昨日は久しぶりに雨の日となりました。
風が強かったので、傘を差していても濡れないのは頭だけ、みたいな状態。
傘を差さない人もいました。
雨が降れば、傘を差す。日本では9割以上そうですよね。
でも、外国ではそもそも傘を差さない人が多いような気がします。
晴れの日、日差しが降り注ぐのと同じように雨の日は雨が降ってくるのを自然に受け止める。そういう感じです。
2018年の今頃、わたしはロシアにいました。ロシアの第3の都市、ノボシビルスクです。札幌と姉妹都市でもあります。ノボシビルスクの文化交流センターで日本語のクラスを担当させてもらっていました。
雨の日、外を歩いていると、傘を差さない生徒が何人も晴れの日と変わらない様子で歩いていました。ロングヘアの女性も、濡れた髪をなびかせてどこか爽やかな雰囲気さえ漂わせて「先生、こんにちは」とあいさつしてくれました。
昨日は学校で授業がありました。これまでオンライン授業などもありましたが、今は海外からの人流規制も緩和されてほぼ以前同様、対面授業ができるようになりました。多国籍のクラスですが、今のクラスにはロシア人の学生はいません。
それでも、昨日は雨に濡れて教室に入ってくる学生もいました。雨の日は傘を差さずにウィンドブレーカーのフードをかぶっておしまい、なんですね。
身軽な感じで、それもいいなと思います。
けれど、傘に慣れてしまっている私は、やっぱり傘を差します。雨が降りそうなときは折りたたみ傘をもって出かけます。
私にとっては、そのほうが精神上いいんですよね。
それに、やっぱり何と言っても湿度が高いから。濡れた後、ジメジメするのがイヤです。
日本で傘を差す人が多いのはそこが大きいかもしれません。
お国柄って、その国の気候も多分に影響していると思います。
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