暗闇と霧の中をツアー参加者を乗せてバスは走ります。
道中、道端からキタキツネに何度も遭遇しました。道端に寝そべっているキツネもいました。
こんな風に道端に出てくるキツネはガイドさん曰く、「おねだりキツネ」。
あるとき人間に食べ物をもらって味をしめ、またくれないかな~と出てきてしまうのだそうです。
あるいは、道路に落ちた昆虫をえさにしているキツネ。
山道を自動車で走っていると、フロントガラスや車体にバチバチ虫が当たります。それが道路に落ちるのです。
そういうものも野生動物にとっては貴重な食料となるのですね。自然の営みには無駄なものは何もないんだな~と感心してしまいます。
さて、最初についた場所は、摩周湖。
真っ暗で何も、見えません。霧には太平洋から吹いてくる南風の影響でミネラル分が豊富です。肌に良いそうです^^
天気によっては、早朝、摩周湖にかかった霧が雲海のように広がるとのこと。その写真を撮りに来る人もいるそうです。
ガイドさんが撮ったスマホの画像を見せていただきましたが、とても幻想的な風景でした。
次に向かったのは、硫黄山。
その昔、硫黄は貴重な資源でした。爆弾の火薬、導火線、マッチの原料として使われたそうです。ちなみに、マッチの原料はリンですが、昔は硫黄だったそうです。
硫黄山は、数年前、昼間に来たことがありましたが、夜来るとまた違った印象でした。
ここで実験をしました。
硫黄のかけらを集めて、それに火をつけるのです。すると、硫黄のかけらが溶けながら青白く燃えるんです。 で、なかなか消えない。導火線などに使われるのは、一度火が付くと炎が消えづらいからなのです。青白い炎は温度も高いですし。
青白い炎。とてもきれいでした。
1時間ちょっとの暗闇ツアー。楽しかったです。紅葉の季節、厳冬の季節。いろいろな表情を見てみたいものです。
北海道の夜のツァーを楽しんだことはないです。
>こんな風に道端に出てくるキツネはガイドさん曰く、「おねだりキツネ」。
やはり動物も楽してエサがほしいのでしょうかね?
>天気によっては、早朝、摩周湖にかかった霧が雲海のように広がるとのこと。その写真を撮りに来る人もいるそうです。
私は運が良いのか2度摩周湖を観たのですが、霧に覆われてなく青い神秘的な湖を見ることができました。
もちろん夜の摩周湖は見ていません。
>硫黄山は、数年前、昼間に来たことがありましたが、夜来るとまた違った印象でした。
昼間一度行っていますが、夜は青白い炎が見えるのですか!夜の方がいいですね。
北海道の観光でしたら、個人的には、やはり道東がお勧めですね。北海道らしさが心ゆくまで味わえるような気がするのです。
私も数年前摩周湖を訪れたときは、快晴でした。もちろん昼間です。
ちなみに、摩周湖の湖畔へは調査団など、許可された人しか立ち入れないそうです。地形も、ほぼ断崖絶壁のため、帰りに登ってくるのが大変なんだとか。
また、硫黄山は石ころ一つ持ち帰ることは禁止されています。硫黄を燃やす実験は夜のツアーならではのことです。