パオのセンダーユニットの修理（5）

センダーユニットの整備してて思ったのが、このカプラーをオスメス汎用品に変えないほうがいいということ。

なぜかというと、端子のサイズがその辺で手に入らない大型なんですな～。

28ｍｍもある。

このセンダーユニットを付けるためだけにカプラーも端子もちがうのに変えるのは賢くない。

今後また別のセンダーユニットを交換する場面を想定したらこのままであるほうが都合いいわけです。

やるべきなのは、新しいセンダーユニットに純正のカプラーのオスと端子を付けること。

中古でも新品でもいいから、日本のどこかに同じカプラーがあるはずだ。

ネットで探しまくったところ、このカプラーが矢崎総業さんで作られてるのがわかりました。

会社のHPに製品紹介されていて、間違いなく探してたカプラー

問い合わせをしてみると、生産量が大量のため販売は法人のみで個人には販売してもらえない。

しかも現在はスポット生産に近く、流通量が極めて少ないんで部品屋さんでの入手も困難だろうと・・・。

33年以上前のだから、でしょうね・・・

むしろ、現在も生産されていることに感謝だ。

部品屋さんをいくつか調べてみたけど、メスはあるけどオスがまったく見当たらない

ある部品屋さんではオスは5年以上仕入れ履歴がないそうで。

完全に需要の問題よね。

想像以上に絶滅危惧種なんだな・・・。

海外では目当てのオスが見つかったんだけど、同じカプラーを30個もいらないし総額16,000円も払う気になれない。

こりゃ汎用品にするしかないか・・・と思ったら、2極の他に3極があって、それはオスメスも端子も売ってるんです

端子は同じ58シリーズだから共通なんで、カプラーを3極にしてもパオの元々の端子を変える必要がない。

センダーユニットにこの端子を付けてカプラーを変えれば問題解決だ

早速注文しよう。

 

 

 

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