「また、よそ様のビデオなんだけどね、今日のはちょっと長いんだって。」
うん。今これを書いている時点で日本では日曜の夕方だから、のんびり観ていただくのも良いかなあって。
9分ちょっとのビデオで、しかも犬じゃないんですけどね。
主役は子コヨーテ(言いにくい 笑)
フロリダの動物園で育てられている子供コヨーテたちで、メイシーちゃんという子がビデオの主役です。
フロリダではコヨーテは家畜を襲ったりもするらしいのですが(カリフォルニアのコヨーテより大きいのかな?←不明)
そんなことをすれば当然のように撃たれます。
多分そういう何かがあって母コヨーテを失ったらしい子供コヨーテたち、
保護されて、このDade City's Wild Thingsという動物園に連れてこられました。
この動物園は保護団体というわけではないようですが、一部そういう保護した野生動物の飼育もしているようですね。
4匹のコヨーテ兄弟の中でメイシーちゃんはひときわ小柄で、兄弟たちの取っ組み合いではやられてばかり。
自信喪失気味でいつもビクビクしていました。
そこで飼育スタッフが考えたアイデアは、ボブキャットの子猫をメイシーを遊ばせることでした。
同じくらいの月齢でやんちゃ盛り、体格がメイシーよりもやや小さいボブキャットは格好の遊び相手になりました。
本来なら一緒に過ごすはずのないコヨーテとボブキャットですが、子供同士というのは種を簡単に越えてしまいます。
ボブキャットと遊ぶことで自信をつけたメイシーは、兄弟たちといてもオドオドすることもなくなり
対等に遊ぶことができるようにもなりました。
......と、そんなことがビデオの中で解説されておりますが、何はともあれ可愛いのでご覧ください。
ボブキャットと遊んでいるメイシーは生後約4ヶ月だそうです。
同じくらいの子犬と比べると顔がほっそりして、もうコヨーテらしい風貌を見せ始めています。
でもビデオの最初の方で登場する保護直後のちっこい姿は子犬そのもの。
「おかーさん、ちっこいコヨーテの写真見てドキドキしたんだよ。」
だってさ、あんなのが道端でヨタヨタしてたら間違いなく「あ、子犬だ!保護しなきゃ!」って連れて帰っちゃうよ。
で、下手したらそのまんま家で飼い始めるかもしれないじゃない。
そうこうしてたら、段々「なんかコヨーテみたいな色になってきた。」「ってか、完全にコヨーテやんか!」
てな妄想が炸裂して、もう胸がドキドキしてきちゃいましたよ(笑)
そう言えば少し前に。道端で保護した子犬を育てていったらキツネに成長したというニュースを見たな。
そろそろリスの赤ちゃんが落ちていたらどうしようとドキドキする季節が来るのですが
子コヨーテさんも、くれぐれもお母さんからはぐれないようにしてほしいものです。
コヨーテ、散歩中に見かけると怖いし、側に来て欲しくはないんだけど、嫌いになれないんですよね。
きっと見た目が犬に似てるからだろうな。バカですね(笑)
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