'ゆうゆう"と

 岩手の小さな街の山間から、自然やサッカーのこと、思うがままにゆうゆうと。話題を提供していきたいと思います。
 

ありがとう。花巻東

2009-08-23 18:02:20 | sinbou_san
高校野球って本当に素晴らしいですね。花巻東の優勝も、心の底で期待してましたが、準決勝の組み合わせが中京大中京と決まっ時に、大分厳しい試合になるのではないかと心配してました。残念な結果でしたが、岩手っ子の真髄を見た気がします。
万全な状況ではないにも関わらず、マウンドに上がってくれて嬉しかったと中京の投手が話してましたが、花巻東として、最善を尽くした。その事に尽きる気がします。
大敗となりましたが、いい試合だったですね。
佐々木監督の苦悩と決断力も見えましたし、ひとり一人が輝いた今年の夏甲子園でしたね。
ベンチに下げる決断。もう2度と甲子園のマウンドにあげる事はできない。ベンチから懸命に声援を送る姿。胸より高い拍手。見ていて好感を持ちます。拍手って、このようにするんだと、全国に発信した気がします。
あたり前の事が通じない時代で、あたり前の事が当たり前に出来る姿勢は、全国球児の見本の気がします。
泣きっぷりも良かったですね。
サッカーでは、「泣き虫ロナウド」が有名ですが、菊池雄星投手の泣きも半端じゃなかった気がします。野球に懸けた姿勢が純粋で、一流の証の気がしました。
メンバー同士が抱き合い泣く。負けても、素晴らしいシーンが幾つもあった気がします。
今年の花巻東は、記録以上に、記憶に残るいいチームでしたね。
来年は花巻東に球児も集まる気がします。私も集まる価値があるいいチーム・指導者の気がします。

私も、おもいっきり泣ける子供。当たり前の事が当たり前に出来る子供を育てたいですね。少年の時の心が大事なんですね。
花巻東、本当にお疲れ様でした。夢を見させて頂いたし、勇気元気も貰いました。夏の楽しみが終わりましたが、長い夏ご苦労様でした。

岩手、東北に胸を張って帰ってきてほしい。
「ありがとう。花巻東」とベンチ上に黄色の紙で作った横断幕がありましたね。
勝ち負けじゃない所にも温かさを感じました。誰かがしなければならない事も、しっかりしてました。

頑張っていきましょう。