『ケマル・アタテュルク
-オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父』
小笠原弘幸
トルコ共和国の建国の父として有名な、
ケマル・アタテュルク(1881-1938)の人生。
コテンラジオが満を持してケマル回をやるらしいので、
今回はいつもとは逆で、予習をしてみた。
ちなみに作者の小笠原先生はこちらも書いてます。
『オスマン帝国 繁栄と衰亡の600年史』(中公新書)
ケマルの時代は、オスマン帝国の斜陽極まれりの時期。
1820年代にセルビア、1830年代にギリシャが独立を宣言。
さらに第一次世界大戦でとどめを刺された感じ。
列強(イギリス、フランス、イタリア、ギリシャ)が
勝手にオスマン帝国領土を勝手に切り分けようとするし
(オスマンをケーキに模した戯画が有名ですよね)
ギリシャのクソムーブはなかなか腹立たしい。
(ギリシャがビザンツ帝国復興を掲げたのは、
なんというか、歴史の矛盾とか皮肉を感じる)
(ギリシャ、オスマンから撤退する際にアナトリアの
歴史建造物や街を破壊していったの、よくないぞ)
1923年、ローザンヌ条約締結で
不平等条約の廃止を実現。
10月29日にトルコ共和国が建国されます。
お、ということは建国100周年?
おめでとうトルコ。
(もう2024年だけど)
ケマルの施策としてよく挙げられるのは、以下。
・脱イスラム
カリフ制の廃止とか、女性解放とか。
・文字改革
トルコ語の統一。
アラビア文字からラテン・アルファベットへの移行
(これ、読書中になんか記憶を刺激するなあと思ったら、
「ゆる言語学ラジオ」のエウレカクイズの、
「トルコのとある市長が年賀状で逮捕されたクイズ」だ。
(ちなみに逮捕ではなく罰金が正しい)
思わぬところでアハ体験できてうれしい)
・民族主義
ムスリムの強制移住とか、いろいろと問題は孕んでいる。
正直、トルコの首都?イスタンブールじゃないの?
というレベルでしたが、改めてアンカラに興味が湧きました。
アタテュルク廟も見てみたいし、
アナトリア旅行に行きたいなあ。
(学生の頃、イスタンブールとカッパドキアだけ行った)
さて、これからコテンラジオを聴きます。
楽しみ!
-オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父』
小笠原弘幸
トルコ共和国の建国の父として有名な、
ケマル・アタテュルク(1881-1938)の人生。
コテンラジオが満を持してケマル回をやるらしいので、
今回はいつもとは逆で、予習をしてみた。
ちなみに作者の小笠原先生はこちらも書いてます。
『オスマン帝国 繁栄と衰亡の600年史』(中公新書)
ケマルの時代は、オスマン帝国の斜陽極まれりの時期。
1820年代にセルビア、1830年代にギリシャが独立を宣言。
さらに第一次世界大戦でとどめを刺された感じ。
列強(イギリス、フランス、イタリア、ギリシャ)が
勝手にオスマン帝国領土を勝手に切り分けようとするし
(オスマンをケーキに模した戯画が有名ですよね)
ギリシャのクソムーブはなかなか腹立たしい。
(ギリシャがビザンツ帝国復興を掲げたのは、
なんというか、歴史の矛盾とか皮肉を感じる)
(ギリシャ、オスマンから撤退する際にアナトリアの
歴史建造物や街を破壊していったの、よくないぞ)
1923年、ローザンヌ条約締結で
不平等条約の廃止を実現。
10月29日にトルコ共和国が建国されます。
お、ということは建国100周年?
おめでとうトルコ。
(もう2024年だけど)
ケマルの施策としてよく挙げられるのは、以下。
・脱イスラム
カリフ制の廃止とか、女性解放とか。
・文字改革
トルコ語の統一。
アラビア文字からラテン・アルファベットへの移行
(これ、読書中になんか記憶を刺激するなあと思ったら、
「ゆる言語学ラジオ」のエウレカクイズの、
「トルコのとある市長が年賀状で逮捕されたクイズ」だ。
(ちなみに逮捕ではなく罰金が正しい)
思わぬところでアハ体験できてうれしい)
・民族主義
ムスリムの強制移住とか、いろいろと問題は孕んでいる。
正直、トルコの首都?イスタンブールじゃないの?
というレベルでしたが、改めてアンカラに興味が湧きました。
アタテュルク廟も見てみたいし、
アナトリア旅行に行きたいなあ。
(学生の頃、イスタンブールとカッパドキアだけ行った)
さて、これからコテンラジオを聴きます。
楽しみ!