今日は、アロングランドに8時前に足を運び、誰が一番早く来て練習するか見守った。一番最初に来たのは、1年生で8時35分頃。集合時間は、9時という事でその時間に集まるのが当たり前だと思うが、昨年話した集合時間とは、即練習ができる時間で、自主的に基本までは指示なしでやろうと。最近思う教育の難点は、自主性が芽生えない事だと思う。自主自律の精神をしっかり育てるべきかと思う。
それでも、最初に来た子供と一緒に、リフティングとダイレクトでインサイドパスの練習をした。二人で、100回位もした頃に同級生が現われ、1年生同士でボール回し・プルアウェイを使ったパス回しで遊んだ。たぶん、次はあのおじさんがいるから早く来て練習しようと思えば、それだけでも収穫ありという事かと思う。
昨夜、テーブルの上に「高総体にいくぞ!」とメモがあった。ようやく、親を使う気になったかと思い、南運動公園へ向かった。
個人的には、不来方の応援だったが、ちょうど中央ベンチの上から見ていた。感情とは面白いもので、監督の思いが伝わって来る。この日は、しっかり格上の不来方の攻撃を封じた。残念だったのは、ボールを奪った後のパスミスが多かった。焦る気もわかるが、忙しかった気がする。
不来方のパス・ドリブルは、確かに脅威を感じる。実力は、プリンスリーグでも結果があり、揉まれているせいか力の差は感じたが、アフターをとらないファールが多すぎて気になった。くだらないファールは、チーム印象を変え子供達に見せられないチームへ変貌してしまう。この日は、PK戦で不来方が制したが、王者たる風格を身につけてほしいと感じた。
遠野対市立戦は、熱烈遠高応援席の方から電話があり、そのまま居座った。息子に遠高のハッピを勧めたが、まだ早い。ハッピを着て応援したい気持もあったが、私もまだ早いが、今年遠高に進んだ子供も25番以内入ったようで、選手権では着てもいいかもしれない。
試合は、開始10分右サイドからのシュートがディフェンスにあたり、市立が先制し前半は市立ペース。中盤での市立10番と遠野6番の競り合いが、ゲームを左右する。後半が勝負かと思いながらも、後半10分位で10番がイエローカードをもらい一気に遠野ペース。25分過ぎから市立4番が足をつり始めた。これはゲームが動くかと思っていたが、遠野の決定的なゴール場面で、3人がスルー。この時点で、勝負は決まったのかもしれない。最後は、中盤からのドリブルに、失点し市立が2:0で勝利した。市立4番の技術・精神力がこの日を制した。
さて、試合を見ながら感じたことは、どうも勝利を意識し、質を求めず結果を求めた傾向が多々あったと思う。鳥肌が立つプレイなかったのは残念。もっともっと、質を求めたサッカーをしてほしい。明日は、決勝です。
頑張って行きましょう!