラ(ブナ科コナラ属)だと思います。後ろの樹はダケカンバです。
左は長七郎山の山頂、右はそこから観た荒山(標高1572m)、荒山の右の遠くに浅間山(標高2568m)が見えました。
■小沼湖畔で撮った写真
湖畔に赤い実がついた樹が並んでいました。帰って調べたら、ズミ(バラ科リンゴ属)のようでした。
■最後に
小沼の駐車場を12時過ぎに出て、麓の富士見温泉見晴らしの湯に向かいました。
赤城山の紅葉は、標高1200~1300m付近が見ごろでしたが、途中車を停められず、下の写真は姫百合駐車場(標高1020m)で撮ったものです。
今日も山は快晴で、多くのハイカーで賑わうことでしょう。
それほどの混雑もなく、晩秋の赤城山を歩けたことに感謝したいです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
■参考 山と高原地図 赤城山
赤城山から139km離れた富士山の写真、綺麗に撮れていますね。
600mmの望遠ズームレンズを使うと、遠くの富士山でもこのように綺麗に撮れるんですか~。
「レンズの焦点距離は、最初が300mm、次が500mmです。
使用したカメラの撮像素子のサイズがAPS-Cなので、35mm換算では450mm、750mmになります。」
と言われてもカメラ素人の私にはさっぱりわかりませんが・・・。(笑)
いつかは、私もこのように一眼レフカメラの蘊蓄を語れれば良いな、と願っています。
谷川岳をはじめとする上越国境の山々や、尾瀬や日光周辺の山々の写真が残せなかったのは
残念でしたね。でも、下山後、長七郎山(標高1579m)に登るとは凄い体力です。(@_@。
私自身は登山の梯子はあまり聞いたことがないので、驚くばかりです。(^.^)
こんばんは。
重たい目をして三脚と望遠レンズ持って行った甲斐がありましたね。
139㎞も離れた富士山とは思えません。
コメントの前に赤城山、ネットで調べてみました。
なにせ関東地方の山には疎くて何も知りませんから。
日本百名山で黒檜山、駒ヶ岳、地蔵岳、長七郎岳、荒山、鍋割山、鈴ヶ岳、小黒檜山の8つの山を総称ですか。
主峰はの黒檜山。
火山で湖はカルデラ湖なんですね。
勉強になりました。
ありがとうございます。
赤城山にいらしたのですね。
139km離れた富士山が綺麗に撮れて、素晴らしいですね。
折角の絶景ポイントでは霧のため写真が撮れなかったそうで、残念でした。
霜柱が立って、本当に寒そうですね。
気温はどれくらいだったのでしょうか?
長七郎山でのお写真は、紅葉も赤い実も沼も美しいですね。
月も綺麗に写っていて素敵です。
1日で大いに楽しめましたね。
お疲れ様でした。
カメラのレンズのこと、説明が足りず申し訳ありませんでした。
レンズは焦点距離が長いほど、画像が大きくなります。フルサイズの一眼レフでは標準レンズが50mmほどで、それより長いと望遠、短いと広角です。
APS-Cではイメージセンサー(光を電気信号に変換する部分)のサイズがフルサイズより小さく、その分画像は大きく写ります。
一眼レフをこれから使っていかれると、自然に覚えられると思います。
さて、当日の午前中は冬型の気圧配置が残り、日本海側は雲が多かったようです。
仮に山頂が晴れていても、谷川岳の方には雲がかかり、よい写真は撮れなかったのではないかと思います。
もっと早くあきらめて下山したらよかったかもしれません。
赤城山のこと、調べていただき、ありがとうございました。
赤城山から富士山の写真を撮るのなら、地蔵岳か長七郎山に最初から登ればよかったと思います。
谷川岳に陽が当たる写真を撮りたかったのですが、残念でした。
山頂近くで50分いる間に、不思議な光景を見ました。
3羽の真っ白な鳥が、頭上をゆっくりと、翅を広げ風を受けて飛んで行ったのです。
カラスくらいの大きさの、全身が透き通るくらい真っ白な、見たことのない鳥でした。
カメラを三脚につけたまま、離れた所に置いていたので、写真はありません。
幻覚ではなく、間違いなく見たのですが、なんだか気味が悪くなり、山を下りたのでした。
昨日は赤城山でも風がありました。山頂付近で待っていた間、とても寒かったです。
気温は計っていませんが、間違いなく氷点下でした。
長七郎山は標高も低く、のんびりと歩いてきました。
近隣の幼稚園の園児が集団で登ってきていました。
子どもたちは先生から富士山が見えるのを教えてもらい、大喜びでした。
夜に月がなければ前日に入って星空の写真を撮ろうと思いましたが、大きな月が出ていました。
地蔵岳に沈む月と、隣のパラボラアンテナの対比が面白くて、写真を撮りました。
赤城山&長七郎山のダブル登山、お疲れさまでした!
大したことないとおっしゃいますが、私のようにコンデジでも一日持ち歩くと肩こりで整体のお世話になる人間には、一眼レフカメラと重い望遠レンズを持って登山される方が同じヒト属とは思えません(笑)
それにしても富士山が綺麗ですね!
私の唯一の富士山経験は、新幹線の車窓から見た姿です。
青い湖も綺麗ですね~
これだけ雄大な景色が見られたら、花がなくても楽しいのでしょうね~
ところで、長い柄に赤い実が沢山付いた木は何でしょうか。
アズキナシ?って思いましたが、よく分かりません。
このところ忙しく、なつみかんさんのところにコメントを書けておりません。ごめんなさい。
さて、たいそうなことを書きましたが、黒檜山も長七郎山も手軽に登れる山です。
黒檜山は標高差が500mで、距離が1.1kmですから、急登の連続ですが、コースタイムは1時間半です。
速い人はその半分の45分ほどで登ります。
今回私は、途中で富士山の写真を撮るのに15分ほど休んだと思いますが、それも入れて1時間40分かかりました。
長七郎山は幼稚園の遠足でも登る山で、コースタイムは40分になっています。
私はかつて、大沼の周辺の鍬柄山、鈴ヶ岳、出張山、薬師岳、陣笠山、黒檜山、駒ヶ岳、地蔵山を1日で周回したことがあります。
さすがにその時は疲れましたが、そんなことも可能なくらいの山々です。
最後の方に載せた、小沼湖畔で観た赤い実の生る樹は、ズミのようです。
本文に付け加えておきました。
ありがとうございました。
中々行けない山々をいつも見せていただき、
こんなところなんだと感謝しています。
今回は、周囲の山々を撮ると目的を持っていかれているのが、さすがshuさんと言う感じです。
良い天気で目的達成されましたね^^
富士山もこれだけよく見えるんですね。
そして一気に冬景色に変化したのが伝わってきます。
電波塔と月、いい一枚ですね。
こういうところに目が行く私です^^;
秋が一気に進みましたねぇ
と言いつつ、来月になると紅葉が楽しめますね
コロナも縮小してきたのも良いニュースです。
秋を楽しんで行きましょう~^^
2週間ぶりの山行で、その間ブログも更新しなかったので、お久しぶりになりました。
秋になると空気が澄んで、遠くの山まで見えるようになります。
赤城山からは夏でも富士山が見えますが、こんなにくっきりとは見えません。
今回は、運がよければ、雪をかぶった谷川連峰が観られるかと思い、出かけました。
しかし、谷川岳はおろか、赤城山の山頂もガスの中で、まったく何も見えませんでした。
下山後も谷川岳の方向は雲があったので、この日は待っていてもダメだったように思います。
2週間前の白山で、三脚を持って山頂まで楽に歩けたので、今回は2kgある望遠レンズも持っていきました。
テントや食料がないので、それでも大したことはなく、また挑戦してみようと思います。
そうそう、次回は防寒着をしっかり持って行かなくっちゃ。
紅葉が山から下りてきています。
attsu1さんの投稿もそろそろですかね。見逃さないよう、注意したいと思います。