さいたま新都心のMOVIXさいたまで、他のスタッフと一緒にサンダーボルトの上映を見てきました。
大きなスクリーンはもちろん良いのだけど、音が非常に良かった。音楽だけでなく、しっかりと小さなSEも聞こえてきて臨場感が深まります。松尾監督が是非聞いて欲しいと言っていた意味が分かりました。
何度見ても内容は濃厚で、かなり場面をカットしていますが、単行本3巻までの内容なので、これを70分に詰め込むために見せ場が詰め込まれています。
アニメ化が発表されたのは昨年の10月ですが、実は一昨年の12月にはもう話がありました。
当初は5月頃に発表できるだろうと言うことで、単行本6巻の発売も合わせて進んでいました。その頃には私もシナリオ会議に代理で出席して、太田垣社長と松尾監督との意思疎通を媒介していました。
ところが、秋に新しいガンダム(オルフェンズ)が始まることが決まったため、サンダーボルトの発表は先延ばしとなり、ついに10月28日の発表となりました。発表までに時間がかかったため、そこからは目まぐるしく動き出しました。
遅れていた単行本の6巻の発売、秋葉原での上映会、7巻の発売と1話目の配信、2話、3話、4話と続いて、ついに映画館でのディレクターズカット版の上映となったのです。
昨年9月にはアフレコ現場にもお邪魔しまして、声優さん、プロデューサー、監督や音響監督、プロの仕事を目の当たりにすることができ、とても有意義な経験をさせていただきました。