ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

ダンロップのCX200ツアー(18×20)をしばらく使ってみて

2019-11-29 09:52:23 | テニス

 好みとは違う部分もありましたが、、。

 

 

CX200ツアー、色々と調整をしながら使ってきました。

やはりガットをポリに替えたのが大きな転機になったというか、改めて

ガットが及ぼす影響の大きさを痛感することになりました。

18×20パターンのラケットでもスピン性能は16×19程は無理だとしても

ある程度はガットによる調整次第でなんとかなるようです。

 

一方、ラケットの重さやバランスなどと違い、変える事が出来ないのは

フレームの固さフレックス(RA)など。

今回幸いだったのはCX200ツアーがフレームが相当柔らかくRAが64だった

おかげで普通のガットより硬いポリエステルのガットにしても肘に特に

問題は起こりませんでした。

これが硬いフレームでストリングパターンが18×20の、例えば最近使っていた

新しいピュアストライク98だとRAが70なので、ポリでスピン性能を上げる

手法だと肘にきてしまう可能性が高くなるかもしれません。

そういう意味でCX200ツアーはガットの選択肢が広いので自分にとっては

非常に良いラケットでした。

 

ただそんなCX200ツアーで一点、残念というか個人的に物足りなく

感じた事もありました。RAが64だったのですが実際のところ、ボールを

打っていてもフレームのしなりをほとんど感じる事はありませんでした。

CX200ツアーはノーマルのCX200より-1mmフレームが薄く20.5mm

なのですがそれでも微塵もフレームの剛性感は揺るぎませんでした。

ラケットの設計上、フェイストップ部分のスイートスポットを広げるだとか

ボールの飛びやコントロール性の面を優先しているので仕方ない事

ではありますが、これでもう少しフレームのしなりを感じれるラケット

であったらもっと好みの打感となっていたのですが。

 

ただ元々のスリクソンの2.0系の時からそんなにフレームがしなる特性の

ラケットではなかったので仕方ないところではあります。

しならないけどRAが低いというCX200ツアーには肘への不安を気にせずに

好きなポリエステルのガットを張って楽しむというのが良さそうです。

 

ダンロップさんは来年の2020年にバボラ社との代理店契約が終了する

との事なので、これから益々自社ブランドのラケットラインアップの強化に

力を入れる事でしょう。次の200シリーズも楽しみです。