ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

映画「エディット・ピアフ」

2007年09月30日 | 映画
シャンソンの女王、エディット・ピアフの生涯を描いた映画。小1の娘と一緒に見に行った。
2才のころには、母親に見捨てられ、父の母が経営する娼婦宿に預けられる。3才で失明をして、6才になって奇跡的に回復する。その後は、兵役を終えた大道芸人の父について旅回りをする。
10才のある時、父に無理矢理路上パフォーマンスをやらされて、歌を披露する。そうして、母親と同じように路上で歌う生活が始まった。
20才のころに、路上で歌っているところをキャバレーのオーナーにスカウトされて、店で歌うようになる。しかし、オーナーが何者かに殺されて、仕事を失う。親友も施設に連行されて独りになってしまうが、キャバレーのオーナーに紹介されたことのある作曲家を頼り、そこから日々のレッスンを受けて歌手としてデビューを果たす。
映画ではこの幼少時代から歌手として成功を掴むところまでと同時進行で、全盛期から体を壊してからも何度も立ち上がろうとしてあがく晩年の姿も描かれる。
多くの離別や死別経験し、また、多くの支援者にも応えようと、自分の体に鞭を打ちながらステージに立つ姿は感動的だ。
映画には当然彼女の歌声が満載で、娘も「バラ色の人生」を口ずさんでいた。