美術好きな友人Aさんと芸術の森美術館で開催中のブリューゲル展に行ってきました。
この展示会は、7月末から今月24日まで。行きたい、行きたいと思いながら、なかなか出かけるまでに至りませんでした。
Aさんからのお誘いがなかったら、逃してしまっていたかも。
予告のちらしです。
ちなみに、ブリューゲル展は撮影OKです☆しかし、私はカメラを忘れたので撮れませんでした。
ケータイで撮っても良かったけど、だいたい撮ったことで満足して終わるパターンが多いので、いっそのこと観ることに専念したのでした。
ブリューゲル展、といってもその作家は一人ではなく、ブリューゲル一族のコレクションをひとわたり網羅しています。
ピーテル・ブリューゲル1世に始まり、子から孫へ、孫からひ孫へというふうに先代の技を受け継ぎながら、各人の得意なモチーフを描き、才能を開花させていったのです。その間約150年。
西洋美術ではよくあるモチーフ、『最後の審判』はブリューゲル1世の作品ですが、なかなかユーモラス。
向かって左側が天国に行く人たち。
そして、右側が地獄に落ちる人たちです。
天国と地獄、どちらに行きたいかと問われれば、天国なんだけど、なぜか地獄の方に目を奪われます。地獄に行く人たち、鳥のような海の生き物のような怪物の表情や体の動きがさまざまだからかな。
天国に行く人たちは、頭・胴・手足のみで表現されていて、整然と列をなしてぞろぞろと・・。なんだか、こちらの方がコワイ。
ブリューゲル一族の絵のみどころはいろいろあるのですが、「寓意」を見るのが面白い。ユーモアにくるまった皮肉がスパイシーです。
このブリューゲル2世の作品、『鳥罠』ですが、鳥を捕るために罠をかける人間が凍った川の上でスケートをしています。
凍っている川も、太陽の日差しで氷が解けて川に落ちちゃうかもしれないのに。
自然の力の方が偉大なのだよ、と言いたいのですね。
わかる、わかる。身につまされます。。
他の作品も解説無しに観ると面白いですね。
自分がどんな寓意を感じ取るのか。深層心理がわかるかも。。
この展示会は、7月末から今月24日まで。行きたい、行きたいと思いながら、なかなか出かけるまでに至りませんでした。
Aさんからのお誘いがなかったら、逃してしまっていたかも。
予告のちらしです。
ちなみに、ブリューゲル展は撮影OKです☆しかし、私はカメラを忘れたので撮れませんでした。
ケータイで撮っても良かったけど、だいたい撮ったことで満足して終わるパターンが多いので、いっそのこと観ることに専念したのでした。
ブリューゲル展、といってもその作家は一人ではなく、ブリューゲル一族のコレクションをひとわたり網羅しています。
ピーテル・ブリューゲル1世に始まり、子から孫へ、孫からひ孫へというふうに先代の技を受け継ぎながら、各人の得意なモチーフを描き、才能を開花させていったのです。その間約150年。
西洋美術ではよくあるモチーフ、『最後の審判』はブリューゲル1世の作品ですが、なかなかユーモラス。
向かって左側が天国に行く人たち。
そして、右側が地獄に落ちる人たちです。
天国と地獄、どちらに行きたいかと問われれば、天国なんだけど、なぜか地獄の方に目を奪われます。地獄に行く人たち、鳥のような海の生き物のような怪物の表情や体の動きがさまざまだからかな。
天国に行く人たちは、頭・胴・手足のみで表現されていて、整然と列をなしてぞろぞろと・・。なんだか、こちらの方がコワイ。
ブリューゲル一族の絵のみどころはいろいろあるのですが、「寓意」を見るのが面白い。ユーモアにくるまった皮肉がスパイシーです。
このブリューゲル2世の作品、『鳥罠』ですが、鳥を捕るために罠をかける人間が凍った川の上でスケートをしています。
凍っている川も、太陽の日差しで氷が解けて川に落ちちゃうかもしれないのに。
自然の力の方が偉大なのだよ、と言いたいのですね。
わかる、わかる。身につまされます。。
他の作品も解説無しに観ると面白いですね。
自分がどんな寓意を感じ取るのか。深層心理がわかるかも。。
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