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現在の日本経済(実感無き好景気)と新自由主義的改革の弊害(追)

2017年10月16日 13時08分55秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
新自由主義については「昨日記171003火(立憲民主党届け出 副食作り 自分の政治的立ち位置と新自由主義)追」の後半に記載しているので参照ください。

今日本の株価は高騰し、2017年10月11日に日経平均株価は2万0881円27銭を記録し、96年12月5日以来、約20年10カ月ぶりの高い水準となったと報じられた。

今年6月には、「内閣府の研究会は、先日、今の景気は、バブル期を超えて戦後3番目の息の長い回復を続けているという見解を示しました。」(NHK)という報道がされた。

同じ報道では、次のようにも指摘している。
「多くの人にとって、それほど好景気だとは思えないのが率直なところ。街行く人から聞こえてくるのは「回復の実感はない」「特売品などできるだけ安いものを買っている」などなど、好景気にはほど遠い声です。
それもそのはず、景気の力強さが決定的に欠けているからです。」

その実態を見ると
GDP伸び率  個人消費  実質賃金の順で割合(%)を示すと
                     GDP伸び率 個人消費  実質賃金
いざなぎ景気(1965/11-1970/7<4年9か月>  11.51   9.63   8.2
バブル景気 (1986/12-1991/2<4年3か月>  5.58   4.57    1.5
今回(2012/12-現在) 1.26   0.41   -0.6

こうした実態を見る限り、現在戦後3番目の長い景気回復で株価もバブル期越えというが、実態は労働者の実質賃金はマイナスになり、個人消費も伸びていないので、政府は景気が良いというが、庶民にその実感はないという指摘は数字(個人消費がマイナス)に出ている。

この実態は、株で資産運用する富裕層は大いに潤っているが、庶民の所得は減っていることを示している。
事実、所得分布は以前に比べ中心値が低くなっている。
その原因は、非正規の派遣労働を製造業にも緩和した、小泉内閣の新自由主義的構造改革が大きく影響している可能性が強い。
小泉改革の結果、派遣・非正規労働が急増し、それに伴い低賃金で労働者保護もない非正規が急増し、貧困層が増加し格差が拡大したのだ。

又、現在企業の内部留保は、ここ4年間で100兆円も増加しているという。
労働分配率は、2012年72.3%が2015年には67.5%と低下した。(日経ビジネス2017/9/8)
株や資産運用で儲ける資産家といった富裕層の動きみならず、企業も新自由主義に同調して競争力強化という名目で、従業員の賃金を抑制し、儲かっても労働者に分配せず、内部留保を増加させている企業の実態が浮き彫りになっている。

まさに新自由主義的改革をすると社会構造がどのように変化するか、見事に数字に表れている。
富める者はより豊かになり、高級品が売れ一見社会は華やかに潤っているように見える。
その実態は資産家や経営者層の富裕層と、それにつながる大企業社員だけが潤っているだけで、日本企業の大半を占める中小企業経営者やその従業員の所得は、ほとんど増えていないのだ。
そこには、個人の格差だけでなく、企業間格差、親会社と下請けといった、パワハラと同じ理不尽な差別や格差も大きく存在する。

だが、グローバル経済時代となった今、国際競争は避けて通れない。
企業は、厳しい国際競争に晒され、それに適応できなければ脱落するしかなく、効率の悪い企業は市場から退場するしかないことも事実である。
だからと言って、労働者の賃金を抑制して企業の競争力を強化すれば、実質賃金の低下から個人消費の減退を招き、景気の悪化につながる可能性が強い。

そうしたことを打開するには、中小企業は最新設備や新技術導入や技術革新や働き方改革と同時に、新しいニーズの発掘・創造や海外を含む販路開拓で、販売を伸ばし生産性向上を図り利益を増やし労働分配率も向上させ、実質賃金向上を図る必要があるだろう。
当然制度的に、親企業と子会社や、下請け企業への不公正な取引は法律で規制する必要があるだろう。
こうした新自由主義的改革ではない、経済改革をする政権の登場が求められると思っている。

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昨日記171013金(昨日記作成 バッハのブランデンブルグを聴く)

2017年10月15日 21時07分09秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低  19.5  17.1  曇一時雨
午前中「昨日記171010火(メモ・記憶と存在・生き方 スキャナ不調・交換)追」を書いた。
リマインダの話から、生き方の話題になってしまい長くなった。
断片的に今後も継続して考察すべきこともいろいろ含まれているので、自選ブログに加えた。
本当は、思想家や宗教家やその他専門家の言説も入れて、展開したかったが、そんなことをすれば、非常に長くなるし、時間もかかるのでやめた。
昨日記作成に時間を取られたので、昼食は缶詰で済ませた。
午後にも、遅れていた昨日記20171011を急いで書いた。
その後急いで自転車に乗り全速力で地下鉄の駅に向かい、中の島の中央公会堂に行った。
日本テレマン協会の、バッハのブランデンブルグ協奏曲を聴くためだ。(非常に楽しみにしていた。)
演奏会には、ぎりぎりに間に合った。
1か月ほど前に、2000円の席を予約していた。
客席はほぼ満員だった。
以前1000円の立見席に行ったことを、以前昨日記に書いている。
立見席も苦痛ではないし、よく聞こえるが、やはり長時間集中して聞くには座った方がよさそうだ。
ところが、この日左隣に20代のサラリーマン風の男が座った。
演奏が始まっても、きょろきょろ周囲を見回したり、モノを出し入れしたり、体をなでたり、演奏途中でセーターを羽織ったり、とにかく約30秒ごとに動いているので、こちらも気が散った。
挙句の果て、鼻くそほぜりを長時間何度も繰り返し休みなく行い、鼻から指を抜いたと思うと数秒後には鼻の穴に深く指を入れていた。
しばらく我慢していたが、その後鼻の穴に指を入れるたびに、顔を見てやったが、こちらの視線に気づいていないようで、気持ちよさそうに指を鼻の穴に入れていた。
あきれ果て、楽曲の間の短い休みの間に、右隣の席が空いていたので移った。
男はそれに気づき、不思議そうに私の顔を見ていたが、その後彼は鼻くそほぜりはやめた。
こんな世間知らずの若者もいるのかとあきれた。

演奏は、初めの方はチューニング不足か練習不足か分からないけれど、何となくしっくりしていなかった。
演奏は、1番から6番まで順序を変えて1-6-3番が前半で、休憩後5-2-4番の演奏だった。
各組曲で楽器編成や演奏者が変わっていて、非常に素晴らしい演奏の場合とそうでない場合の差が激しかった。
特にバイオリンやチェンバロの演奏がしっかりしている時は、いい演奏だった。
とにかく、私にとって、隣の席の若者の件も有、いいような腹立たしいような、複雑なコンサートだった。

行きたいコンサートは、たくさんあるが、1000円や2000円で聴けるオーケストラのクラシックコンサートはほとんどない。
オーケストラの運営を考えれば、入場料が、3-5-8千円や少し有名になれば1万円越えの入場料も理解できる。
だからこそ、私のような相対的貧困者(所得が平均値の半分以下)の者は、経済的にほとんどコンサートに行ける機会はないので、FMやTVややCDで曲を聴くことは、数少ない生活のうるおいであり楽しみの一つであるが、たまにこのような低価格で生のいい演奏を聴けることは非常に幸せであり、大いに感謝したい。


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昨日記171012木(欲望と出費のコントロール 老いへの備え)

2017年10月14日 14時02分53秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低  24.2  18.8  曇一時雨
この日も、昨日記171003火(立憲民主党届け出 副食作り 自分の政治的立ち位置と新自由主義)追を読み返し、私の政治的考えを追記した。
その後、予約していた歯科医に行き、治療を受けた。
カブセを予定していた歯に、虫歯があったらしく、それを治療したという。
虫歯治療の時は、焦げ臭いにおいがして、この日もそれが臭っていて虫歯を削っているなと気づいた。
その後、カブセ作成のための型取りを行って、この日の治療は終了した。
歯科治療のための費用は覚悟していたし、そうしたことに備えての蓄えもやってきたので、生活に支障はない。
しかしトータルすると数万円はかかりそうだし、先日スキャナも3万円弱の物を購入したので、黄色信号がともった感じだ。
この日までは国立国際美術館で行われているブリューゲルやフォスの展覧会を観に行く予定だったが、特にブリューゲルのバベルの塔の細密画は、肉眼で見ただけでは小さな人物画確認できないという話で単眼鏡が無ければ面白みが少なくなるという話が紹介番組であったので、単眼鏡を調査してから行くことにした。
単眼鏡が5千円以上かかるなら、展覧会に行くことを止めようと思った。
今後、同窓会、テレマン協会コンサート(ブランデンブルグ協奏曲予約済)、北斎展、国宝展、正倉院展等参加したい催し物があり、少なくとも同窓会とテレマンは外せないので、今後の歯科治療の成り行きを見つつ参加する展覧会を決定しようと思う。

午後から、食事関連の家事(食材の買い物、副食作り)に追われた。
夜には、ジムに筋トレに行った。
この日も歯科治療では麻酔が使われたが、影響ないだろうと考えた。
結果、何事もなくいつも通りトレーニングを終えた。

ただ最近記録の伸びはなく、記録は低下気味である。
年齢の限界が来ているのかとの思いがよぎり、誰もが避けられない老いの問題に直面している可能性を悟った。
まだ、本格的体力低下や老衰には無関係だが、いくら元気でも2-30年後には歩行困難になる日が来るであろう。
(60代からのトレーニングの結果、現在筋力は、5-60代の力を持っていると思っている。45㎏程度の負荷を10回程度押したり引いたりできる。多分運動していないデスクワークの男性では、3-40kg程度の人が多いのでは。)

これから死ぬまで(私の寿命は90歳から100歳と考えているが、平均寿命は延びていて近い将来100歳越えが普通になる可能性がある。)の間に、徐々に筋肉が衰えていくことを覚悟する必要があるが、まだ心の準備は出来ておらず、やっと現実を見つめだした段階だ。
筋力増強の努力を続けつつ、何度も現実を見つめて受け入れようと思う。
そうしたことを思うと、わびしい気持ちになる。
子供の時代や青春の思い出もあり老いもある、これが人生であり生きることで、すべてをそのまま受け入れるしかない。


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昨日記171011水(夜中の蚊)

2017年10月13日 16時54分18秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低   28.8  20.5   晴
この日は午前中ブログを読み返して追記したり、副食作りをしたりした。
午後は、昨日記を書いたりしていたが、途中机の上で居眠りをする始末でさえない一日だった。
どうも疲れているらしいことは居眠りで分かった。

ただその前夜は、夜中に何度か蚊が出てきて飛び回り、何カ所も腕を咬まれた。
ここ数日、急に30℃近くになり雨も降ったので、蚊が増えたらしい。
そのため、とりあえずモスキートトラップに砂糖を追加したが、元の酵母が古くなり弱っていて全く反応せず、炭酸ガスが全く発生せず効果がなかった。(後日モスキートトラップを見ると、多くの蚊が死んでいたし、炭酸ガスが出ている期間<1週間程度>は蚊に刺されなかし、1-2週間程度でモスキートトラップの中身を更新していたので蚊に刺される事は少なかった。)
仕方なく殺虫剤を手に蚊を見つけようとしたが見つからず、明かりを消して寝始めると頭の上を飛び回るので、明かりを消したまま、寝た状態で蚊が近づいてきたときに、数回顔の上周辺に噴射した。
縁側と玄関の網戸を開けていて、寝る前は、極わずかな微風が頭側から足元方向に吹いているのを確認して考えて噴射したが、夜中に縁側から玄関方向に風向きが変化していて、噴射した殺虫剤が逆流して少し吸い込んだので30秒余り息を止め、殺虫剤が風に流されるのを待った。
殺虫剤が蚊にうまく当たったようで、それ以降蚊に刺されることもなく6時過ぎ前でぐっすり寝込んだ。

夜は、ジムに行きランニングを行った。
ジムがある市立スポーツセンターは、10月から天井工事の為来年3月まで閉鎖ということだったが、ジムや一部の施設は閉鎖せずにそのまま運営することになり、その間ジムは休館日が無くなり無休で営業となったが、一部閉館時間が早くなる日もあるようだ。。

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昨日記171010火(メモ・記憶と存在・生き方 スキャナ不調・交換)追

2017年10月13日 12時29分27秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低   28.5  21.2   晴一時曇
朝、スマホのメモが機能していないことに気付き、よく似た項目を統廃合しならべ変えた。
今まで、スケジュールにあるリマインダは覚書として、メモと同様に思い思いついたこともリマインダに記録していたが、過去の記録を見ると、リマインダにはその日以前の記録はすべて消去されることをしり、今まで記録したことが無くなった事が残念だった。
こうしたことから、メモの見直しを行ったのだ。
遅れ気味の昨日記を昼の間に書いたが、食事関連の家事同様に昨日記制作も大きな時間を占める事が多く、何とか対策する必要がある。
しかし自選ブログを見て分かるように、これは私の生活の切り離せない表現手段であり、私の一部となっているので、これの省略は自分自身の人格の否定につながると感じる。
自分の生きた証は、こうした文章で残す・残せる、ということだ。
昔の人は、何も残さず亡くなったことを考えると、いずれ文章のデジタルデータは、私が死ぬと消去されるだろうが。消去されるまでは、私が存在した証となる。

とはいうものの、過去から現在まで無数の人類が生き死んだ。
更に歴史を振り返ると、単細胞から人類に至るまで、無数の生命の歴史があり、現在や、私の人生はその中の一瞬に過ぎないし人類の歴史や日本の歴史から見ても一瞬であり、この時代でも、いくら有名であっても100年200年もすれば、ほとんどの人は、忘れられ人の記憶からも消えていく。
まして、私の様に直系親族がいない者は数十年で私を知る人はいなくなるだろう。
そういうことを考えた場合、こうしたことを書いたり、今はやりの自分史を残したりすることに、何の意味があるのかと思ったりもする。
しかも、私個人は他人の評価を得るために生きているわけでもないし、そんなことを気にしても全く意味がないし、50年後100年後に関係者の記憶から無くなることを恐れても無意味だろう。
即ち、今の自分自身の価値や希望や欲望と、他者(可能性はほぼ無いが、このブログを読むかも知れない未来の人も含む)と、どういうかかわりがあるのかという意味や価値や関係性が問われることとも言える。
(これは、時間や人間とは何か、又人間の脳に依存する様々な体験や思考や感情や家族友人といった人間関係や社会を含む記憶や実存といったものは何かを問う、哲学的文学的命題を問うものでもあろう。こうした実存・認識論的問題は構造主義ではどう解釈できるのか? また、こうした哲学的文学的命題は、クローンやロボットにも敷衍でき、文学作品に取り上げられている。)

禅やその他多くの宗教者が説くように、自分自身充実して生きればそれでいいのだろう。
今を生きる事こそが重要なのだ。
今を楽しみ、考え創造し、働き、スポーツすればよい。
価値は本人が決めることで実存的なことでもあり、自分の心の赴くままに決めればよい。
法律を侵さず他人に大きな迷惑を掛けなければ、好きなことをするのが、基本だろう。
ただ、現実問題として、そこに間違いなく経済問題も入ってくる。
ちょっと哲学的人生論的なことを考えた。
ニヒリズムに陥るかどうかも、本人の意思次第だ。
私はこれからも好きなことを、物理的・経済的に可能な範囲全力で行い楽しむだけた。

午後から、6日に購入したスキャナを始めて開梱し動作チェックを行った。
その結果、給紙がうまくいかないとか、jpg変換がうまくいかないとかいろいろ問題点が見つかった。
給紙はA4の用紙でも数回に1回ストップし何度も出し入れして動いた。
すぐに返品と他社製品への交換を決意し、即実行に移し、製品を元通り梱包し購入元の家電量販店に持ち込んだ。
時間はかかったが、返品を認めてくれ、代わりの製品を購入した。
交換した製品は、今日(11月13日)まで、やることがいろいろありまだ開梱していない。


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昨日記171009月(コーヒーマシン設計の思い出 みんぱく標交紀のコーヒー)追

2017年10月11日 18時41分26秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低   29.0  20.7  晴
午前中、前日同様、昨日記171003を読み返し、以前から思っていた21世紀の資本に関する考えを書いた。
みんぱくへの出発時間が迫る中、必死の思いで加筆し何とか加筆は上手くいった。
加筆が終わるとすぐに自転車で、みんぱくに出かけた。
以前申し込んでいた、「標交紀のコーヒーとは」のワークショップ抽選に当たったので行くことにした。
30代の後半、大阪の放出にある食品機械製造販売会社で、国産初のコーヒーマシンの開発を指揮し、私自身おいしいドリップコーヒーの抽出方法の研究した関係から、このワークショップは是非行きたいものだった。
そもそも30代に約10年間勤めた会社は、一時期UCCのコーヒーミル製造の下請けをしていた。
それ以外にもキーコーヒとかその他数社のコーヒーミルを作っていた。(私は、一度もコーヒーミルの設計にかかわったことは無く、ジュースディスペンサー(冷却)類や輸入品の改善<ジェラート、アイスクリームショーケース、コーヒーマシン、・・・>等の改良、開発を行い、全製品の電気冷凍関係の設計を行ったが、のちにプレシャーフライヤーやオーブンを含むコーヒーミル以外の技術責任者となり、技術部門を統括し、コーヒーミル以外の開発改良製品全ての検図作業や生産工程改善や不良品対策も行った。)
コーヒーマシンの開発の時には、そうしたつながりを利用して、各焙煎メーカーの研修センターで専門的なドリップコーヒーの淹れ方を学んだ。
コーヒーに関する文献や雑誌も読み漁った。
休日には神戸、京都、の有名なコーヒー店のコーヒーを飲み歩いた。
そうしたことを重ねたうえで、機械でおいしいコーヒーを抽出するにはどういう条件が必要か、様々な実験をした。

余談になるが、その時工業高校を卒業して最初に入った環境試験装置のトップメーカー(入社当時天神倍筋近くの中堅の町工場だったが、そこで様々な技術を学び<部長以外の技術者は、上司を含めよく似た技術レベルで、皆、技術的問題解決のため社内に常備された各種専門書や最新の専門誌を読み、メーカーの営業技術者と話し最新技術を吸収していった。>研究開発し、会社の発展とともに最先端の技術や考え方も自分のものにした。)で培った技術の一つが、温度の精密測定技術で、初めは先輩に教えてもらい、更に自分なりに研究工夫した熱電対による高度な計測技術を自分のものにし、そうした技術がコーヒーマシン開発でも生かされた。
(正確な局部温度を測定することは非常に難しく、測定誤差で設計値が大きく変わり、設計ミスの原因となる。実際、環境試験装置の会社にいた時、人事異動で後輩が私の仕事を引き継いで放熱フィンの設計を担当したが、私は彼の計測方法が雑で欠陥があることを見抜き、彼に問題点(熱電対の太さや取り付け方や風の流れで大きな測定誤差が発生する)を具体的に忠告し上司にも言ったが問題にされず、彼は無視して実験し設計を進め製品化し、私が設計した物より表面積を小さく小型化しコストダウンでき評価された。しかし後日、彼が設計した放熱フィンを使用した基幹部品である電力制御素子が、私が可能性を指摘したとおり、次々に熱破壊し大問題になったことを後日聞いた。)

30代に10年間務めた会社では、輸入品のジュース冷却機が日本の夏の暑さに耐えられず、トラブルが続いたのでその対策を命じられたが、冷凍サイクルを設計するにはどうしても恒温室が必要であった。
20代に10年間勤めた会社のプレハブ式恒温室は高額なので、自社で作れと社長が無理難題を言ってきた。
仕方ないので、工場内に断熱の効いた木骨の部屋を自分で設計し、大工さんに作ってもらい、大型クーラーとヒーターとラインフローファンを設置して、オンオフ制御で恒温室の室温を±0.5℃程度に制御できるような恒温室を完成させた。(温度分布も対策した。)
それを駆使して、冷凍サイクルの設計や、輸入品の外装の改良や、国産のジュース冷却器の大幅コストダウン(蒸発弁の廃止し、キャピラリチューブを蒸発弁にするが、これには冷媒充填量<それまではチャージシリンダーで実際は良くても5g程度の精度の冷媒充填>の1g単位の精密な計測が必要で、そうした自動充てん装置も私が開発し、高度な冷凍サイクルの品質管理を行う生産ラインを、私一人の設計で完成させた<私以外設計開発や品質管理の技術指導ができる人はいなかった。その後サービス部門の強化にも取り組みシステム化し、マニュアルも作った。>)等様々な技術的成果を実現し、最後の数年間は技術部門の総責任者<設計・開発・品質管理・生産技術・営業サービス指導>としてチームを指揮管理した。<コーヒーミルのみ以前の上司が別部門として担当>。
こうした技術には、計測器の精密な温度測定が不可欠で、恒温室制作時に、精密温度コントローラや自動温度記録計も購入してもらった事が、コーヒーマシンの開発に大きく役立った。

コーヒーマシン開発にあたっては、ドリップコーヒーを抽出するときの時間や温度や蒸らしのタイミングやシャワーの状態を様々に変更し、官能検査で味香りや「えぐみ」を調べた。
コーヒーの抽出量によっても立て方が違う。
私が開発した機械は、一回の抽出量が1リットル以上あったと記憶している。(約2リットル?)

基本的においしいコーヒーの淹れ方は科には、先ず、豆そのものの種類<産地も含む>(果物でも、どの種類が最高とは言えない嗜好の問題がある。)や、豆の栽培管理の問題や、豆そのものの仕上げ・処理<コーヒーの果肉を除去し、豆を取り出し、水洗、乾燥>の良し悪しや、保管運送時の保存状態や鮮度が大きく影響する。
通常、先に述べた鮮度の良い乾燥された生豆を焙煎するが、その焙煎の仕方(器具により大きく差が出る)もマスターの好みで大きく変わる。
更に、焙煎された豆を単品で使うか、ブレンドするかという問題もあり、通常は豆の選別やブレンドもマスターの腕の見せ所である。
焙煎された豆の保管時間も問題で、焙煎後の保管時間は短いほど良い(酸化劣化しない)
その後焙煎された豆は、コーヒーミルで粉砕し、コーヒーの粉を使って、コーヒーを抽出する。
ドリップコーヒーには、実験では粗びきの豆を多く使用し抽出するとえぐみの少ないおいしいコーヒーが抽出できる。
豆の粒子が小さくなる程、えぐみが出やすく濃くなる。(通常は中挽きを使用)
エスプレッソは、微粉末のコーヒーを高温で圧力をかけて抽出する。(専用器具が必要)
また、抽出方法(ドリップ・サイホン・水出し)や抽出器具(ネルドリップかペーパーか、メリタ・カリタといった抽出器の差)や温度や蒸らしのタイミングでも、味香りは大きく左右される。
ドリップの場合お湯の注ぐタイミングや注ぎ方で変わってくる。(これが、一般的には味香りに大きく影響を与えていると誇大に刷り込まれている。それは、おいしいコーヒーを提供するマスターが誇大に権威付けして説明や指導するために生じた刷り込み・神格化されたと考えている。だがコーヒー抽出技術の役割を否定するものではないが、先に行ったようにコーヒーの味香りを豆の良し悪しや、焙煎方法やロースト後の鮮度や豆の挽き方<例:コーヒーミルによっては豆の粉を加熱し劣化させる、熱を出さない石臼が良いという人もいる。>の方が大きく影響することは間違いない。それ以上に個人的嗜好といった価値観の方が先に来るのが評価の実態と考えている。)

一般的にドリップの場合、抽出前の蒸らしが重視されるし、実験でも蒸らしは、香りやコクを出すにはかなり重要な要素だったと記憶している。
蒸らしのタイミングは、豆の量や粗さやその他様々な条件で変化し、現場に合った方法で見出すしかないだろう。(こうしたこともマスターのノウハウとなる。)
予め、豆極少量の熱湯でまんべんなく蒸らすが、その時、下に雫が落ちるか落ちない程度にとどめておく、数十秒後、静かにお湯を注ぎ抽出を開始する。(「の」の字型の抽出とか、中央からの抽出とかマスターにより、様々なやり方があるが、いずれもドリップ中に、豆の粉を攪拌しないように静かに抽出することがコツのようだ。実験では乱暴に立てるとエグミみが増えた。)

コーヒーを淹れるときの温度は、好みによって違うが、えぐみをなくし、香りを引き立たせるには85℃から90℃余りがよかったように記憶しているが定かでない。
温度が高い場合や、抽出時間が長くなると、不要なとえぐみが出る。
85℃程度で飲むと、ぬるく感じおいしくない。
呑むときの温度も味に関係しているようだ。
こうした関係で、コーヒータンクの保温温度も研究した。
コーヒーを高温で保温すると、コーヒーは酸化し急速に劣化するが、特殊な処理を施したタンクに保存したり、空気に触れさせなければ酸化は抑制される。
それ以外に、先に述べた蒸らしのタイミングや、シャワーリング(手だてではケトルからの湯の注ぎで、これが職人芸となる。)も重要な要素である。

ファストフードで、デカンタで30分余り置かれたと思われるコーヒーを飲まされることは多い。
安いので、仕方なく飲んでいるが、コーヒーの香りが飛び、えぐみが立っていて非常にまずい。

話を元に戻すが、大急ぎでみんぱくに向かい、千里中央のファストフードで、軽食をとった後みんぱくに向かったが、なんと万博公園ゲートでは短い時間入場制限があって焦った。
ワークショップの前に、鼎談があり10分程遅れて参加した。
門脇祐希氏(山形県鶴岡市の自家焙煎咖啡専門店「コフィア」店主)のお話を聞く形であったが、満員だった。
その後ワークショップで、門脇祐希氏の淹れたコーヒーを飲むことが出来た。
素直な味だったが香りはそれほどなかった。
門脇氏は、自家焙煎咖啡専門店の伝説的存在である「もか」の店主の標交紀のもとで11年間修行したという。(「標のコーヒー焙煎機と咖啡ノートを受け継ぎ、現在現役で活躍する唯一の弟子である。」とみんぱく資料に解説されている。)

みんぱくの帰り地下鉄の一駅前で下車し、約2.5km余りを歩いて帰った。
自宅の前に着くと、自転車がない。
即、昼前に慌てて自転車に乗って地下鉄の駅に向かったことを思い出した。
疲れたので、自宅に入り、軽く牛乳等を飲んでから、歩いて地下鉄の駅に向かった。
夜9時過ぎ、駐輪場にポツンと自分の自転車があった。
帰宅後慌ただしく、調理、夕食といつもより多少遅い時間から日常が戻った。
多少、疲れた一日だった。



思い出・私的生活住環境(このブログは左記リンクのカテゴリー別「思い出・私的生活住環境」ホルダーに収納しています。)(自分のメモとして)
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昨日記171008日(プチ断食 昨日記追記 USBコード購入)

2017年10月10日 12時49分03秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低  28.4  19.0  晴
この日は2週間に1回のプチ断食を実施した。
午後6時までの断食を設定しているが、食べられないと意識すると空腹感が強くなる。
プチ断食を始めた頃は、終日空腹感はほとんど無かったが、回を重ねるにつれ空腹感が出始め、なんとなくプチ断食が苦痛になってきた。
それだけ体が、自然になったものと喜んでいる。

午後から、昨日に続き昨日記171003をもう一度読み直し、新自由主義に関することを追記した。
新自由主義のことを書きながら、関連して21世紀の資本のことも関連付けて考えていたが、長くなるのでやめた。

21世紀の資本については、帰納的に分析していて、非常に合理的で資産の流れを正確に説明している。
働くものと資産家の格差を少なくする工夫は、税制による富の再配分というのも、一つの方法である。
こうしたことは、政治で解決できる。
それ以外、日本では大企業と中小企業の格差問題もあり、理不尽な問題であろう。
これも政治の力で、格差を解消できる可能性がある。
そうしたことをできるのは、リベラル系政党しかないと考えている。

夜になって、先日購入したスキャナのUSBコードが短いので長いものを買うため梅田の家電量販店に行った。
スキャナの購入ポイントをそのままにしておいたので、そのポイントを使いUSBコードを購入した。
その帰りに梅田のファストフードによって本を読んだ。
寝る前たまたまTVを付けると、ノーベル文学賞に決まったカズオイシグロによる白熱教室が、放送されていた。
非常に深い考えがちりばめられた興味深い内容だった。


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昨日記171007土(「昨日記171003」追記 西天満)

2017年10月09日 11時26分06秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低  23.5  17.9  雨後曇
午前中、予定日報表の表示方法やカテゴリーの区分を少し変更した。
変更箇所が多く、時間がかかった。
午後になって、「昨日記171003」を読み返し、自分の政治的立場について大幅に加筆した。
今日(20171009)も、「21世紀の資本」に関して加筆した。

午後から、いつものように西天満に行き現代系の画廊を見て回った。
帰宅後にはジムに行き、筋トレを行った。


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昨日記171006金(歯科治療 副食作り)

2017年10月08日 15時55分13秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
朝の11時半から予約していた歯科治療に行った。
いつものように、局部麻酔をかけ右上永久歯の処置をした。
前回も処置をおこなった歯だ。
どうやら同じ歯の数本の歯根治療を行ったようだ。
治療は1時間ほどだった。
先生は、2日分の治療を行ったと言っていた。
歯科医院の帰りに2軒のスーパーに寄って、食材を購入した。

この日は歯科治療を行ったのと、多少昨日の疲れらしいものを感じたので、ジムに行かなかった。
その代わり、副食作りを行った。
時間的に見ると副食作りに時間が足らなくて、他の原因が無くてもジムに行く時間的余裕は無かった。
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昨日記171005木(巨峰収穫 同窓会会場確認 スキャナ ジム)

2017年10月08日 14時58分43秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
最高/最低  24.3  15.4  曇
裏庭の巨峰が駐車場側の塀の外にはみ出して大きな房をいくつも付けていた。
その巨峰が黒くなってきたのが、以前から気になっていた。
そろそろ収穫時と思い、朝の車がいないときに脚立を立てて、塀の外にはみ出した巨峰を数房摘んだ。
収穫した巨峰をボウルに入れ、一粒ずつハサミで切り落とす作業をした。
切り離した黒い巨峰の粒を、ボウルに入れ散水用のホースを使い横拡散のジェット水流を当てて水を回転させ渦を作りボウル内の巨峰の粒を洗浄した。
その後大型の丼鉢に移したら、丼鉢が一杯になった。
50粒以上はありそうだが、数日かかってもとても一人では食べきれなさそうだ。
それに、ブドウを大量に食べるといつも歯の知覚過敏(主に治療した跡の部位)になるので、大量に食べるのは控えている。(原因不明だが=虫歯や歯周病ではなさそう ビタミン類かクエン酸か何が影響しているのか分からないが、ブドウ摂取を止めⅠ-2週間もすると知覚過敏は消える。)
へいや屋根の上には、まだいくつもの房が残っている。
そもそも、6月18日と7月25日にほとんどの、デラウエアと巨峰の未成熟の房を大量に摘み取った。
このときの量は45リッターのゴミ袋5袋以上で驚くほどの量があった。
今回収穫したのは、その残りであるがそれでも、巨峰は10房以上ありそうだ。
我が家の、デラウエアと巨峰は地面に根を下ろしているので、生育が非常によい。

午後から、以前予約した同窓会の会場を確認しに行き、料理も予約した。
その後梅田の家電販店に行き、以前から下調べしていたスキャナーを現地で比較し、購入した。
最近、歯科治療やスキャナの購入等で、蓄えを大きく減らしている。
更に、今後も続く歯科治療や同窓会の会費や展覧会やコンサートに行く予定をしているので、今まで必死に倹約して生み出した6万円以上の出費を覚悟せねばならず、再び倹約を徹底しなければと思っている。
とにかく月に10万の年金の中から家賃や水道光熱費や通信費を差し引くと、食費及び余剰資金は限られるので、何があっても自炊を怠ると、多分余剰資金は無くなり、赤字に転落するだろう。
家電量販店の帰りに、近くのファストフードで一休みし本を読んだ。
このファストフードで、今まで一度も行ったことのない席に行ったが、落ち着いた雰囲気で本を読めた。
帰宅後、ジムに行った。
我れながら、よく動き回った一日と思った。
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昨日記171004水(ジム・ランニング)

2017年10月07日 15時12分51秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低  23.5  16.3  晴一時曇
この日は、午前中SNSを見て過ごした。
特に新しくできた立憲民主党の動きが気になってSNSでその動きを見ていた。
ツイッターのアクセスが注目されていたので、私もこの日にフォロワーになりリツイートした。
夕方にはツイッターのフォロワーが10万人を超えた。

夜になってジムに行ってランニングを行った。
1週間近く走っていなかったので、大変しんどいランニングになった。
体調を見て、多少軽めに走ったが、それでも厳しい走りだった。
帰宅後も多少疲労感があった。

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昨日記171003火(立憲民主党届け出 副食作り 自分の政治的立ち位置と新自由主義)追

2017年10月07日 12時40分46秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低  26.8  19.2  曇後時々晴
この日立憲民主党の届けが提出され、正式に発足したという報道があった。
この時点では、立候補予定者の参加者は、せいぜい多くて数十人の規模というのが専門家の見方で、少しがっかりした。(10月7日現在では、ツイッターのフォロワー数が急速に伸び、関心の高さでかなり注目を浴び、更に公認候補が62名と発表され、改めて注目されている。)
私も、先日フォロワーになり、積極的にリツイートしている。
今までリツイートは、受け取る側からすると、目障りになることも多いので、余程同感したり感動する以外は、リツイートしなかった。
しかし、今回は新しくできた政党で、私の政治的志向性と合っているので、積極的に応援することにし、何度もリツイートしている。

読者で反立憲民主党の方は不快かもしれませんが、寛容の精神でお許しください。
そもそも各人政治傾向や宗教や音楽美術食べ物の好みや嗜好性はすべて違っているので、差異を強調し自分の主張だけが正しいと言えば、多分グループさえ作ることは難しくなるであろう。
現代では、御互い多様性を認め合い、忍耐や許容(恕)は必要であろう。

私の場合、ツイッターに関しては、政治家に関しては、自民党から共産党までフォローしている。
異なった意見も聞き知っておくべきだと思っている。
時に、知らなかった事実を提示され、考え方や主張が大きく変化する場合も、何度か経験している。
これは変節ではなく、事実に基づいて、合理的な判断に修正したということだ。

私自身は、現在基本的にリベラル系だが、国際政治情勢を見れば、安全保障条約は必要と考えている。
しかし、地位協定は、対等になるよう変更すべきだし、沖縄の基地はもっと少なくすべきだと思っている。
防衛問題については、まず外交力を強化し平和的近隣諸国との環境を整備しつつ、同時に、自衛力は周辺の国際情勢により、適切に防衛できるだけの通常兵力による自衛力(非核)は確保しておく必要がある。(特にミサイル迎撃能力や防空能力は重要)

憲法は、今のところ現状のままで問題ないと思う。
どうしても現状と矛盾が生じる場合や、必要性がある事態が発生すれば、変更すべきだと考えている。
政治は常に流動的と考えているし、歴史を見ても様々な要因で政治はダイナミックに動いているので、硬直化した考えや原理主義は、危険であると考えているが、基本的人権や平和主義や国民主権といった原則は、外してはならないと考えている。(平和主義と自衛権は全く矛盾しない。)
私は、保守も革新も排除しないし、多様な意見があってよいと思っているし、今後様々なことを学ぶにつれて変化する事もあるかもしれないが、今の立場は中道リベラルと考えている。(詳細な定義についてはいろいろ議論があるだろうが。・・)

新自由主義には反対である。
維新や希望の党や自民党は新自由主義的傾向が強いと考えている。
改革にも、いろんな方向性が考えられるが、彼らの言う改革は、新自由主義的改革だ。
こうした人達がよく言うトリクルダウン(お金持ち<積み重ねたワイングラスの頂上>がもうければ、そのおこぼれが下<下のワイングラス>に落ち、そのうち下のワイグラスもいっぱいになり豊かになる、という理論は、ピケティ氏が証明した大量の歴史的データからの帰納的に導き出された結論は、誤りだと分かった。
即ち、資産家や資本家には、いくら努力しても、働く者は資産家の所得に近づけないのだ。(豊かになれない)
持てる者は、より豊かになるようになっていることが、想像でなく現実からの数学的結論として証明されたのだ。
それを解消するには、税によって富の再配分をすることが考えられるという。
又、お金を貯めて、自分で資産や資本を持つことも一つの方法だろう。

新自由主義(ニューリベラル)は、自由主義が行き過ぎたもので、グローバリズムや市場原理に任せる市場原理主義であり、規制を無くし競争中心の社会で、社会福祉も縮小し、公共サービスはできる限り民間に移す小さな政府や自治体となり、自己責任が強調される。(その分税金は安くなる。)
そのため、強い企業はどんどん大きくなり、弱い企業は潰される。(小さな商店や伝統工芸のような産業はある程度政府の保護政策が無ければ、すぐにつぶれる。)
政治的には、小さな政府を目指し、政府の介入を少なくし、公営サービスは民間に移し、福祉は縮小し、労働者保護を止める。
新自由主義的政策の問題点に関して言えば、例えば健康保険については、日本では政府か健康保険を管理し、皆保険で国民全員が加入し低所得者でも医療を受けることを保証されているが、アメリカでは、オバマケア以前は、政府は関与せず、民間の保険に加入することになっていて、所得の低い人は高額の医療保険に入れず、治療が受けられないという報道がされている。
又、新自由主義の立場からすれば、最低賃金制度は無い方がいいので、新自由主義経済では労働者の賃金は低くなる。(企業は、外国からの出稼ぎ労働者や研修生を安く雇える。)
新自由主義経済では極端なことを言えば、強いものは更に強なる世界になり、格差が拡大し、一握りの大金持ちがいて他は貧乏という事にもなりかねない。

こうした考えに近い人たちが力を持つと、例えばアメリカでは、弱者や低所得者の人達のために福祉に税金を使われるのは反対だと、大都市にいた金持ちだけ集まって、その近くに自治体を作り、金持ちだけの自治体を運営し、その自治体には弱者や低所得者は、住めないようにした。
そのため、近隣の大都市は税収が減り、福祉予算に影響が出て弱者や低所得者の保護や各種住民サービスに大きな影響が出ているという。
アメリカでは、自己中心の・・ファーストといった動きが広まっている。(トランプ大統領の政策も同じ傾向である。)
こんな、困っている人がいても、自分たちさえよければいいという発想や差別は許してはならないと思っている。
全て平等も問題あると思うが、困っている人や差別がなければ自由競争は問題ないと考えている。

新自由主義の対極は、社会主義や共産主義で、すべて政府か管理しようとする。
過去の社会主義や共産主義には競争は無く、自由もないので、多くの社会主義国は崩壊した。

もう一つ、新自由主義と関連していうと、学術的思想的考えとして、トマ・ピケティ氏の『21世紀の資本』に強く影響を受けた。(本はまだ日本語の原本<高くて買えなかった。>は読んでいないが、解説の本は読んだし、ピケティ氏のTVでの白熱講座も全て視聴した。
その後の、ピケティ氏の種々の提言にも共感することが多い。
彼の分析から科学的に富の分配の問題があぶりだされた。
資産を持っている人は、必要以上に全く汗を流さなくても(例えば、企画や経営をしたり考えたりしなくても、遊んでいても自動的に土地建物の賃貸料金や、株の配当金が入ってくる。)富を自動的に集める構造になっているのは不公平だ。
そもそも資本主義や商業体系は人間が決めたもので、自然の摂理でもなんでもなく、人間の意思で変更できるのだ。(事実国により税制は違うし、資本や資産の所有形態も違う。)
そのための税制(累進課税や相続税も人が決めることである。)は重要だ。
汗を流す人(経営者も含む)が、それに見合った報酬や待遇与えられるべきであり、その格差も適正な範囲に収めるべきだと思っている。(経営者役員に対する高すぎる報酬<数億単位>は、問題だ。)
経済の活性化には、競争原理とそれに伴う許容できる格差は必要だが、行きすぎた歯止めのない新自由主義には反対する。

この問題に関連して言えることは、過去にはマルクス主義の影響も受けたし、彼の理論は当たっているところも多いし、後世の思想に大きな影響を与えていて、当然私の考えの中にもその片鱗は残っているが、私は、マルクス主義者ではない。
リベラル系政党には、ピケティ氏の研究成果を活かした政策を進めてほしいと思う。
それと関連して、人口減少問題も重要で、経済問題と直結している。
人口減少問題は、少子高齢化化対策といった小手先・個別の対策でなく、経済や福祉・子育てや労働問題・性差や格差問題を含む総合対策が必要で、大きな有機的政策体系が必要と思う。

過去の歴史を振り返ってみても、近現代の歴史から学べることは、平和主義を最優先し、その環境のもとに伝統的繊細な芸術的感性や知恵と工夫で最先端の科学技術や文化に磨きをかけ、内需と貿易立国で経済を活性化を維持することが必要と考えられる。
そのためには、目先のことだけでなく、長期的な教育投資に資源を振り向けることは重要だろう。


さて、日記としては、昼前に予約していた歯科治療に行った。
奥歯の治療で、麻酔をかけ30分余り歯根治療を行った。
午後からは、副食作りで終日時間を取られた。
月10万円で、長屋住まいする者にとって、時間をお金で買うことが出来ないのでとにかく自炊関連の家事は不可欠だ。
いくら時間を取られても、それ以外に生きる道はない。
ただ最近ご飯と缶詰と野菜ジュースで、時間短縮することを思いつき、時間のない時には、時折実践している。準備や片付を含めると、1-2時間省略できそうだし、弁当代わりにもなり、外出して図書館やみんぱくのロビーで食べることも可能だ。
この方式を、一度試してみたい。

この日は、歯科治療で局部麻酔もかけたので、歯科医は何も言っていないが、副食製造にも時間を取られ、ジムに行かなかった。

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昨日記171002月(ブログ加筆 録音データ保存 立憲民主党結党会見) 

2017年10月06日 17時47分01秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低  22.5  20.5  雨
午前中「昨日記170929金(アートエリアB1動物の心を読む 科学と心と価値観)追」を読み直し更に大幅に加筆した。

午後になって、ラジオ番組を録音しているSDカードを、2Tのハードディスクにコピーする作業を行った。
大量の録音データがあり、保存されたラベリングや仕訳のされていないフォルダーの作成仕訳やファイルの名前付けと仕訳が大変だ。
この日の夕方、枝野氏の会見があり、「立憲民主党」の結党の記者会見があり、そういううわさは報道されていたが、現実になって驚いた。
政治的には、中道リベラル系と自分で思っているので、このライブ報道に小躍りし、それまでの心のもやもやが吹き飛んだ。
しかし出来たばかりの政党は、枝野氏が個人で立ち上げ、単独会見でこの指たかれ方式で、志ある「希望の党」に合流しない民進党議員や、立候補予定者を集めようとしているように見えた。
現状は、吹けば飛ぶような弱小政党で今後の展開は、全く見通せないが、少なくとも自民・公明と希望の党の保守対保守の対立選挙報道が中心で、リベラルが全くかすみ、ほぼ消え去るのではないかと心配したのだが、これでリベラルが大きく結集するのではないかと思い、とにかく無性にうれしかった。
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昨日記171001日(民進党合流とリベラルの動きが気になった一日。)

2017年10月05日 13時18分53秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低  26.8  16.1   曇
この日は、終日食事関連の家事(主に副食作り)と、TVの情報番組による大激動の政治状況チェックに追われた。

情報番組や、新聞報道では、枝野氏による新党立ち上げの可能性もあるとの報道もあったが、組織的な動きや連携は報道されておらず、「希望の党」によるリベラル切りが実施される可能性が高く、日本全体が政治的に保守一色になりそうで、何となくもやもやした鬱積した停滞感が私の中にあった。
というのは、小池新党は小池氏の私党に近く、都や都議会の運営を見てもワンマンであり、独裁に近い。
希望の党設立についても、直前まで若狭氏や細野氏が知らなかったらしい。
こうした事実を見ても、いかにワンマンかわかるし、いわゆる町工場のワンマン社長のタイプだ。
更に思想的には、近年(5-6年前から今まで)の言動から見ても鷹派的だ。

そんな小池氏の希望の党に民進党が呑み込まれ、リベラル系の人達が極少数派になり結局左派は共産党中心の少数リベラルになるのは、いかがなものかと思った。
共産党は、少なくとも共産主義を価値観の中心に据えていて、多様性を認めていないことは、旧共産諸国や中国を見ればわかるので、リベラルとして連携することはあっても共闘はありえないだろう。
私は、反共主義ではないが、共産主義者でもないし、自衛隊は必要だと思うし、北朝鮮や中国やロシアに対し、対抗できるだけの通常兵力は、必要と思っている。

しかし、武力以前に紛争に発展せぬよう最大限の外交的対話も同時に進める必要があることは言うまでもないが、領土問題は話し合いでは解決しないのが一般的である。
小さな島の領有権争いなら、大事に至らないが、北朝鮮のような国全体が攻撃的になる可能性もあるし、中国の様に、自分の領土と称する場所は、武力を使っても開放するという国もあるので、相手に対応できる通常兵器の武力は保持する必要があるだろう。

外交と武力の関係は、時々刻々動くので現実的判断に任せるしかないが、防衛力は、最低限相手に対応できるものを持つ必要があるし、日米安保条約は必要で、安保抜きには日本の防衛は考えられない。
そうでなければ、常に武力で脅され圧倒される可能性がある。(ウクライナやバルト3国の状態を見れば明らかだ。)
しかし、安保法制問題については、別である。
アメリカのお供で、地球の裏側まで出動することは、憲法違反に違いない。
そうした意味でも、旧民進党の主張を支持したい。

そういう主張をしていた民進党が、希望の党に飲み込まれることに強い不満を感じ、同時にリベラル勢力の力が割かれることに対して、心の中はもやもやしていた。
しかも希望の党は、安保法制を認める立場で、民進党と逆の立場だ。
そんな党に、よくぞ合流することを決めたと思う。
以上のようなことを含め、希望の党や民進党の今後やリベラルの在り方の成行きに、終日気をもんでいた。

追 10月2日に枝野氏が「立憲民主党」結党の記者会見を行い、3日に届けが提出され「立憲民主党」が活動を始めた。


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昨日記170930土(立憲民主党設立前の状況関連ブログを自選ブログへ )

2017年10月04日 16時02分44秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低  27.2  18.4   薄曇後晴
午前中みんぱくからの案内が来ていたので予定を組み直しスマホに様々なリマインドを入れた。
9月29日に投稿した、民進党の解党と希望の党の動きに関連した立憲民主党設立前の状況の激動の政治状況を書いたブログ(2017年9月29日投稿ブログ<国内政治激動の2017年9月解散前後の私的反応記録>を一部修正した。)を自選ブログに入れた。(本日10月2日最終的に、立憲民主党が枝野氏により作られ、与党と希望の党・維新グループと立憲民主党・共産党・社民党グループの三つ巴の選挙戦となった。)・

その後食事の準備をして、電子レンジで加熱にして、3軒のスーパーに買い物に出かけた。
帰宅後遅い昼食をとった。

土曜日の午後は、いつも通り西天満へ出かけ、現代系画廊を見て回った。
夜になって、ジムに行き筋トレを行った。
筋トレは4日ぶりで多少記録が落ちた。
最近は歯科医に行ったときは、麻酔を使った時は運動を控えてたりしていて、ジムに行く回数が減った。
そのためか、体の動きが重くなった。
老化の為かもしれない。


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