落ち着く香り？

一昨日のことなんですけれどね。
朝の散歩に出てちょっと歩いたら、近所のお宅にセールスマンらしき人が来ていてドアが開いたんですよ。
そしたら、そこんちのジャックラッセルテリアがすごい勢いで飛び出して来ましてね。
あいにく門のないお家で、ちょうど通りかかったニコニヤに向かって一直線に走ってきました。


「ビックリしたわよ、もーっ！」

攻撃したいわけではなくて、ただ興奮していただけみたいで、噛み付いたりする様子はなかったんですが
ニコはそんな風に近づいてこられたらブチ切れる性分だし、怪我させてしまってもいけないので
とりあえずはニコを抑えて、ジャックラッセル君とニヤの間に自分の脚でバリケードを作って防御。
ちょっとワチャワチャしたけれど、裸足で飛び出してきた飼い主さんが無事にジャックラッセル君を捕獲しました。

すごく謝られたけど「誰も怪我もしなくてよかったね～。」と、散歩を続行。
歩き出そうとしたら、ニヤがトトトッとニコのお尻に近づいて思いっきりスンスンしてました。
あら？ニコのお尻で気持ちの立て直し？


「スンスンスン」

で、昨日の散歩の時のこと。
ニヤはスピードの出るものが苦手で、速く走る自動車を嫌がります（自分が乗るのもすれ違うのも）
普段は住宅街の中を歩くので、スピードを出して走る車とすれ違うこともないのですが
ちょっと違うコースを歩こうと、大きめの道路を渡るために信号待ちをしていた時に
大きなトラックが私たちの前を通り過ぎました。
ニヤは車道から一番離れたところでトラックから十分に距離があったんですが、超ビビリまくり。


「だって大きいし速いし、ビックリしたんだもん！」

この時も、その直後にすかさずニコに近づいてお尻スンスン。


「早く嗅がなきゃ！スンスンスンスン。」

ニヤがニコのお尻スンスンするのって、気持ちを落ち着けるためでもあったの！？
何それ？なにか変則的な姉妹愛？


「んー。愛って言うか、一番慣れ親しんだ匂いだから安心って言うか。」

ニコは知ってた？ニヤがニコのお尻かぐと安心するらしいって。

「匂いで安心してるって言うより、ニコのお尻かいで威張ったつもりになってるんじゃない？」

あ、それもあるかも。「ちょっとニコちゃんお尻かがせなさいよ。」って高飛車に照れ隠しとか。
本当のところはどうなんでしょうね。聞いてみたいな。



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