陶子の心の窓

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シベリア旅行記⑤

2017-10-10 06:42:24 | 旅行
旅行3日目。
ノボシビルスクは昨年より早い初雪が降ったそうです。前の日、バレエ・オペラ劇場からホテルに戻る時も、冷たい雨が降っていてとても寒かったのです。
部屋に戻って、エアコンのスイッチを入れても、送風ばかりで一向に温まらず。寒くて仕方がないというほどではありませんが、寛げませんでした。
翌朝、朝食の時にみんなにその話をしてみますと誰もが口をそろえて「寒いよね~~!!」の連呼でした。
朝食レストランも冷えていて、もう1枚多く来て来ればよかったと思いましたもん。
後から聞いて納得だったのは、ロシアはセントラルヒーティングで一斉に暖房がはいるのが10月1日以降なんだそうです。その日はまだ9月下旬。だから暖房が入らなかったんです。日本だったら、機械が壊れていない限り、スイッチを入れれば暖房が入りますが、ロシアは国としてそういうシステムになっているということです。だから、個人では小さな暖房機器を持っていてセントラルヒーティングが始まるまではそれでしのぐのだそう。また、ロシアの住宅では、そのセントラルヒーティングのみの給湯システムのお家は夏の間お湯が出ないので、ほかのお湯が使えるお家にシャワーを使わせてもらいに行くのだとか・・。いろいろお国事情がありますねぇ。

朝食後、ホテルから歩いて散策です。まず、ノボシビルスク駅に行きました。
この季節、街路樹のナナカマドやシーベリーがたわわに実をつけています。


ナナカマドの実は日本よりふたまわりくらい大きい。

シーベリーは薄いオレンジ色です。
こういう、ちょっとした違いこそが物珍しくて、なかなか前に進まない。雀やハトもコロッコロに太っていて、いい大人たちがなぜ?と思うのだけど、そういうのに食いついてしまう私たち観光客なのでした。

さっさと歩けば15分くらいのところ、30分はゆうにかかって駅に到着です。ノボシビルスク駅は二つあります。


シベリア鉄道に乗るための駅です。機関車がモチーフになっています。そういわれれば、そう見えてくるでしょう?

そして、ノボシビルスクと近郊をむすぶ、近距離列車の駅。


シベリア鉄道の方の駅に入ります。
すると、もうそこはモスクワ時間!

シベリア鉄道に乗るために駅に入ると、もうすべての時計がモスクワ時間にセットされているのです。
慣れないとややこしいです。

駅構内にはガチャポンもありました。

これにも食いついてしまう私たち。
10ルーブル硬貨を探してチャレンジです。
出てきたものは・・

なんと、自由の女神!ロシアなのにね☆

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