陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

パイプオルガンコンサート

2017-08-21 06:28:15 | 音楽
月に一度は足を運ぶ、札幌コンサートホールKitara(キタラ)には大きなパイプオルガンがあります。
毎年1人専属オルガニストが来日、1年間の任期のうち何度かコンサートを開きます。
昨年9月からの1年は、ダヴィデ・マリアーノさんというイタリア男性でした。



パイプオルガンはとてつもなく大きな音が出て圧倒されますが、手回しオルガンのようなかわいらしい音もでたり、自由自在。エレクトーンのように足でもメロディーを奏でることができますので、一人何役ものオーケストラ状態にもなります。
曲は教会のミサ曲のようなものやちょっといびつな現代音楽のようなもの、さぞかし楽譜には細かくギッシリ音符が刻まれているんだろうな~というものなどなど、多彩です。
パイプオルガンを聴くにあたって私の場合、理解できる・できない、音楽やメロディーが心地よいとか悪いということは抜きにして、ただただ音楽のシャワーを浴びたいだけです。たまにそんな気分になります。

8月19日(土)はダヴィデさんの最後のコンサート。数か月前からチケットを用意して楽しみにしていました。
プログラムは
・モーツアルト:幻想曲 ヘ短調 K608
・ヴィヴァルディ/J.S.バッハ編曲:協奏曲 二短調 BWV596
・シューマン:ペダル・ピアノのための練習曲 変イ長調 作品56-4
・フランク:3つのコラールより 第3番 イ短調
  - 休憩 -
・ヴィドール:オルガン交響曲 第5番 ヘ短調 作品42-1より 第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
・プロコフィエフ/ギユー編曲:トッカータ 作品11
・デュリュフレ:オルガン組曲 作品5
知ってる作曲家の名前が並びます。やっぱりモーツアルトは馴染みやすいメロディーなのかしら?フランクといえば、バイオリンソナタのアンニュイな感じが浮かぶけど、どうかな?などといろんなイメージがよぎるのですが、パイプオルガンの旋律はかなり独特で曲が始まると、そんなものは吹っ飛んでしまいました。
そんな中、私がとっつきやすかった曲は3曲目のシューマンでした。プロコフィエフのトッカータも約5分の短い曲でしたが、聴き終わった瞬間ストンと落ちた感じで好きです。

毎年必ず専属オルガニストのコンサートに行くわけではないのですが、なんとなくこの「わからない感じ」の渦中に身を置いてみたくなり、聴きに行ってきました。
たまにいいです☆
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