◆プロローグ
1月12日に諏訪湖へ出かけてきた。
事前にカモが集まると教わっていた釜口水門に到着したのは午前7時。日の出前だった。
出かける前に、気象予報士が3月下旬並みだとか、4月上旬並みだとか言っていたので、さぞかし暖かいだろうと思っていた。
ところが気温はマイナス8℃。今冬一番の寒さだった。
機材を用意していたら陽が昇ってきた。湖面から霧が湧いてきていた。
とりあえずロケハンを目的に、手持ちカメラを片手に、撮影ポイントを探しに出た。
水門の前にはカンムリカイツブリが集まっていた。
ざっと数えて数十羽いるような感じだった。ほとんどが寝ていた。まるでサトイモの親芋のように見えた。
何羽か動き出したばかりの、カンムリカイツブリを撮ってみたが、朝の光ではうまく撮れていない。
続いて水門の上に立つと、ワカサギ釣りの人が竿を並べていた。
天竜川に水鳥の姿が見えるが、まだ暗くて撮影には適さない。
川岸に降りて雪を踏みながら赤鉄橋をくぐり、さらに下流の第二鉄橋まで歩いた。
赤鉄橋までの間に、ダイサギ、カワアイサ、ミコアイサなどがいることが分かった。群れの中の鳥はまだ暗くてよく分からなかった。赤鉄橋をくぐると、アオサギとホシハジロを見かけた。復路も同じ道を戻ったが、その際は川面の半分ほどに陽が当たるようになってきていた。
<アオサギは孤高の鳥だった>
<一方ダイサギは群れていた>
<カワアイサは番のように見えた>
<ミコアイサは♂の数が多いように見えた>
<ミコアイサの近くにホオジロガモが見えた>
<赤鉄橋の下流にホシハジロの番がいた>
手袋を二重にはめていたが、それでも指先が凍えた。
車に戻り、持参した保温水筒の湯でコーヒーを淹れた。湯気で指先の凍えを溶かした。
三脚を構えての撮影だが、旧水門の上と現水門の上の2個所を候補と考えたが、ホオジロガモが潜水をしている場所には現水門の方が近いので、現水門の上に三脚を立てて撮ることにした。
いよいよ撮影開始だ。
(Google Map)
◆撮影開始
■ホオジロガモ
Common Goldeneye
カモ目カモ科ホオジロガモ属
Bucephala clangula
頬白鴨/L45cm
<ホオジロガモの番。かなり急な流れの中で潜水していた>
<ホオジロガモの♂>
■ミコアイサ
Smew
カモ目カモ科アイサ属
Mergus albellus
巫女秋沙/L42cm
<ミコアイサの小群>
<ミコアイサの番>
<ミコアイサの♂>
<ミコアイサの♀>
■岡谷湖畔公園付近から見た八ヶ岳(iPhoneで撮影)
今回の撮影場所について、事前にran1005さんから丁寧に教えていただきました。ran1005さんありがとうございました。
後半ではカワアイサ、カイツブリなどをご覧いただく予定です。
1月12日に諏訪湖へ出かけてきた。
事前にカモが集まると教わっていた釜口水門に到着したのは午前7時。日の出前だった。
出かける前に、気象予報士が3月下旬並みだとか、4月上旬並みだとか言っていたので、さぞかし暖かいだろうと思っていた。
ところが気温はマイナス8℃。今冬一番の寒さだった。
機材を用意していたら陽が昇ってきた。湖面から霧が湧いてきていた。
とりあえずロケハンを目的に、手持ちカメラを片手に、撮影ポイントを探しに出た。
水門の前にはカンムリカイツブリが集まっていた。
ざっと数えて数十羽いるような感じだった。ほとんどが寝ていた。まるでサトイモの親芋のように見えた。
何羽か動き出したばかりの、カンムリカイツブリを撮ってみたが、朝の光ではうまく撮れていない。
続いて水門の上に立つと、ワカサギ釣りの人が竿を並べていた。
天竜川に水鳥の姿が見えるが、まだ暗くて撮影には適さない。
川岸に降りて雪を踏みながら赤鉄橋をくぐり、さらに下流の第二鉄橋まで歩いた。
赤鉄橋までの間に、ダイサギ、カワアイサ、ミコアイサなどがいることが分かった。群れの中の鳥はまだ暗くてよく分からなかった。赤鉄橋をくぐると、アオサギとホシハジロを見かけた。復路も同じ道を戻ったが、その際は川面の半分ほどに陽が当たるようになってきていた。
<アオサギは孤高の鳥だった>
<一方ダイサギは群れていた>
<カワアイサは番のように見えた>
<ミコアイサは♂の数が多いように見えた>
<ミコアイサの近くにホオジロガモが見えた>
<赤鉄橋の下流にホシハジロの番がいた>
手袋を二重にはめていたが、それでも指先が凍えた。
車に戻り、持参した保温水筒の湯でコーヒーを淹れた。湯気で指先の凍えを溶かした。
三脚を構えての撮影だが、旧水門の上と現水門の上の2個所を候補と考えたが、ホオジロガモが潜水をしている場所には現水門の方が近いので、現水門の上に三脚を立てて撮ることにした。
いよいよ撮影開始だ。
(Google Map)
◆撮影開始
■ホオジロガモ
Common Goldeneye
カモ目カモ科ホオジロガモ属
Bucephala clangula
頬白鴨/L45cm
<ホオジロガモの番。かなり急な流れの中で潜水していた>
<ホオジロガモの♂>
■ミコアイサ
Smew
カモ目カモ科アイサ属
Mergus albellus
巫女秋沙/L42cm
<ミコアイサの小群>
<ミコアイサの番>
<ミコアイサの♂>
<ミコアイサの♀>
■岡谷湖畔公園付近から見た八ヶ岳(iPhoneで撮影)
今回の撮影場所について、事前にran1005さんから丁寧に教えていただきました。ran1005さんありがとうございました。
後半ではカワアイサ、カイツブリなどをご覧いただく予定です。
綺麗な冬景色をたくさん見せていただきました。
諏訪湖の朝焼け、引き込まれるような景色、
湖面から霧と、カップルの水鳥、
なにか、冬の諏訪湖のポスターになりますよ
そして、たくさんの水鳥たち、
やはり、ミコアイサに目が行きます
オスとメスで、こんなに違うんですね(@_@)
遠くに見える八ケ岳、綺麗ですねぇ~
昔、スキーに良く行っていた頃、
茅野で降りて、蓼科、白樺湖に良く行ったのを思い出しました😉
ちょっと褒めすぎです。でも本当にきれいな光景でしたよ。
今回は、諏訪湖にホオジロガモが来ているとお聞きして、出かけてきました。
ちょうど全国旅行支援が再開されたタイミングにも合って、ラッキーでした。
カメラマンの数は少なかったです。駐車場がいっぱいだったのは、ワカサギ釣りの方が多かったからです。
皆さんけっこう釣れていたようです。
attsu1さんはスキーで、信州にお出かけだったのですね。
今の季節、晴れると山がきれいです。
今度は山に出かけたくなりました。
諏訪湖に朝7時に着かれたのですか!
夜中に走られたのですね。
寒い中遠くまでお出かけされて、お疲れ様でした。
朝日が昇り、鳥も目覚め、水面も青くなる…素敵な景色ですね。
カワアイサは雌に冠羽があるんですね。
一目で分かりますね。
ミコアイサの♂は本当に綺麗。
(北印旛沼前編にもコメント入れました。)
♀の色は♂と大違いですね。
最後の八ヶ岳が写っているお写真、素晴らしいです。
続きを楽しみにしています。
うちの先祖は諏訪の出身だと聞いています。
一族が茅野市に移ったようです。
お早う御座います!
寒さが伝わってきましたよ。朝靄ひさびさに、
今の時期の風景素敵ですね、それにしても
ミコアイサのオスをこんなに見るのは初めてです。
緑の丘公園ではメス4羽、オスは見かけませんでした
情報入ると思いますが入っても2,3羽でしょうけれど
カワアイサは初めてです。楽しみにしています。
とても楽しみにしていました。
随分早朝に湖岸に到着されたのですネ。
八ヶ岳のシルエットの朝焼や朝霧が発生している様子は早朝でなければ見られません。
何と幻想的で素晴らしい事!
ホオジロガモやカワアイサの頭部の色がしっかり写されており、流石です!
諏訪湖ではアオサギが群れている所を見た事がありません。
ダイサギの群れは水門下だけで他所では孤高です。
巫女アイサが人気で、私がお昼下がりにまいりました時には
バードウォッチャーがかなり居られましたヨ。
水鳥撮影の目標を達成されて何より嬉しいです。
天気予報が外れて週末に気温が上がりました。
後半を楽しみにしています。
見逃していました。申し訳ありません。
毎回コメントをいただき、ありがとうございます。
さざんかさんのご先祖は、諏訪地方のご出身でしたか。
昔から諏訪氏が治めていた土地ですね。
山に囲まれ、風光明媚なところですね。
一方、冬はめっぽう寒く、大変だったのではないでしょうか。
明日はカワアイサを中心にご覧いただこうと思います。
メスがとてもワイルドで、キュートですね。
ミコアイサの数ですが、数えていないのですが、十数羽(あるいはそれ以上)いたように思います。
昨年の3月は4、5羽だったので、とてもたくさんに見えました。
残念ながら近くでは撮れませんでした。
ミコアイサ狙いなら、旧水門の上の方が良かったかもしれません。
当初お昼頃に着くように行くつもりでしたが、アドバイスをいただいたので午前中から出かけました。
気温は当然氷点下を覚悟していましたが、マイナス8℃は思いの外でした。
8時頃までマイナス8℃だったように思います。
翌日、気象予報士は、「最高気温は3月中旬から4月上旬並みになりますが、朝夕は冷えますので・・」と言っていました。
この後石彫公園に行きました。
カワアイサがたくさんいて、楽しかったです。
泊まった宿はホテルの6階で、窓からの眺めを楽しみにしていたのですが、駅の方しか見えなくて残念でした。
諏訪湖は昔何度か行ったことがありますが、冬の景色は見たことがありません。
最初とその次のお写真、得も言われぬ美しさですね。
ピンと張りつめた空気を感じました。
そして沢山の水鳥の収穫・・・
ホオジロガモは確かにほおが白いですね!
カンムリカイツブリの里芋には笑いました。
私は前からカイツブリが頭を突っ込んでぷかぷか浮いているのをみると、なぜかカーリングのストーン(でしたっけ?)に見えて仕方ありません。
ミコアイサもくっきりと撮れていますね~
とっても羨ましいです!
最近、地元では4,5種類しかカモが見られないので、遠征しないといけないかもです・・・
カーリングのストーン、そうですね。ドラクエにでてくるメタルキング(ご存じないかも?)にも見えます。
鏡餅の上に、取り残されたミカンが置いてあるようにも見えます。
果たして、その実態は?!
カモですが、地元だけでなくいろいろな所へ出かけると、種類の違ったカモに出会えますよね。
今回、ホオジロガモに会えたので、諏訪湖まで出かけた甲斐がありました。
でも、次は○○ガモとなって、きりがありません。