SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

漢方の効果

2018-12-18 23:46:18 | 食餌・健康
「犬のココカラ」の新しい記事のお知らせです。


「またニコちゃんのことを書いたんだって」

このブログでも書いたことなんですが、ここは自分の家みたいなものなので
その時に思ったことをあんまり深く考えずに吐き出しているような部分があるのですが
もう少し落ち着いた状態で整理したことも書いておこうと思ったものです。
うちの犬が腎臓病に、今の気持ち、今できること

それから、グリーンドッグさんのフェイスブックでの紹介文にもあったように
ニコニヤが若かった頃、他の方の愛犬の闘病や看取りの経験をシェアしていただいて
教えられたり心の準備をさせてもらったことを、順送りしたいという思いもありました。


「ニコ、そんなにすごい経験してないよ」

うん、多分ニコはそんなに意識してないと思うけど
この2ヶ月ほどのニコはなかなかダイナミックに変化しているよ。


このブログでもココカラの記事でもニコの腎臓のために『八味地黄丸』を摂っていると書いていますが
現在は八味地黄丸から、知柏地黄丸(ちばくじおうがん)に変えています。

これ。同じブランドの動物用漢方。

腎の症状には、六味地黄丸が処方されることが多いそうですが
六味地黄丸は「陰」を補う=体の熱を冷ます漢方です。
加齢とともに衰える精を補う働きもあります。
精は腎に蓄えられ、足腰や泌尿器、頭脳がしっかり働きます。
体の熱を冷ますというのは冷やすと言うより、潤すと言った方が近いようです。
つまり六味地黄丸は腎を労わるアンチエイジング漢方なんですね。

この六味地黄丸に体を温める桂皮と附子を加えたのが八味地黄丸。
同じく六味地黄丸にさらに熱を冷まし神経を落ち着ける知母と黄柏を加えたのが知柏地黄丸です。


「なぜか私も飲まされてるのよ」

ニコもニヤも白目の部分がうっすらとピンク色、つまり目が血走ってるんですよ。
舌や歯茎も赤いとまではいかないけれど、かなり濃いピンク色です。
そしてどちらも常に体温が高い!近づくとムンムンしているくらい(笑)

2匹とも皮膚が乾燥しやすく、尿もれの傾向があり、興奮し出したら止まらないという
典型的な「火」の犬です。

六味地黄丸は後ろ足がブルブル震えるなどの症状にも処方されるそうで
ニコもニヤも後ろ足ブルブルがちょっと気になっていたので

ニコに飲ませるのを知柏地黄丸にしたのを機に、ニヤにも始めてみました。
ニコは八味地黄丸を1ヶ月、知柏地黄丸を1ヶ月。
ニヤは知柏地黄丸を1ヶ月飲んだところですが、どちらも後ろ足ブルブルが無くなったんですよ!

2匹とも散歩の時のピョンピョン跳ねる動きが若い頃のように復活したし
試しにニヤの関節炎の痛み止めをやめて見たんですが、痛い様子は全然ないし
「あれ?もういらない?」とワクワクしています。

白目のピンクも薄くなって、キレイな目になっています。
興奮しやすいのは相変わらずだけど、これは気長に見ます。



「ニコがピョコピョコするとおかーさんが喜ぶんだよ」

あ、そうそう!尿もれもほとんど無くなりました。
腎臓の数値が悪かったせいで処方していただいた漢方薬ですが
思わぬ嬉しい副作用がいっぱいで、喜んでおります。



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コメント (6)
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