今さらになってしまいましたが、金曜夜10時からのNHKドラマ「ミス・ジコチョー」、おもしろいですね!!
夫が録画してあったのを(…夫はドラマ好きなのです)、何気なく見てみたらこれがハマった☆
なんの前情報もなく見たんですが、設定・話の展開など、ほぼ民放チックですよね。
初め見ているうちに、「ドクターX」を彷彿とさせるなぁ・・と思っていましたが、途中で「私、失敗しちゃった」のセリフで「やっぱりね」とニヤリとさせられました。
「X」とはまったく逆を行く主人公の役作りや衣装が素敵です。
アラレめがねに八の字の眉、ちょっと困ったような表情を浮かべながらのせりふ回し。衣装もシックだけれど柔らかい雰囲気で、ああいう感じ好きです。
でも、いちばん好きなのは、失敗の原因をつきとめても、正論を振りかざして直滑降でモノを言わないことかなぁ。。
どうして事故が起きてしまったのか。
その人をそうさせた理由はなんだったのか。
そこを事故調査委員会で、柔らかく、しかしきちんと説明してのける。
「そう、そう!」と、どっぷり感情移入してしまう私です。
実際、仕事しているとき、現場で似たようなことに遭遇することがよくありました。
だいたいは失敗した(お客様からクレームをいただいた)人が「犯人」となり、上司がお詫びするというパターン。
でも、経費削減とか、人員削減とか、そういう根本的なことが変わらない限り、現場はヒイヒイ言ってるんですよね。
誰が失敗するかロシアンルーレットみたいな状態。
こういうドラマが出てきたことで世の中、もうそろそろ「そういうこと」やめにしない?って流れになってきているんだと思いますが。
それにしても、松雪泰子さんの役作りです☆
メイク、衣装さんの力もあると思いますが、キンキンしてないデキる女性像。
すっごくいいと思う。