今朝の食事は、沖縄そば。
朝から沖縄そば?とちょこっと思ったが・・・
まぁ、亭主が用意した朝食なので、そんなことは顔に出さない。
それに我が家の子供たちはみんな、沖縄そばが大好きである。
でも一番、沖縄そばが好物なのは亭主。
献立を決めるのは亭主だし、少なくとも週に1回は沖縄そばが食卓に出る。
今朝の沖縄そばには、卵の薄焼きと、ソーセージが乗っていた。
末っ子(仮称ルル、2歳5ヶ月の男)が、そのソーセージを見るなり、私にくれようとした。
・・・ルルは、ソーセージが嫌いなのだ。
子供って、食べ物の好き嫌いがあるのが普通なんじゃないかと思う。
少なくとも我が家の3人は全員、何らかの好き嫌いがある。
毎日ひもじい思いをしている訳でもないから、好きなものばかり食べたがる。
親が食べさせたい、と思うものに限って、食べなかったりして。
まぁ、嫌いな食べ物を好きになれ、というつもりはない。
嫌いでも、我慢して食べられるようになって欲しいのだ。
ルルの器に乗っていた2本のソーセージのうち、1本は受け取った。
食べようとしたら、ララ(仮称、6歳の長女)が「ソーセージ食べたい!」と言う。
ララはソーセージが大好きなので、あげた。
さて。
ルルのもう1本のソーセージをどうしよう。
・・・2歳児向け、泣き落とし戦術をとることにした。
といっても泣くのは私ではない。
「ソーセージさん」である。
箸で持ったソーセージをぶるぶると震えさせる。
「ほら、ルル、見て!ソーセージさんが泣いてるよ!
『わたしだけ、食べてもらえないのかなぁ』って泣いてるよ~!
『ルルに食べてもらいたいのに、食べてもらってルルの元気のもとになりたいのに。
おそばさんや、卵さんはルルに食べてもらってるのに。
わたしだけ、食べてもらえなくて、悲しい』ってソーセージさんが泣いてる!」
ルルはソーセージに目をとめた。
震えているソーセージを見て、大きく口を開ける。
口にソーセージを入れてすかさず「あっ、ソーセージさんが泣きやんだ!」と声をかける。
「『ルルに食べてもらえて嬉しい』ってよ!」
ルルは得意げな顔で口をモグモグさせている。
「ソーセージさん、嬉しそう?喜んでる感じする?」
口いっぱいにソーセージをほおばったルルがうなずく。
噛み砕いて飲み込み「ソーセージさん、たべたよ!うれしいってよ!」と叫ぶ。
「そっかぁ。良かったね、ルル。ソーセージさん食べてあげたんだね。」
「ソーセージさん!もう、ないてないよ!」
2歳児の好き嫌い(偏食)なんて、この程度のものである。
本気で嫌いなのではなく「なんとなく」「食わず嫌い」なのだ。
しかし、こういう擬人化が通用するのは、まぁ、3歳くらいまでかな。
朝から沖縄そば?とちょこっと思ったが・・・
まぁ、亭主が用意した朝食なので、そんなことは顔に出さない。
それに我が家の子供たちはみんな、沖縄そばが大好きである。
でも一番、沖縄そばが好物なのは亭主。
献立を決めるのは亭主だし、少なくとも週に1回は沖縄そばが食卓に出る。
今朝の沖縄そばには、卵の薄焼きと、ソーセージが乗っていた。
末っ子(仮称ルル、2歳5ヶ月の男)が、そのソーセージを見るなり、私にくれようとした。
・・・ルルは、ソーセージが嫌いなのだ。
子供って、食べ物の好き嫌いがあるのが普通なんじゃないかと思う。
少なくとも我が家の3人は全員、何らかの好き嫌いがある。
毎日ひもじい思いをしている訳でもないから、好きなものばかり食べたがる。
親が食べさせたい、と思うものに限って、食べなかったりして。
まぁ、嫌いな食べ物を好きになれ、というつもりはない。
嫌いでも、我慢して食べられるようになって欲しいのだ。
ルルの器に乗っていた2本のソーセージのうち、1本は受け取った。
食べようとしたら、ララ(仮称、6歳の長女)が「ソーセージ食べたい!」と言う。
ララはソーセージが大好きなので、あげた。
さて。
ルルのもう1本のソーセージをどうしよう。
・・・2歳児向け、泣き落とし戦術をとることにした。
といっても泣くのは私ではない。
「ソーセージさん」である。
箸で持ったソーセージをぶるぶると震えさせる。
「ほら、ルル、見て!ソーセージさんが泣いてるよ!
『わたしだけ、食べてもらえないのかなぁ』って泣いてるよ~!
『ルルに食べてもらいたいのに、食べてもらってルルの元気のもとになりたいのに。
おそばさんや、卵さんはルルに食べてもらってるのに。
わたしだけ、食べてもらえなくて、悲しい』ってソーセージさんが泣いてる!」
ルルはソーセージに目をとめた。
震えているソーセージを見て、大きく口を開ける。
口にソーセージを入れてすかさず「あっ、ソーセージさんが泣きやんだ!」と声をかける。
「『ルルに食べてもらえて嬉しい』ってよ!」
ルルは得意げな顔で口をモグモグさせている。
「ソーセージさん、嬉しそう?喜んでる感じする?」
口いっぱいにソーセージをほおばったルルがうなずく。
噛み砕いて飲み込み「ソーセージさん、たべたよ!うれしいってよ!」と叫ぶ。
「そっかぁ。良かったね、ルル。ソーセージさん食べてあげたんだね。」
「ソーセージさん!もう、ないてないよ!」
2歳児の好き嫌い(偏食)なんて、この程度のものである。
本気で嫌いなのではなく「なんとなく」「食わず嫌い」なのだ。
しかし、こういう擬人化が通用するのは、まぁ、3歳くらいまでかな。