shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

赤城山麓で観た鳥と花

2023-05-01 11:50:51 | みんなの花図鑑
4月28日は尾瀬から下山し、前橋市内で泊まりました。翌朝赤城山麓を散策しました。
散策中、鳥はホオジロ、モズ、ウグイス、ガビチョウ、コゲラなど13種を観ました。その中からカオジロガビチョウ、ノスリをご覧いただきます。
花は野に咲く花をいくつか撮りました。花の名前は写真の後に書きました。

■カオジロガビチョウ
White-browed laughing thrush

スズメ目チメドリ科ガビチョウ属
Garrulax sannio
顔白画眉鳥/L23cm
国立環境研究所の侵入生物データベースによると、国内分布は北関東~千葉県となっています。赤城山麓ではこれまで何度も観ており、今回も3個所で観ました。
かなり多くの数が生息していると思われます。
























■ノスリ
Eastern Buzzard

タカ目タカ科ノスリ属
Buteo japonicus
鵟/L55cm
森の中でノスリの鳴く声が聞え、近づくと姿が見えました。




















ここからは見かけた花をいくつかご覧いただきます。



クサノオウ(ケシ科クサノオウ属の一年草または越年草)です。


ハルジオン(キク科ムカシヨモギ属)です。赤城山麓では、まだヒメジョオンは観ませんでした。


ユウゲショウ(アカバナ科マツヨイグサ属の多年草)です。


白花も観ました。


オオアラセイトウ(アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草)です。赤城山麓でよく観ます。一部林間にも侵入しています。花期が長い植物です。
左の線形の葉をした植物は、別の植物です。


ヤグルマギク(キク科ヤグルマギク属の一年草)です。逸出したものだと思います。ウィキペディアによると、麦畑に侵入すると収量を5割から9割も減らす強害雑草となるそうです。


近づいて観なかったのですが、ブタナ(キク科エゾコウゾリナ属の多年草)だと思います。キク科の黄色い花は他にもいくつか観ました。


ヤマフジ(マメ科フジ属のつる性落葉木本)です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (さざんか)
2023-05-01 16:12:49
カオジロジロガビチョウ、名前さえ知りません。
皆さんの投稿でもあまり見ないような気がします。
名前のとおり、顔が白くて可愛いですね。
ノスリも綺麗に撮られましたね。
精悍な顔つき、口を開けるとなおさら怖いです。
お花はブタナは迷いましたが、その他は分かりました。
白花のユウゲショウは見たことが無いと思います。
赤花はうちの花壇を陣取って咲いています。
赤城山麓の鳥とお花を楽しませて頂きました。
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さざんかさん こんにちは (shu)
2023-05-01 17:06:04
一番のコメントありがとうございます。
今日はぽっかりと予定が空いて家にいました。
普段だと夜にブログを書いて、翌早朝にアップするのですが、今日は違うことをしました。
さて、カオジロガビチョウですが、かご抜け鳥です。
国立環境研究所の侵入生物データベースに載っていて、特定外来生物に指定されています。
赤城山の南面で1994年に観察されていて、今は赤城山麓ではよく見かける鳥になりました。
今回は3ヶ所で観ています。それもいずれも小さな群れで来ていましたので、かなりの数が生息しているように思います。

ユウゲショウはうちの近所の道端にもたくさん咲いています。
白花も時々見かけて、一度庭の隅に移植したのですが翌年は芽が出ませんでした。
今の時期はいろいろな花が咲いていて、散歩が楽しいです。
赤城山麓は鳥も多くて、集落近くではツバメも多く観ました。
明日は山へ行ってきます。
返信する
こんばんは^^ (attsu1)
2023-05-01 20:18:12
カオジロガビチョウ、
えぇぇ、こんなガビチョウがいるんですね。
初めて知りましたし、見せていただき、
ありがとうございます。
確かに、顔が白くて、少しホオジロっぽくも見えますね。

そしてノスリ、
まさに猛禽に見えます。
一気にこんな野鳥たちに出会えるなんて、
shuさんの普段の行いが良いからですね。

花たちは、麓でしょうか、
こちらでも同じ花たちが、元気に咲いていて、
初夏なのを感じるゴールデンウィークです^^;
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attsu1さん こんばんは (shu)
2023-05-02 21:25:04
コメントありがとうございます。
先ほど伊豆の天城山から帰ってきました。
驚いたことに、天城山でガビチョウの声を聞きました。
ガビチョウは広い範囲に生息しているようです。
それに比べるとカオジロガビチョウはまだ狭い範囲に留まっています。
国立環境研究所の侵入生物データベースを見ると、神奈川県にはまだいないように思います。

ノスリは畑の上空でよく見かける鳥です。
今回は赤城山麓の畑に隣接した森で見かけました。
鳴き声がよく通るので、近づいていったら枝に止まっているのが見えました。
近くに子育て中の巣があるかもしれないと思い、1分ほどで立ち去りました。
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初見です! (なつみかん)
2023-05-02 23:01:34
shuさん、こんばんは。
13種類とは、なかなかの鳥果ですね!
しかもカオジロガビチョウ、見たことがありません。
(というか、ガビチョウも未見です)
ガビチョウはインパクトのある顔立ちですが、カオジロの方はちょっと大人しめですね。
ノスリは一度だけ休憩中の所をみたことがありますが、木の上で威嚇している(?)姿の方がカッコいいですね。
猛禽類はなかなか見られないです。

草花の方はこちらの方とほとんど違いがありませんね。
白花のユウゲショウ、今年も咲いているか見に行きたくなりました。
返信する
初見です! (なつみかん)
2023-05-02 23:01:34
shuさん、こんばんは。
13種類とは、なかなかの鳥果ですね!
しかもカオジロガビチョウ、見たことがありません。
(というか、ガビチョウも未見です)
ガビチョウはインパクトのある顔立ちですが、カオジロの方はちょっと大人しめですね。
ノスリは一度だけ休憩中の所をみたことがありますが、木の上で威嚇している(?)姿の方がカッコいいですね。
猛禽類はなかなか見られないです。

草花の方はこちらの方とほとんど違いがありませんね。
白花のユウゲショウ、今年も咲いているか見に行きたくなりました。
返信する
山麓の鳥や花 (keitann)
2023-05-03 00:08:55
遅い時間に失礼します。

尾瀬の至仏山を歩いて来られたのですね。
私が一度も登ってない山です。
足の故障があったりして、大変でしたね。それにしても山歩きの途中でテーピングなど何度もされるとは手際がいいですね。

5月20日にコロナ以降初めて、学生時代の同期の山仲間の集まりがあって上京する予定です。ついでに、どこか軽い山にでも登りたいと考えていますが、先輩方や同期の仲間と予定がなかなか合わず、もしかしたら登れずに終わるかもしれません。

筑波山にでも登れたらいいなぁと考えているのですが・・・

この記事の鳥や花は赤城山の山麓のものなんですね。ガビチョウは名前は聞いたことがありますが、一度も見たことがありません。ノスリも同じです。

ユウゲショウは赤花も白花も自宅で咲きます。(というか、蔓延らない程度に抜いてます)白花の方は花仲間から頂きましたが、こちらの道端ではあまり見ないようです。
ハルジョオンは四国では見かけない花ですね。本州で見ると、嬉しくなる花です。
ヤグルマソウ(正しくはヤグルマギク)、麦畑の強烈な雑草なんですね。私は好きで、実家の畑に群生さ手ていますが、確かにこれとコスモスは草よりも強いと思います。風にそよぐ光景はとっても好きなんですけどね・・・。
返信する
なつみかんさん おはようございます (shu)
2023-05-03 05:40:05
昨夜はお疲れの中コメントをいただき、ありがとうございました。
カオジロガビチョウをご覧になっていないのは当然だと思います。
本文に書きましたが、今のところは関東の一部の県でしか観られていません。
ところがこの鳥は、赤城山麓(南面)では全然珍しくない鳥になっています。
今回は畑の休耕地(耕作放棄地かもしれません)で植物の種を食べていたり、森近くで地面を掘り返して虫(ミミズかもしれません)を探していたりと食欲旺盛のようです。
ノスリは飛んでいるのは何度か観ていますが、森で樹に止まっているのを観るのは1年ぶりでした。
子育て中かもしれないので、1分ほどでその場を離れました。

花の写真は鳥撮り用のカメラで撮ったものです。
鳥を探しながら歩いていて、見かけたものをいくつか撮りました。
ほとんどが畑の近くで撮ったものです。
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keitannさん おはようございます (shu)
2023-05-03 06:12:03
いつもご覧いただきありがとうございます。
keitannさんは大型連休前に蒜山に行かれたのですね。歩きやすそうな山で、山野草も多く観られてよかったですね。
私は連休前には尾瀬に、昨日は伊豆の天城山へ行ってきました。どちらも過去に歩いている山です。
尾瀬の至仏山は夏よりも残雪期の方が歩きやすい山です。
夏は山頂付近の岩が露出していて、そこを通過するのに時間がかかります。
今の時期は雪に覆われたトラバース道を歩けるので、ずいぶん楽です。
下りに使った道も、夏は階段が続くのですが、雪に覆われていれば靴スキーやヒップそりですいすい降りられます。
今年は雪解けが早くて、かなり夏道が出ていました。2週間ほど雪解けが早いように思いました。
足を痛めたのは大きなミスです。もともと私の冬用のブーツは小さめで、私のいびつな足にはややきついのですが、今年は赤城山でも湯ノ丸山でも問題なく歩けたので油断していました。
2000メートルを越える山頂で靴を脱いでいても寒くないほどの日でしたので、助かりました。

5月20日に上京されるのですね。都内から日帰りで行ける山だと、その頃は谷川岳もよさそうですね。夏靴に軽アイゼンがあれば大丈夫だと思います。
私も大学の後輩と、その頃に谷川岳を歩いてこようと思っています。

赤城山麓の鳥と花ですが、朝に2時間ほど歩いた時に撮りました。
ガビチョウの姿も観ましたが、枝がかぶったりしてあまりよい写真は撮れませんでした。
ユウゲショウは千葉の自宅周辺でもよく観ます。シロバナも観ます。自宅の庭隅に移植してみたのですが、翌年は育ちませんでした。
ハルジオンは移植したわけではないのですが、今年庭隅で花を咲かせていました。これは花が終わった後抜きました。
ハルジオンには貧乏草の別名もあり、庭にあるのはどうかと思ったこともありますが、種が飛ぶとすごく増えるイメージがあるので抜いた次第です。
ヤグルマギクは数は少ないですが、強烈な個性を持っているので、野で観るとインパクトが大きいです。
こちらは庭にあってもよさそうですが、背丈が高いので我が家の庭には似合いそうにありません。
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