「つまらない住宅地の…」ああ、タイトルが覚えられないw
先月まで放送されていたBS夜ドラです。
このドラマを何気なく録画しておいて、時間のある時に見ています。
最終話まであと2回と言うところまで来ました。
ドラマや長い小説には(いえ、短くてもいいんですが)、途中のなんてことない場面で作者の思いが織り込まれていることがありますね。
もしかしたら、そこに共鳴してしまう(単に反応してしまう、かもしれない)のは、自分が普段から心のどこかで考えていたことなのかもしれません。
たとえば、逃亡犯である日置昭子と同級生だった男性が「あいつは復讐するために逃げ出したんじゃない」という台詞に加えて、「俺とあいつは同じくらいの成績でそんなに変わらなかったんだ。俺が日置で日置は俺なんだ」っていうところ。
テレビのニュースで一度でも犯罪を犯したら悪者。ましてやその悪者が刑務所から逃げ出したら、凶悪な人物。
そんな風に自動的に思ってしまう。それでいいのだろうか。。
自分が思ってもみないところで人生って変わってしまうことがあると思います。
日置昭子は父親の会社が倒産、両親の離婚からそうなりました。
もちろん、そのことで悪いこと(ドラマの中では横領でした)をしていいわけではありません。
でも、心の中に他人には共感してもらえない黒いものを抱えて間違えてしまった。
そういう人が何か事件を起こして、それをたまたまテレビで目にしたとします(リアルに)。
そういう人に何も知らないで「悪者」ってレッテルを貼って自分の中の心の交通整理をしてしまうってどうなんだろう。
ラクではありますけれど。
そんな風に感じさせられました。
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