消費税増税の景気対策とキャッシュレス化推進のための政府のばらまきにより、現金以外のお買い物でポイント還元となるお店がたくさんあります。
私も、よく行くスーパーのポイントカードをプリペイド式のカードに変えましたし、夫は交通系ICカードのチャージから支払いをするようになりました。
日々の小さなお買い物に対する還元額はわずか数円単位であれ、積み重なれば大きいですよね。
ただし、このポイント還元は来年の6月までの措置ですので、この「サービス期間」が過ぎれば、またニコニコ現金払いに戻ってしまうかもしれないね、なんて話しています。
キャッシュレスといっても、いったん銀行から現金を引き出し、いくらかまとまった金額をチャージして使って、なくなりそうになったらまたチャージして・・の繰り返しです。
夫は「そもそもチャージするのはめんどくさい」と言います。たしかに。
かといって、銀行口座と直接紐づくような決済も金銭感覚が狂いそうで、躊躇してしまいます。
システム障害や個人情報流出も怖いです。
けっこう保守的。
わが家のような考え方の人たちが多ければ、結局日本のキャッシュレス化は進まず、補助金=税金を投入してまでやってきたことは何だったのだろう・・ということになってしまうかもしれませんね^^;
また、お店でも「せっかくキャッシュレスに対応するための機器を導入したり、社員研修もやったのに・・」ということにもなってしまうかもしれません。
しかし、その一方で、最近は商品の価格を値引く安売りだけでなく、この商品を買うと○○ポイントもらえるという付与型の割引もあります。付与型の方がお店にとっては次回の来店を促すきっかけになるので、今後はこちらの方がメインになってくるのかな。
先のことをあれこれ考えても仕方がないけれど、キャッシュレス化とか、ポイントがお金と同じ価値を持つということが当たり前になってくると、買い物の仕方や動機が変わるだろうな~と思います。
本来必要なものを必要なだけ買えばいいものを、ポイントの有効期限があるからとか、このお店ならポイントがつくからとか、ちょっと余計な判断材料に振り回されることになりかねません。
自由なようで、けっこう不自由。
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