shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

猪苗代湖で間近にカモを観察(福島県耶麻郡猪苗代町)

2022-04-03 06:14:34 | 
3月29日、旅の3日目の後半は猪苗代湖です。新潟から高速道路を使って移動しました。
カモを観たのは湖の北側にある長浜という所です。
猪苗代湖ではオオハクチョウとコハクチョウの両方が越冬します。そのうち長浜ではコハクチョウが観られます。
既にコハクチョウは渡去した後でしたが、多くのカモが観られました。

■キンクロハジロ
Tufted duck

カモ目カモ科
Aythya fuligula
金黒羽白/L40cm






■スズガモ
Greater Scaup

カモ目カモ科ハジロ属
Aythya marila
鈴鴨/L45cm
スズガモは海水域を好むカモです。淡水域にもいますが、その場合は幼鳥の割合が高いと言われています。
ここでのスズガモは人を恐れていないようでした。そういうことから、彼らは渡りの途中に立ち寄ったのではなく、ここで越冬していたように思います。いずれにしても、近くでスズガモを観察できたのは幸運でした。




<スズガモとキンクロハジロの違い>


スズガモはオナガガモと比べても、大きく見劣りはしません。


■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm




この個体は雨覆が灰色で、赤味ががった線も見えるので若鳥だと思います。





波打ち際にカモメが1羽いました。頭が黒くなりかけたユリカモメかもしれません。
カモメについてはまったく詳しくないので、種は書かずに写真だけ載せておきます。









長浜の全体の様子です。国道49号線沿いなので、とてもアクセスしやすいところです。観光客が入れ替わり立ち寄っていました。
ハクチョウに餌付けがされているので、カモたちもあまり人を恐れていません。


浜に上がっているのは、ほとんどがオナガガモでした。


お決まりの大きなハクチョウです。


磐梯山の雪解けも進んでいました。


この後は、那須へ向かいました。

2022/03/29
猪苗代湖で間近にカモを観察(完)


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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (attsu1)
2022-04-03 08:03:50
新潟から、猪苗代湖ですか(@_@)
旅を満喫されているのが伝わってきます。

キンクロハジロは見ますが、
たしかにスズガモって、見たことないです。
猪苗代湖は、大きいから、海かのように、
のんびり出来るからでしょうか。
そんな出会いがあるのも、shuさんの普段の行いが良いからですよ

オナガガモ、
なんとも言えない、スマートな羽の色が好きなカモです。
それが、こんなたくさん(@_@)
雄大な磐梯山とともに、さすが、猪苗代湖と思いました^^
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大きなハクチョウでした! (fukurou)
2022-04-03 08:09:42
shu様
おはようございます。
大きすぎる学長でした。(笑)
スズガモ、珍しいカモなんですね。
まだ見たことがありません。
キンクロハジロとの違いを載せていただいているので、よく分かりました。
勉強になりました。
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attsu1さん おはようございます (shu)
2022-04-03 08:19:44
いちばんのコメントありがとうございます。
3泊4日の限られた中でしたが、多様な場所を見てくることができました。
中でも猪苗代湖はオオハクチョウ、コハクチョウの越冬地で、いずれ越冬期間中に来るための下見の役割も果たせました。
また、今回は立ち寄れなかったのですが、瓢湖も近くにあることが分かりました。
今年の晩秋は鳥撮りに忙しくなりそうです。

さて、もう一つの楽しみが、麓から眺める山でした。
新潟から福島への移動中は、飯豊連峰が真っ白に輝き、とても綺麗でした。
昨年登りましたが、今年も是非出かけたいと思います。
磐梯山へは何年か前に登りました。あいにくの天気で、山頂はガスの中でした。
晴れれば猪苗代湖はもちろん、飯豊や吾妻連峰がきれいに見えるでしょう。
こちらもいずれまた登りたいものです。
返信する
新潟から福島 (カンサン)
2022-04-03 08:20:29
shuさんへ、私のコンサートのブログにいいね!をありがとうございます。私も新潟から福島への旅を計画したことがあります。でも、結局、行きませんでした。ドライブ、お気をつけてください。
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fukurouさん おはようございます (shu)
2022-04-03 08:29:03
コメントありがとうございます。今朝も木曽は冷え込んでいますか。
この時期の寒さは、こたえますね。
さて、諏訪湖に続き、大きなハクチョウを撮るのが恒例になりました。

カモを撮り始めた最初のころ、カモは似たものが多く、その違いに気づきませんでした。
キンクロハジロとスズガモもよく似ています。
今回はたまたま両方がすぐ近くで見られたので、比較の表を作りました。
いちばんの違いは、冠羽の有無と、背中の模様です。それで両者の違いが分かります。
大きさもずいぶん違います。キンクロは小さいですが、スズガモは中くらいのカモです。
スズガモは海水域でしか見たことがなかったので、渡りの途中かと思いましたが、それにしては人に懐きすぎでした。
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カンサンさん おはようございます (shu)
2022-04-03 08:36:12
コメントありがとうございます。
今回、新潟から福島への移動に、磐越自動車道を使いました。
国道だと49号線なので、ちょっと縁起が悪いかなあ・・などと思ってしまいました。
それよりも、時間の短縮の意味合いが大きかったのですが、山の写真を撮りながらだったら、きっと国道の方がよかったと思います。
沿線に、北側に飯豊連峰、磐梯山、南側に南会津、尾瀬の山々が見えました。

旅は翌日の3月30日に無事に終わりました。
今は次の旅を計画中です。交通安全に留意して、旅に出たいと思います。
ありがとうございました。
返信する
shuさん、こんにちは (さざんか)
2022-04-03 11:04:42
今日は猪苗代湖ですか。
移動が早業でびっくりです。
何と素晴らしいカモ達の画像!
これだけはっきり見せて頂くと、特徴がよくわかりますね。
キンクロはちょっとワルの顔!
スズガモ、江戸川で見たことありますよ。
この辺は海に近く、汽水なんでしょうね。
正面から見たらキンクロかと思いましたが、冠羽が無いし、背中の色も違いました。
メスは嘴の根元が白いです。
頭が黒くなりかけたユリカモメ、面白いですね。
オナガガモが陸に上がっている姿は、初めて見ました。
これだけの数が陸で眠っているお写真は圧巻ですね。
この後は那須に行かれるのですか。
凄いエネルギーに圧倒されます。
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スズガモ (ran1005)
2022-04-03 11:27:00
キンクロハジロは良く知っておりますがスズガモは初めてです。
詳しく解説して頂いて、出会えばすぐに判りそうですが・・・淡水には縁が薄いのでしょうか?
浜には沢山のオナガガモが休んでいるのですネ。
こんなに沢山のオナガガモを見るのは初めてです。
大きな白鳥はティアラを頂いて、諏訪湖の白鳥より高貴ですネ。(笑)
諏訪湖にもユリカモメが飛来した年も在ったのですが
ここ数年見て居ません。
頭が黒くなりかけて不思議な姿ですネ。
返信する
さざんかさん こんにちは (shu)
2022-04-03 12:00:44
コメントありがとうございます。
以前さざんかさんのブログで、スズガモを拝見しました。
キンクロハジロとよく似た鳥です。♀もよく似ていますが、仰るとおり嘴の基部を囲む部分が白いです。
今回キンクロの♀も撮ったつもりでしたが、後から見ると皆スズガモでした。
キンクロは近所の池に、まだかなり多くいます。

車での移動ですから楽です。日本百名山の田中陽希さんは歩いての移動ですから、さぞかし大変だったと思います。
松尾芭蕉も歩いて移動しています。昔の人は皆歩いていましたね。
車はそのうち自動運転で、運転手は要らなくなるでしょう。
車のことを自動車と呼ぶ時代は、いずれなくなりそうです。
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ran1005さん こんにちは (shu)
2022-04-03 12:05:28
コメントありがとうございます。
諏訪湖にはスズガモはいないのですね。海水域を好むカモですから、そうでしょうね。
むしろ猪苗代湖にいたのが不思議です。
オナガガモはハクチョウと一緒に移動すると聞いています。
うちの近所の池にも、毎年百羽以上のオナガガモが来ます。
午前中に出かけたところ、まだ若干数が残っていました。

諏訪湖の大きなハクチョウにはティアラはなかったですね。
どちらが先に作ったのでしょうかね。
伊豆沼では見かけませんでした。
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