shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

トモエガモ(千葉県印西市)

2024-02-15 05:30:13 | 
2月7日再びトモエガモを観に、北印旛沼へ出かけた。
この日は運良くカモの群れが手前の岸に寄っていた。といっても40~50mは離れていた。


双眼鏡で確認すると、近くの群れのカモはほとんどがトモエガモだった。寝ているカモが多い中で、できるだけ近くで、頭を上げているカモを探した。


手前のヨシの葉先がかぶらないで、よい被写体を探した。群れの中に、少数のオナガガモやヒドリガモも混じっていた。


近くにいて頭を上げていた、トモエガモの♂生殖羽を写真に撮った。
♂生殖羽の特徴は、頭部に橙黄色と緑色、黒色の巴模様があること。胸は紫褐色で黒点があり、脇との境に白線がある。脇は青味が強い灰色。下尾筒の黒色の前にも白線がある。上部の肩羽(飾り羽)は長く弧を描いて脇まで垂れ下がる。


こちらは側にいたトモエガモの♀。この写真では♀幼鳥と♀成鳥(生殖羽・非生殖羽)の区別は難しい。嘴の付け根に白い班が見えるので、コガモと区別できる。


しばらくトモエガモを眺めていたところ、突然群れが飛んだ。


混群の中で、一部のオナガガモは残っていたものの、トモエガモは全羽が飛び立ったようだった。






徐々に離れた場所にいたトモエガモも合流するようにして飛び立ち、上空のトモエガモの群れが大きくなっていった。


トモエガモが飛んだのは、この舟が近くを通ったためだった。




■トモエガモ
Baikal teal

カモ目カモ科トモエガモ属(日本鳥類目録第8版でマガモ属からトモエガモ属に変更されました)
Sibirionetta formosa
巴鴨/L40CM

撮影:2024/02/07

余談だが、点検・修理に出していた鳥撮り用のズームレンズが14日に戻ってきた。これで散歩しながらの鳥撮りが可能となった。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (attsu1)
2024-02-15 07:35:03
北印旛沼、
ここは沼とつきますが、大きいですねぇ
このカモたちの数、凄い!!!
餌が豊富なのが伝わってきます。

トモエガモの♂生殖羽、
オスは派手、♀は地味、人間とまるで逆なのが、
あらためて、不思議さを感じます^^;
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attsu1さん おはようございます (shu)
2024-02-15 08:09:52
コメントありがとうございます。
北印旛沼は結構広いですね。attsu1さんはいつも地図をご覧になるので、広さが分かると思います。
では深さはどうかというと、せいぜい2メートルほどしかないようです。
そこで舟も平底の和船が使われているのだと思います。

トモエガモの数は10万羽を越えていると言われています。
私にはよく分かりませんが、日本一の数だというのは間違いないでしょう。

トモエガモを間近で観たいところですが、ここでは舟にでも乗らないと、すぐ近くでは観られないと思います。
もう少し岸辺に寄って撮ることはできたかもしれません。
しかし驚かせて飛ばれたら元も子もありませんので、遠くからの撮影になりました。
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すごい数! (fukurou)
2024-02-15 10:02:12
shu様
おはようございます。
すごい数のトモエガモですね。
数え始めたのですが途中で分からなくなりました。(笑)
これだけのカモが一斉に飛ぶ姿は圧巻ですね。
私も昨日は病院帰りによる講演でミコアイサなどカモを撮ってきました。
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fukurouさん こんにちは (shu)
2024-02-15 15:35:08
コメントありがとうございます。
北印旛沼のトモエガモについては何度も投稿していますが、今回が一番近くで観られました。
街中の池にたまたま来ているトモエガモだと、もっと近くで観られるようですが、何しろカモの中でも一番臆病なので近寄ってくれません。
しかもヨシ原が邪魔になり、写真はイマイチでした。

途中で飛ばれましたが、和船とトモエガモの珍しい写真が撮れました。
この日は空気が霞んでいて、筑波山がぼんやりだったのは残念でした。

公園にいるミコアイサは、うまく撮れましたか?
拝見できますのを楽しみにしております。
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トモエガモで沼が埋まりそうですね (maria)
2024-02-15 16:56:18
shu さん、こんにちは
北印旛沼ではトモエガモで沼が埋まってしまいそうですね〜
何故印旛沼が選ばれたのでしょうか?
そんなにエサが豊富なのでしょうかね・・・
お船が通り過ぎて、飛翔姿も圧巻です👏
観に行かれて感動もさぞ大きかったことでしょう
いつも観せて頂きありがとうございます
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mariaさん こんばんは (shu)
2024-02-15 17:38:05
コメントありがとうございます。
北印旛沼のトモエガモの投稿は今冬5回目になります。
以前もトモエガモのことについてコメントをいただきました。
大きな関心を持っていただき、ありがたく思っております。

北印旛沼にトモエガモの大群が飛来するようになったのは、2022-23シーズンからです。
その理由についてははっきり分かりませんが、一つにはトモエガモの絶対数が増えたことがあると思います。
また、北印旛沼は近くに餌場となる田んぼがあること、十分な広さがあり安心して休めることもあるように思います。

前回のコメントで、いずれ専門家に訊いてみたいと書きましたが、まだ実現していません。
4月に実家へ行く予定がありますので、片野鴨池に立ち寄って訊いてみたいと思います。
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これは凄い!!!!! (ダリアクミコ)
2024-02-15 20:25:43
stuさん
こんばんは~

これは凄い!
4羽で喜んで居る私達川口組です。
素晴らしい映像見せて頂きました
有り難う御座います!
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ダリアクミコさん こんばんは (shu)
2024-02-15 20:32:50
コメントありがとうございます。
けっこうトモエガモを観るために、遠くから来られる方もいらっしゃいます。
私は近いので、今冬5回目です。

もっと近くで観られたらいいのですが、それだけが残念です。
川口には昔テニス仲間がいて、時々出かけていました。
ずいぶん昔の話です。
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相変わらずすごい! (なつみかん)
2024-02-15 22:04:24
shuさん、こんばんは。
前は痒くなりそうなびっしり粒々のトモエガモの大群でしたが、今回は近い所からの画像。
鮮明にトモエガモの姿を拝見することができました。
見れば見るほど、独特のお顔ですね~

で、やっぱり飛んで行くところはすごい!
大迫力ですね。
どういうきっかけで飛び立つのでしょうか?
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なつみかんさん こんばんは (shu)
2024-02-15 22:28:40
コメントありがとうございます。
北印旛沼へは、今冬5回目、今年に入って3回目の訪問になりました。
トモエガモはカモの中では早めに渡去すると聞いたので、いつまでいるか分かりません。
まだいてくれてよかったです。

飛んだ原因は舟が近づいたからです。
臆病なカモですから、驚くとすぐに飛び立ちます。
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