陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

何十年ぶり?!の雪まつり

2018-02-09 07:17:32 | 日記
先日ボランティア活動で知り合ったVさんと雪まつりに行ってきました。
Vさんはロシア、ウラジオストック出身の留学生です。昨年の4月に札幌に来ました。雪まつりを見るのは初めてだそうです。
私ももう10年以上は見に行ってません。たまには行ってみてもいいなと思い、Vさんを誘ってみました。
Vさんは即答でOK.じゃあ、日時を決めましょう。
「昼間と夜とどっちがいい?」と尋ねました。
Vさん「夜はきれいですか?」
私「うん。ライトアップされてきれいだよ~」
Vさん「じゃあ、夜行きたいです」
ということで、夕方4時に地下街で待ち合わせをして地上に出ました。雪まつり大通会場はテレビ塔からスタートです。



氷の像があり、エレクトーンの演奏をしていました。
ライトアップには少し早いですが、だんだん暗くなっていくでしょう。
歩きながら、Vさんに「ロシア語で話してみますか?」と聞かれ、臆せずトライしてみた私。
今まで習ってきたことを総動員しながら、え~と、とか、○○ってなんていうんだっけ?なんてことをはさみながらなんとか会話をしてみました。
自分の家だったり、レッスンの教室だったりと同じ場所の同じ席で座って勉強しているときと、人混みの中を歩きながら、雪像を見ながら、足元を気にしながら話すのとでは、感覚が全く違います。いつもなら思い出すであろう単語が出てこなかったり、文法を考える余裕がなくなったり。。
Vさんは間違いがあるたびに直してくれました。それをすぐさまリピートする。そういう繰り返しでひとつの話題を話し終えるまで何丁も歩きました。
これが、グループだったら。私が留学生だったら。
会話のスピードについていけなかったでしょう。
Vさんは北大の経済学部で勉強していますが、日本語のテキスト、日本語の授業で最初は40%くらいしかわからなかったそうです。そりゃそうだ。
彼女いわく、日本人は女性より男性の方が早口に聞こえるんだとか。そうかー。同じ日本人ではわからないけど、外国人から見るといろいろ感じていることはあるのでしょうね。今では60%くらいわかるようになった、と。そんな彼女(Vさん)は大学院の試験を受けました。まだ結果待ちだそうですが、受かっているといいね☆

外はだんだん暗くなってきました。10丁目の手塚治虫生誕90周年記念「オールスターズ」という雪像。

アトムをアップで撮ってみました。


市民雪像も話題の人物や人気のキャラクターのものがあって、けっこう人気です。でも、やっぱり圧巻なのは11丁目の国際広場。世界の様々な国の人たちが雪像づくりにチャレンジしています。それがまた細かいところまでこだわっていて、もう芸術!

雪まつりがスタートしてもう数日たっているのに、まだ製作中。



寒くなってきたので一度夕食のために雪まつり会場から撤収。
インドカレーを食べました。


寒いところに1時間半もいたので、カメラのレンズが曇ってしまいました。
もちろん、カレー屋さんはちゃんとした室内ですよ。

食事が終わってお会計の時、私が二人分支払ったのですが、Vさん「私はたくさん食べました。食べた分の金額を覚えています」とスマホの電卓でパタパタと計算して、きっちり私にお金をくれました。
学生さんだからおごってあげたかったのですが、友情にお金をはさむのは彼女は好きではないようでした。
食事中、「Vさん、アルバイトで私にロシア語を教えて」と言ったら、ちょっと考える顔をして「・・でも、私は友情としてロシア語を教えたいです。友達からお金をもらうのはちょっと・・」と言いました。
この言葉には私もう感動しました。だって、私はVさんのお母さんと同世代ですよ~!
友情。ほんとにありがとう。
私としては気持ち程度のお金は受け取ってほしいなと思うんですけどね。でも、まっすぐなVさんの気持ちも尊重してあげたいので、何か別の方法でお礼を考えます。う~~ん、そのほうが頭を使うなぁ。

また雪まつり会場に戻りました。
これは7丁目、スウェーデン広場のストックホルム大聖堂です。プロジェクションマッピングをやっていました。



子供時代に見た雪まつりより、食べ物屋さんが多く出ていたり商業色が強くなった感じはありますが、楽しめました。
Vさんのおかげかな。




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